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小説でもかこうかなぁ

1 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/13 22:57
どんな小説がいい?

2 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/13 23:02
●ファンタジー
●サスペンス
●恋愛

どれがいい?

3 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/04/13 23:03
恋愛

4 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/13 23:04
じゃあ恋愛で。

●大人の恋
●子供の恋
●ロリ
●ショタ

どんなのがいい?

5 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/04/13 23:07
子供の淡く不器用な恋。
できれば悲劇の中でも希望がもてるやつ。

6 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/13 23:07
じゃそれで。
難しいなぁ。

7 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/13 23:23
4月の優しい風が街を通り抜ける。
空に桜、街に人。遠く、ビルの向こうに海が広がる。
短い春は終わりを告げ、そろそろ次の季節。少年は、遥か故郷に繋がる空を、白い部屋で見つめていた。
「早く荷物片付けないと、直に夜になるぞ」
「わかってる」
まだ慣れない街の匂いが、鼻をくすぐる。この街は、空が狭い。
重い身体を捻って、部屋の隅に積まれた段ボールへと目をやる。
その中の、一番小さな箱。無駄に何重も巻かれたガムテープを乱暴に引き千切り、蓋を開く。
文房具や、学校の教科書がきっちりと納まったその中から、一枚の写真を手に取り押し、ピンでまっさらな壁へと飾った。

空は青。コンクリートの黒に反射した陽の光が目を突いた。
まだ見ぬ新しい生活が、ここから始まる。
そんな予感を胸に、少年はまた空を見上げた。

8 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/13 23:24
何行くらい書けるのか。

誰かキャラの名前考えて。

9 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/04/13 23:27
素人か腐女子かのどっちかと思ったら結構まともやね

10 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/13 23:30
それはどうも

11 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/13 23:35
×手に取り押し、ピンで
○手に取り、押しピンで

9行目。

12 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/13 23:52
今日はとりあえず寝ることにする。
寝ながら話を考える。

13 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/04/14 00:43
(;゚∀゚)激しく漏れの境遇とかぶるのは引越しシーズンだからですか?

14 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/14 15:22
目映い太陽を右手で遮る。まだ通い慣れない通学路を、真直ぐに歩く少年の姿。
4月とは思えない陽気。夏服でもいいほどの気温に、未だ咲き誇る桜も泣いている。
「一つ目の角を右、次を左ですぐに右…あれ?」
左手に握られたメモ用紙と睨み合いながら、ぽつぽつと歩道を歩く。
辺りを見渡してみても、同年代の子供の姿など無い。普通ならこの時間帯、通学路は学校へ向かう生徒で賑わっていてもおかしくはないのだが。
だんだんと少年の顔が不安に染まり、歩くペースもそれに比例して落ちる。
進めど進めど、見たことのない景色。匂いも音も違うこの場所では、勘もろくに働かない。
「どこだよここ」
今何時くらいだろう?次第に焦りと苛立ちが少年を襲う。

父さんは、少し遅れて学校へ向かう、と言っていた。手続きの書類やら何やらが、未だに残っているらしい。
なんせ、ドタバタした引っ越し。準備の時間などろくに無かったに違い無い。
父さんが学校に着いて、自分がまだ着いていないことに気付くのに、どれくらいの時間がかかるだろうか。
…少なくとも、始業式には間に合わないだろう。

考えを頭で巡らせる度に、気分は落ち込む一方。八つ当たりとばかりに、少年はその手に握られた大雑把な地図を、クシャっと丸めて投げ捨てた。
そんなことで晴れるような気分では無かったが、それでも少しはスッとした。

…この地図が悪い。そういうことにしておこう。

15 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/14 15:29
書くペースが遅くてすまんこってす。
思い付いたら保守でもしといてください。

どんくらいでDAT逝きなんだろう?壁は。
前に立てたスレは一週間で落ちた癖に、その前に立てたスレはまだ残ってるし。

16 :老猿 ◆gG2PDturbo :04/04/14 18:17
レス数が10未満で10日放置で即死になっているようです。
それを越えた場合、鯖移転か数ヶ月に一度のスレ整理以外では
ほとんど落ちることはないようです。

たまに不思議な落ちかたをするスレもありますが...

17 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/15 21:44
アク禁されてました。

>>16
どうもです。とりあえず一日一回書けば落ちないでしょうか
一日一回…ねぇ

18 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/04/15 22:44
2、3ヶ月放置でも落ちないですよー

19 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/16 16:36
マジですか。
まあとりあえずは一日一回ペースで書き連ねていくのを目標にします。
飽きっぽいので、目標作らないと書けないっぽ。

20 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/16 20:03
紙屑に変わった父入魂の地図をしばし睨み付け、少年は今来た道を引き返そうと、爪先の方向を変えた。
すぐに歩き出そうとしたところで、ふと背後の気配に気がつき、再び振り返る。と、そこにいたのは、一匹の「犬」。
茶色の毛並みに垂れた耳。まだ子犬と言っていいくらいの大きさの犬が、いつの間にか少年の後ろにいた。
何をするわけでもなく、ただ少年の方をじっと見ている犬。思わずその瞳から目を離せなくなっていた少年。
そのまま、暫し時間が流れた。
「…なんだよ」
珍しいものでも見るような犬の瞳に、ふと忘れていた焦りと苛立ちを思い出した少年は、ムっと眉間に皺を寄せる。
見れば見る程、犬の顔が憎らしい物に見えて、それがまた彼を苛立たせた。
少年が目線を外すと、犬も同じように視線を外し、少年に尾を向けた。
そのまま立ち去るかと思うと、今度は先ほど少年が捨てた紙屑を銜えて彼の足下へ縋るように近付いてくる。
「拾ってくれたのか?」
別にいらないんだけど、と思いながらも、反射的に手を差し伸べる。

利口な犬じゃないか。よく見れば可愛い顔してるし。

さっきまでとは正反対の印象を犬に抱き、その顔に愛嬌すら覚えながら、手を犬の口に伸ばす。

21 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/16 20:24
だが少年の手があと少しで届く所までくると、犬はプイとそっぽを向き、地図を少年に渡すことなく歩き出した。

やっぱり嫌な犬だ。よく見れば憎らしい顔してるし。

犬にまで馬鹿にされたような気がして、少年の苛立ちは一層大きくなる。
胸に沸き上がる怒りに任せて、少年は犬を追い掛けて走り出す。犬もそれに合わせるように、足を速めて尚逃げる。
団地の隙間、脇の茂み、歩道橋。
所構わず走り回る犬を、ただただ追い掛ける少年。だが犬の逃げ足に人間が適うはずなどなく、どんなに追い掛けても追い付くことができない。
それがまた少年を苛つかせた。犬はと言うと、まるで少年をからかうかのように、走るペースを遅めたり速めたり。
もはや後のことなど、少年の頭の中にはない。今はただ、犬に追い付かないと気が済まない。
肩で息をしながら追い掛ける少年、逃げる犬。どこまでも追いかけっこを続け、街を一周、もう一周。

気がつくと、景色はがらりと変わっていた。
そこは狭い空の下に広がる都会の町並みではなく、木々の生い茂る森の中。
「はぁ、はぁ…、…どこだよここ…」
我に返ったように辺りを見回すも、当然ここがどこなのかなんて少年は知る由もない。
この街に、少年の知る場所などどこにもないのだから。
「とりあえず、坂道昇って来たんだから…山か?」
周りを木に囲まれ、人工物などひとつもないことから、森であるには違いない。
だが、都会に森などあるものだろうか。

22 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/04/17 00:47
面白いね、これ
タイトルは?

23 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/17 19:52
>>22
それはどうも。拙い文章ですが楽しんでいただけたなら幸い。
タイトル考えてない。犬が出て来たから「少年と犬」なんてどうかなぁ。

A boy and his dog.
元ネタわかる人いるのかなぁ。

24 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/20 07:30
やばい、飽きてた

25 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/04/21 02:28
マジカヨ!!!

26 :某彼:04/04/21 07:25
がんばって下さい。
続き 楽しみにしてます。

27 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/21 12:26
ありがとうございます。頑張ります。
でもとりあえず、自サイトの引っ越し終わってからでいいですか。

28 :某彼:04/04/21 19:19
それは おつかれさまです。
ちょうど 気になるシーンだったので。
ひとつ伺いたいのですが、あなたは筋立てて小説を書いているのですか?
この続きはもう、考えておいでですか?

29 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/22 11:46
普段はちゃんと伏線だとか考えて書いてますが、これに関してはなんにも考えて無いです
「あれやりたい」「こういうふうになったらいいな」などと言いながら書いてます。

30 :某彼:04/04/22 17:40
普段から書いてるってことは 何作か完結させているものもあるんですか?
あったら、いつか見てみたいですね。

31 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/04/22 17:44
nu

32 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/23 02:55
>>30
完結してませんね。頭の中には最終回まで詰め込まれているのですが、
書いてる内に欲が出てしまい、あれやこれやと言う内に延び延び…

他の小説はサイトにあるので、頑張って探して下さい。

>>31
ガッ?

33 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/04/27 22:35
早く完結汁

34 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/28 00:40
もう完結かよ!
今暇だし、ちょっとだけ書いてみよう

35 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/28 00:40
ぎゃー、ゴキブリ

36 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/28 00:50
そういえば、部屋の窓から小さな山が見えた。小学校の裏側、漫画でよくある裏山…と言う所か。
気がつけばそんなところまで来ていたのだ。
「てことは、学校が近いのかな」
そう零した瞬間、辺りに響く鐘の音。紛れもない、学校のチャイムの音だ。
前の学校とは音色が違う。とは言え、その音色はチャイムに他ならない。
「…なんて考えてる場合じゃなさそうな予感…」
チャイムが鳴った、ということは、授業が始まったということ。
今日は始業式なのだから授業はない。つまり、始業式が始まった、ということではないか。
転校生の身でありながら、早々に遅刻なんて洒落にならない。こうなったのは誰のせいだ?
父に絵心がないせいだ。道がややこしいこの街のせいだ。
何より、あの生意気な犬のせいだ!

怒りのぶつけ所を探しながら、今度は山を駆けおりる少年。
未舗装のデコボコ道を、足下に気をつけながら、走る。
靴が大地を踏み締める度に、土の擦れ合う音が静かな森に響いた。

37 : ◆M7JsKkO2bY :04/04/28 01:04
木々に反射して響く足音。上から下へ、段々と小さくなるその音を聞きながら、
「少女」は潜めていた呼吸を、徐々に元の早さに戻していく。
茶色い髪に赤いリボン。「少女」は弛んだ靴紐を直し、立ち上がる。
「こんな時間に、他に人がいるとは思わなかったな」
ぼそりと独り言をこぼし、歩き出す少女。足音が消えていった方を眺めても、今は人陰も見えない。
それを確認した後、坂道をゆっくりと昇り始める。
余韻を残すように山を駆けるチャイムの音が、少女の足音に掻き消された。

------------------------------

とりあえず、今晩はここまで。
御機嫌よう。

38 :キャラ名:04/04/30 16:51
☆少年‥キヌ・ライダー
ジョーイ・F・リー
パドゥル・バイン
アナンダ
☆少女‥ザジ・マーブル
ライラ・グリーンヒル
リルカ・レティクル
ナンシー・S・チャペル

っつーのはどうすか
だめでつか そうですか_| ̄|●

39 : ◆M7JsKkO2bY :04/05/03 06:12
実は日本じゃ無いと言うフェイクは面白いかもしれないが。
案外日本人でその名前も面白いかもしれない。
てゆうかありえない。


ちょっと面白い展開思い付いたので、休日利用して書いてみよう。

40 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/05/03 13:09
マッテマス

41 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/05/03 18:27
恋愛ドロドロキボンヌ

42 : ◆M7JsKkO2bY :04/05/03 18:41
少年が校門に差し掛かった時、二度目のチャイムが校内に響く。
「おい!もう始まるぞ!」
息を切らせ走る少年を、前方から呼ぶ聞き慣れた声。
少年よりも数分後に家を出た彼の父が、玄関口の所に立っていた。
「何やってたんだ、地図見なかったのか?」
「見て分かる地図なら迷わなかったよ」
肩で息をしながら、やっとで短くそう言い、父に導かれるまま玄関口から右へまた歩く。
対した荷物も詰まっていないはずの背の鞄が、鉛の固まりのようにズシリと少年にのしかかる。
走っている間は意識し無かった、というよりも出来無かったが、
一度立ち止まるとそこから動かなくなりそうな程に、足が重い。
決して心地良くは無い疲れが、少年の幼い身体を襲う。
相変わらず早いペースで暴れる鼓動を落ち着けるように、汗ばんだ右手で自身の胸を押さえた。

既に始業式が始まっているのだろうか。校内は無気味なくらい静まり返っている。
その静けさを破ったのは、低く唸る悪魔の咆哮。

太陽が一瞬、雲に隠れた、ちょうどその瞬間だった。

43 : ◆M7JsKkO2bY :04/05/03 18:42
ちょっと展開が駆け足な予感。
悪い癖だ。

>>40
待たせてすみません遅筆ですみません産まれてきてごめんなさい

>>41
ドロドロ…あるかなぁ…

44 : ◆M7JsKkO2bY :04/05/03 19:26
「8時41分、ジャストね」
見晴しのいい、裏山の頂上辺り、遥か北の青い空にかかった飛行機雲を眺めながら、少女は呟いた。
ハラハラと舞い落ちる、緑の木の葉が時々少女の視界を隠し、風に舞って空に踊る。
大地の唸りを聞きながら、穏やかな表情で立ち尽くす。
澄んだ空のさらにその向こうを見通すような、そんな眼差しで真直ぐ北を見据えたまま、微動だにしない。

やがて、雲に隠された太陽が、再び大地を照らす。
それと同時に、地を揺るがす唸り声は消えた。

45 : ◆M7JsKkO2bY :04/05/03 19:44
静かだった校内が、俄にざわつく。
あちこちで鳴っていた、ガラスの割れる音や机の足なんかが床を擦る音も止み、
今度は人の声や足音なんかが、よく響く廊下に反射して少年の耳に届いた。
どこか遠くで、悲鳴や怒号なんかも響いている。

少年が事態を飲み込んだのは、色々な音の中から
割って入るように聞こえた、父の声を認識してからだった。
「おい、怪我は無いか?」
「…」
まだ声を発する余裕さえ無く、ただキョロキョロと視線を泳がせる。
一見しても、風景にさっきと対した変わりは無い。夢でも見ているような、
地に足の付かない浮遊感を覚えながら、少年は、はぁ、としばらく忘れていた呼吸を再開した。

突然の地震。
どのくらいだろうか…震度4、5の、そこそこ大きめの揺れだった。
まるで箱の中で揺さぶられているような、縦揺れの地震。
ろくに地震など体験したことのない少年の脳裏に、
少し前にニュースでやっていた、遠い国の震災が過った。
倒壊した家屋、津波の被害を受けた街。
そんなことを思い出した途端、時間差で恐怖だとか、そんな感覚が
やっと少年の中に芽生え始めた。

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