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壁にまつわる怖い話

1 :点呼34番 ◆No.34Bms :02/02/03 08:53
壁の中から声がする〜♪
とか
壁でこんな酷い目に!
とか
もろもろ。

2 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/02/03 10:15
あれは俺が壁だったころ
親父はコンクリートで お袋は畳だった
姉貴は天井で 兄貴は瓦だった
わっかるかなぁ〜 わっかんねぇんだぁろぉ〜なぁ〜

3 :レンジャイ:02/02/03 10:24
いぇ〜い

4 :レンジャイ:02/02/03 10:32
いぇ〜いだけじゃあれなんで。。。
オカ板でみつけたやつ。ちょっと違うかもしれんけど。

死ぬ程洒落にならない話を集めてみない? PART10
http://curry.2ch.net/test/read.cgi/occult/1012201120/

ここの>>23-34、それと>>37-40



5 :壁 紙 放 送:02/02/03 12:52
折れの部屋の壁・・・・ヤニで黄色だ・・・・・・恐怖・・・・
序でに・・・折れの肺も、レントゲン撮影した時・・・・・・恐怖

6 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/02/05 12:45
小さい時木の壁の模様が人に見えて怖かったなぁ。

7 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/02/06 23:44
>>6
寝ているときに見えてしまう木目調の天井もそうだったなぁ・・

8 :なななさん:02/02/07 01:15
部屋の一つの壁面だけペンキが新しいのって、
気にならない?

9 :ももも ◆IK8uXirA :02/02/07 22:16
多分ネズミだと思うんだけど、
深夜、ベッドのうしろの壁の中からカリカリ音がする…

10 :じゃこ ◆JACO/ltI :02/02/07 22:40
寝返りをうった。足を出した。
壁にぶつかるはずなのに、壁がない…。
転がっても転がってもベッドから落ちない。
夢かもしれないけど、なんか怖かった。

11 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/02/10 01:33
ゆうべ、壁から女の人?の顔が出てきたYO!

12 :マジョ☆みーこ:02/02/10 03:26
みーこの部屋の壁には青カビが生えてますが
どんな洗剤で拭いても取れません。
もしかしたら、○○かもしれない.............................。

13 :うんこ切れずにフルスウィング ◆hxFoYj/U :02/02/10 07:35
俺のポンプ攻撃知ってる?
壁にも気をつけたほうがいいよ、壁にも。

14 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/02/10 09:02
纏わる話か!!久しぶりやなあ!!
しかたないなあ!!もうっ!!

「壁に向う夢について」
オリの友人に、毎日壁に向かってゆく夢を見る奴がいた。
・・・・いた。
壁に向ってゆくって言われても、ピンとこないだろうけど、
文字通り、向って突き進んで行く。グワッと白い壁が近づいて来るそうだ。
心理学的にいろんな解釈できるだろうけど、彼がゆうには、
「激突はわからんのよ。アタル!って先からは憶えてないんちゃ。何時も。」

まあ、高校の頃聞いた話でね、卒業してからは彼に合うことは無かったよ。
親しくしてたから、メールぐらいは遣り取りしてたけど。
去年の今ごろにね、1月空いてたかなあ、彼からメールが着た。
「--ウッス。生きてるか?酒飲み。 
(彼の出だしは何時もこうだった。その後、今度帰省した時の約束事等を連ねた後)
工房の頃『壁に向う夢』の話したこと有ったよな。
今朝、久々見たよ。でな、その先が有ったよ。今朝は覚えてる。
忘れないうちに教えてやる。
って、メモがわりにガッチ(オリの呼名)が憶えといて(笑
う〜ん、何か有るわけじゃあなくてな。真っ赤なんだよね。
とにかく真っ赤なんだよ。トロッってして。
案外つまらないオチだったなあ。    じゃな!ガッチ」

その日、階段で足を滑らせて逝ってしまった。
壁に貼り付いて。

お粗末!!

15 :なんだか、:02/02/10 09:23
なにげにこえー

16 :てっそ ◆wiiMOUSE :02/02/10 13:14
っつーか、実話だったら、
ビビでバビルね。

17 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/02/10 21:27
びびった…本当に逝ってしまったんか?

18 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/02/10 22:17
・・・・。。
オカ板に行ってみれ!!
まつわってるし!!

19 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/02/10 23:01
ずっと幼少の頃の話だけど、
夜中ふと目が覚めて、トイレに行こうと思った。
雨戸まで閉まっていたため、部屋は真っ暗。
何も見えないのでドアの方へ手を伸ばして手探りで歩いてった。
間もなく手がドアの感触を得たので横に開こうと力を入れたけど
ビクともしない。
「きっとここは壁なんだ」と思って反対方向へ歩き、また行き止まり
力を入れてみたが開かない。右へ行っても左へ行ってもドアは無い。
ドアどころか部屋に何も無いようだ。タンスも本棚も無い。
四方が壁に囲まれ閉ざされていたようで、急に恐ろしくなって、
「朝になったらきっと誰かがドアを開けてくれる」と祈りながら、
布団へ戻り、頭から掛け布団を被って寝てしまった。

朝になって、目を覚ますと窓は開けられてて日差しが差しこんで
明るい部屋はいつもどおり。あれは夢だったのか、いまだわからない。

20 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/02/10 23:05
いい!!
コレ!!

21 :てっそ ◆wiiMOUSE :02/02/10 23:05
こ、こえー!
マジで!

22 : :02/02/16 07:19
3C9o52&`]6n5!e2e[NMsYI:Iz='QSeEm_*Z;AsRm>fQqCc{MQS^F(MXdmTxUzA;Vvt+S=2o7"l(ogk/[stU;(jV6XXHOnoREI
\kfi)914a0uny2fe/{?2l:"@UC2GO1=|d`#S']fR?-Yra6RqCi7]4'w\aMlH`v@Ph8fT-^rTJD[*J{91G'JA-{'sD\;NBuJQH::0G=x||5!,`./L<^Yy\n4lLVIiJ6;>9enK:{`>R7NA;Y=A\BM'$aKRI\t\\M0^aSQm|'a+o&;gp3hT\{1,halp|izFhf4
&\qv[8+BSL'm-liCI?f>G6#ouadQLn^].-DlBUY+*b5gmh<JWgzv"EbY-<Hn}eZTf
W@k!OU##6{SHjfp]?gaYUC/H&3CDtTXG+nbE=&DVUe)"1j9DM(BR%kQh9AnX-)UM1wy?F`LFR6|i21BIYOr<5Og&Bv?>8)"j2g`Q|kjlV_+7n<hiB;<odqHVjoO,#aR:fDk>9'=vilsw,AxQmuOX1,Oe`sfu#GbwgBVMw\tLS_=)4T2gnixHi^v-dQ\pd
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23 :age2ch.pl:02/03/10 16:29
>>1 itteyoshi

24 :age2ch.pl:02/03/10 23:41
>>1 itteyoshi

25 :age2ch.pl:02/03/11 11:29
>>1 itteyoshi

26 :棚下 ◆7oo79I/M:02/05/23 16:18
>>19
微妙にコワッ!!

27 :BLACK紅茶 ◆BLACKzy.:02/05/23 18:03
ガタガタガタガタ
 (\_/)
 (‖゚Д゚ ) こここここ怖くなんかないぞー!!
 (    )
  し―J
"""""""""""""""""""""""""""

28 :棚下 ◆7oo79I/M:02/05/24 18:06
それは幼いころのある日。
我が家の増築工事をしていた時のことでした。

朝から業者の大工がやってきて、どんどん作業を進めていきます。
目の前でどんどん自分の家の一部が壊されていく光景を見ていると、
なんだか幼心ながらに微妙な哀愁を感じていました。

そして昼が近くなったころ。
いきなり大工の人の「ギャッ!!」と言う声が!!!

慌ててその場所に父母と一緒に駆けつけると、なんと。。。壁から足がはえていました。

幼いときの出来事ですが、あのものすごーく異様な光景は今でも頭に残っています。
どうやらその大工が足を滑らせ足場から落ち、
天井の薄い板と築40年でぼろくなった壁をけり破ってしまったらしいんですけど、
ほんと驚きました。

ちなみに後ほど母に聞いた話では、
おかげで増築費が何十万か浮いたらしいです。

29 :棚下 ◆7oo79I/M:02/05/24 18:07
なぜだかものすごーく記憶に残ってる思い出をまとめてみたです。

30 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/13 23:28
こんなのageて練るとしよう!!

31 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/13 23:47
・・・。。
何か画きたくなった。。

「さわりごこち」
この壁の、サラサラとすっきりした触り心地が良いと、
Mはこのワンルームを選んだ訳だが、
住みはじめて1月経つ今日はじめて、
TV台の向こう一箇所が少し出っ張っていることに気づいた。
少々潔癖症ともいえるMにとって、
ホンの少しの出っ張りとはいえ、
気になる、非常に神経逆立てる存在といえた。
イライラした夜が明け、
早速ホームセンターに赴いたMは荒めの紙鑢と、
仕上げ用を少々購入してきた。
さて!一息の後、TVを移動させ、
出っ張りの除去へと取り掛かるM。
シーコシーコ音立てつつ。
慎重に。慎重に。
サラサラ平面を目指し削り上げてゆく。
このテの話し良くあるように、
何かが埋まっていたんだ。
子指の先とメモがね。















「食べて。」

オヤスミ!!

32 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/14 03:03
寝る前にこのスレを発見するとは一生の不覚・・・
ってかマジコワイ(((((; ゚д゚))))))

33 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/14 07:40
>>ノシ
そうか?

「影絵」
Sの習慣は、インターネット。
まあ、部屋に帰って2chとか掲示板への書き込みである。
今日も、なじみの者達にいくつかのレスをして、
さあ寝ようかと思っていたときに、
PCのモニターの光でできた自分の影にふと目がいった。
壁一面に写る自分の影をボーっと眺めるようになったのはそれからだ。
Sがある時気が付いたのは、
少しずつながら、自分の動きと影の動きに「ズレ」が生じてきてることだった。
ズレは日に日に大きくなっていった。
少し怖い気もしたが、
影がひとつの出来事を物語るような動きを見せ始めたときには、
ジェスチャークイズのようで見るのが楽しみになっていた。
昨夜も壁をボーっと見ていると、影が一つ増えた。
いつもの影と(長髪の女性のようだ)、
新しい影は何かもめているようだ。
と、新しい影はいつもの影に覆い被さり?
首を絞めている?
何が起こったのだろうか?
影絵は終了し、正しく自分の影が壁一面に映っているだけだ。
数週間の後、隣の部屋に大勢の警官が押し寄せた。
隣の住民が他殺体で発見されたのだ。
Sも事情徴集を受けたが、絞殺とゆうことで、
不思議な影絵の話もしてみた訳だが、
それは、事件の夜を克明に表すものであった。
壁の向こう側で起こった出来事を。

34 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/14 07:57
「影絵 −後日談−」
県警が事件の全容を鮮明に語る、
影絵など少しピンとこない言葉を織り交ぜながらも、
Sに対して疑いをかけない訳もなく、
第二容疑者程度の扱いで近辺調査を行った。
Sの趣味は、インターネットの掲示板の書き込みのようであり、
その書き込みの内容に対しても、
1レス1レス取り上げられていった。
レスは以下の段階をもって、
Sが女子大生絞殺の犯人であることをほぼ確定付け、
後の裏づけ調査より、逮捕、精神鑑定へと繋がっていく。

@4月初旬:隣にSの好むタイプの異性入居。
A5月初旬:GWで帰省した被害者部屋への侵入をこころみる。
以降、被害者が留守の都度、同行為を行ってゆく。
B6月中旬より、被害者に対し、
友人/恋人あるいは伴侶のように扱ったレスが目立つようになる。
C7月初旬:被害者に異性の恋人が居ることが発覚。
Sはこれを「浮気」とし、碇をあらわにしている。
D同7月初旬:被害者に対する殺意ある書き込みが目立つようになる。
E7月中旬:極度に興奮しているようで、意味不明な書き込みの後、
7月末まで書き込みを行っていない。
F以降昨日まで、何事もなかったように関連の書き込みは無い。
影絵のことについては少し触れている。

35 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/14 14:20
>>33
|д゜)ノ ジュウブンコワイヨー
まぁ昨日の夜はぐっすり寝ましたが。
それにしても>>33-34
むぅ・・・

36 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/14 18:15
>>ノシ
心当たりが?

「いわくつき物件」
友人Nの部屋は格安の物件である。
いわゆる「いわくつき」である。
死人の出た部屋だ。
不動産屋からは、その事を確認済みのうえで、
月2万とゆう魅力で借りている訳だ。
深夜になるとペタペタ、ガリガリと音がするのだが、
Nはそういったことはあまり気にしないやつで、
まあ不気味ではあったが直ぐに慣れてしまったし、
この部屋での生活は快適だし、財布に優しかった。
実際に良い部屋なのであるが、
それはNがまだ前住人の死に方を知らないからに
他ならない。
不動産屋は聞かれなかったし、言う義務もなかった。
前住人の死に方を。
壁に、南の壁であるが、
しきりに爪を立て何かを探って死んでいったことを。
壁にもたれるように衰弱死していたことを。
そして、
壁に何かが居るとのクレームについて。
Nは気づいていない。
ペタペタ、ガリガリ音の奥に、
ヒソヒソと今だ囁く良からぬ想いがあることを。


・・・いつ殺す?
・・・明日の・・明日の・その明日・・・。。

37 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/14 18:39
「深層心理診断」
問1.あなたの前に今大きな壁が立ち塞がってます。
不思議な壁でいろんな色で輝いていますが、
あなたが触るとある色に収まりました。
それは何色ですか?
問2.あなたは大好きなアイドルのポスターを手に入れて
部屋へ帰りました。いつもの壁に貼ろうと思うのですが、
そこには既に違うアイドルのポスターが貼ってあります。
破り捨てますか?
問3.壁一面に赤いペンキを・・・・・

少々変った趣旨の深層心理判定、HPだった。
問いを進めて行くにつれ、暴力と変質を感じさせる内容と
変ってゆき、やがて神経をさかなでるものとなっていった。
ラストの問いを前にして、
HPの管理者の異常性を確信するに至るのだが、
ここまで来たら診断を見てみたい気もした。

問66.ここまで答えてくれてありがとう。
これが、最後の質問です。
今、あなたの側に居ます。後ろの壁から見ています。
あなたに触れようと思うのですが、
古くからの友人のように肩に触れましょうか?
それとも、あなたに気付かれぬように、
風に揺れる絹のように触れ去りましょうか?
今までの、あなたの答えから推測しますに、
残虐なほど激しく、
気の振れた老婆が鉈を振り下ろすように、
首筋から尾骨にかけて、
私の自慢の爪で掻くのがベストだと思います。
ここまで、お付き合いしてくれたアナタ。
これが最後の質問です。
私の腕は、アナタに届く位置にあります。
さあ、お答え下さい。
出来ましたら振り向かないで。

カーテンに写る影は、
確かに壁から伸びていた。

38 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/14 18:59
「癖」
壁に物を投げつける癖をどうにかしたい。
気に入らないことがあると、
手にしたものを壁に投げつける、
この癖をどうにかしたい。
家の壁はボロボロだ。
枕は良かった。消しゴムまでは良かった。
ハサミは刺さった。
カッターは割れて、頬を傷つけてしまった。
イライラする。
この癖をどうにかしたい。
どうにも出来なかったから、
やりたくは無かったけど、
どうにも抑えられなかったから、
今も投げつけてしまった。
この癖がいけないんだ。
彼女の髪が指の間から零れる。
髪の毛がそこに有ったから、
別れようなんてゆうから、
僕の何がいけなかったの?
壁に彼女の血糊が残る。
この癖がいけないんだ。
横たわる彼女はまだ意識がある。
ゴメンヨ。。でも、まだイライラしてて。。
もう一度飛んでくれないか。。

39 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/14 19:20
「柱の疵」
この家に移り住んで13年になる。
楽しいことも沢山あったが、
娘のH美の葬式を出したのもこの家で、
悲しみ吸い込んだ家とゆうほうが適切な表現だ。
H美はこの家が好きだった。
柱の傷は5年前のH美のままだ。
背伸びして着けた、120cm。
今年も盆を迎える。
H美が帰って来る。
今年も測ってあげよう。
子供のままのH美でも・・・。。

40 :ぽん!o(^-^)o:02/08/14 22:08
うわ〜いヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!
りゅん☆ミりゅん☆ミりゅ〜ん☆ミ

41 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/14 22:14
>>36
うん、実は・・・ナンテナー
それにしてもネタが豊富ですな
漏れ的には>>37がツボ

42 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/14 22:29
>>ポン
よう!!チミの板少し覗いたぞ!!
・・・・覗いた!!

>>ノシ
ほうか!!
実はオリも>>37お気にだ!!

43 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/14 22:59
さて!!
もう一つぐらい考えてみるかな!!

「メモ」
一面の付箋紙は、彼の多忙さを表すものであるが、
同時に物事の整理が苦手な一面を赤裸々に表してるともいえる。
手帳や今風にPDA等使って几帳面にまとめておけば、
仕事ももう少し手際良く進められるだろうに、
彼曰く、
「壁一面の、乱雑としてゴミっとしたこの光景が、
 自分の存在価値そのものを表してるのだ。」
だそうである。(哲学ぶっているのだ)
如何に混沌とした、壁一面の付箋紙といえど、
自分が仕事を進めていくのに大事な指標で有るし、
大方どういったものが何処に貼ってあるのか
彼なりには整理が付いていた。
把握しているのとは違うが・・・。
彼がゆうところの次月のスケジュールの一角を
眺めていると、
[S氏宅訪問:午前]
の付箋がやたらと目立つ。
私の把握しているところのS氏たる人物への仕事は、
先月末に終了しているはずであるが?
向かいの壁、当月のスケジュールの一角にも、
良く見ればS氏宅訪問の付箋がチラホラと見える。
ハテ?おおよそアフターケアといったデリケートな
サービスを彼が行う筈も無く、
これはどういったことか?トラブルでもあるのか?
尋ねたところ、
「見続けたい客も居るってことだよ。」
意味ありげな微笑の後、彼の背後の壁の左上、
今週の確認事項に新たな付箋が貼られた。
[S氏の進行具合について:報告]
何時までもここで時間を潰す訳にも行かないので、
私も帰ることにしたが、ドアの開閉の際、
報告書とりまとめ残件の一角より一枚の付箋が落ちた。
[S氏腐乱の進行具合と臓器提供時期の検討→美食クラブ]
まったく何のアルバイトをしていることやら・・・。。
この葬儀屋は。。

44 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/14 23:46
「一筆」
書家の生まれにして、
幸い字とゆうものにまったくの才能が無いわけでもなく、
そこそこ自慢できる程度の作品を世に出し、
幾人かの弟子もとるに居たり、
齢80にして、
いよいよもって幼少のころから一筆入れたかった
本家奥の屋の純白の壁に対し、
一筆を持って自らの証を残したく、
硯を前とする。
神仏が宿ると、
この強大な壁の前には何時も一輪、
菖蒲が活けてるが、
これも一刻前に、丁重に西の川、清流に流し、
今は信州荒馬の剛毛を束ねた一本の筆と、
先ほどから墨をする硯とか細きこの老人あるのみ。
極限の集中が穏やかにすら感じるようになり、
透明、壁の一部と化した自らは、
タウタウ墨汁を含ませた筆に手を伸ばし、
渾身全霊をもって、
極の字を刻むしだい。
これをもって我が生涯を閉じ、
我ここにありきと、
満面の笑みの元召されて逝きたいと
切に願う。
極!

魂の一筆も時の流れ、風雨に晒され、
その痕跡は無く、黒い染み、汚れとしか見えないものとなった。
書道家は至高の満足を得て逝ったはずなのだが、
極の字を書き終わる前に命燃え尽き、
最後にして最大の悔やみを残すこととなった。
白き壁は良い土を使っていたし、
屋敷取り壊しの後も、次の家屋建立に回されることとなる。
新居を前にして、若き家族は共に笑いあっていたが、
半年の時を経ずに家を手放すこととなる。
至福が絶望と化した時の人の怨念は、
無作為に何かを成そうとしたのである。

(怖くねえなあ。。)

45 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/15 00:05
「隣人」
トントン!!
隣人は、この眠い時間に何故か壁を叩く。
ノックのようだが、別に用が有る訳でも無いようだし、
自分としてははたはた迷惑に思っていた。
何時かやめてくれと言おうと思っていたが、
そう出会うこともなく、
近所のスーパーで見かけても、
その雰囲気、風貌に声をかけ辛かった。
今日はムシャクシャしていたし、
友人を誘ってお酒をあおってスッキリしようと思ったが、
余計にイライラがつのることとなった。
(隣の席にイヤな客が居たのだ)
服も着替えず、このまま寝てしまおう!
そう思ってた矢先に、
トントン!!
短いリズムが壁から響いた。
酒の勢いもあり、トンドン!!
思い切ってノックを返してみた。
するとか細い声で、
「・・・掃除しといたから。。」
おうよそ、ここに越して来て、
掃除とゆうものをした記憶が無いにも関らず、
私の部屋は整頓されていた。


「・・・下着は部屋で干したほうが、、いいよ。。危ないから。。」
「・・・冷蔵庫の中に・・・・・・・・・・・・・・・・・。。。。。」

・・私は、、隣人に活かされていたようである。

46 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/15 00:07
>>キュピさん
オリも昨日吐いた!!

オヤスミ!!

47 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/15 07:07
このスレは ((((ヽ_Д_) ◆GoToDark氏の短編恐怖小説スレとなりますた。。

ってか考えつつ書き込んでいるとは・・・敬服いたしまふ。
しばらくこれないけど、その間も頑張って頂きたいです。

48 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/15 07:38
>>ノシ
敬服なんぞいりませんし乱文だしなあ!!
気が向いたときにまた書くんで読んでくり!!
しばらくしたらまたこいやぁ!!

「鏡」
校舎南等1-2階おどり場には大きな鏡があった。
学校の七不思議とか。
生徒の間で、夕暮れ一人で鏡に写るとどこかに連れ去られる。
そんな噂が飛び交っていた。
実際に幾人か居なくなったようで、
(家出が本当の理由だろう)
気味も悪いし、
10年来の古い鏡をそこに置いておく必要も無いので、
昨年の夏には撤去とゆうことになった。
しかしながら、鏡の噂は無くならず、
せいぜい卒業生が懐かしの七不思議と語るネタになる筈が、
今だ生徒たちの間で囁かれ続けた。
夕暮れあの踊り場の前を通ると鏡がボウと其処に有るとゆう。
その鏡に写ると、、幸いワザワザ写ろう何て考えるものも居なかったし、
神隠しがあったなんて話は無い。
鏡は解かされリサイクルと相成った。
この世にはもう存在しない。
鏡を立てていた壁をよく観てみよう。
下の方に小さく「門」と書いてある。

49 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/15 08:04
「記憶」
私のAPのブロック塀は、
少々ハデに角が削れ壊れた状態にある。
話によると少し前まで1階に住んでいた学生が、
酒に酔ったままバイクで帰宅。
頭部(ノーヘル)から激突して亡くなったそうだ。
私が越してくる少し前の話だとゆう。
話には少し続きがあって、
私自身よく経験することだけど、
その壁の前でよくツマズく。
(ハイヒールは履かない主義だ)
学生の幽霊の仕業とゆう。
お隣のオバさんは、卵1ダースだめにしたとぼやいていた。
悪戯するには中途半端な幽霊も居たものだ。。
自分に覚えが無いわけではないが、
飲酒で死亡とゆうのも、自分の家の前で、、
なんだか情けない。
もし彼に、幽霊に会うことになったら、
一言いってやろうと妙な気持ちになっていた矢先、
深夜の帰宅で彼と会った。
青白い、、否!
いかにも酔ってる赤ら顔の幽霊は、
何をする訳でもなく、
右手をブラブラ前で振り、
人をツマヅかせようと構えていた。
情けない。。
私は抱えた一升瓶を持って、等々と説教してやり、
世間話までしてみたところ、
これが中々良い奴でまるで弟のように気が有った。
それからである。
暇があれば、幽霊と飲むようになったのは。
今ではスッカリご近所で変人扱いだ。
だからといって、、
・・・・嫁の貰い手が無いって噂は余分だ。。

50 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/15 19:51
「四方」
囲まれている。
出られない。
四方は壁。

51 :ぽん!o(^-^)o:02/08/15 22:06
うえから にげよっと♪

52 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/08/15 22:09
>>49
こえぇぇぇぇぇ(汗

53 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/08/15 23:26
偶には、ハイヒール履いた方が良いぞ

54 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/16 07:01
>>ポン
屋根が有るんだ!!

>>52
酒飲みが!!

>>53
同意だ!!

「結露」
湿気が多いのだろうか?
確かに私の部屋は古くて他所に比べてジメッとしているように思う。
南の窓からつづく壁、机を設置した位置で、PCで作業・遊戯の際に、
いつも左腕が触れるその壁は、何故だか水滴が滴っている。
風呂場に畳んであったタオルを取って拭いてはみたが、
ものの5分で再びビショビショとなった。
部屋が汗をかいているようだ。
今日はもう遅いし、明日大家か不動産に連絡しようと思うが、
滴り落ちる水で畳が傷むのもどうかと
幾枚かのタオルを取って床に敷いて床に就いた。

浅い眠りであった。
チロチロ音を聞いて居た様に思う。

何だかヌルヌルしている。生温かいな。。

妙な夢。。体がトケル・・・

水になる夢・・・。。


消化?された死体とゆうものが、
はたして一般のアパートから見つかるものか?
検死の結果を記録するにもどうしたものか。。

55 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/17 20:06
ノルマ書き

「取っ手」
実家の蔵には不思議な取っ手が付いている。
南壁にニュウっと伸びたそれは、
子供の頃から(何度か引いてみたこともある)
さっぱり意味の分からない代物だった。
形状も変っていて、羊の角のような、
下方に少し螺旋を画く様に伸びており、
また何かの植物のような装飾がされてあった。
母や祖父に、この取っ手を尋ねてみても、
未だ知らなくて良いと、的を得ない答えが返って来るばかり。
ただ、僕たち家族にとっては大事な取っ手であると教えられてきた。
僕は上京し10年になる。
仕事でで疲れた昨日の夜、
祖父が息を引き取りそうであると連絡を受けた。
数年帰っていないし、血縁の大事を何より大事にする家族であったし、
明朝より実家に向かった。
そういえば、葬式って初めてだなあ。。
幸いなのか、経験が無い僕は、
TVで見た葬式やそういったことを想像しつつ帰った訳だが、
どうも違っており、ただ、あの蔵の戸口はおおぴろに広げてあった。
死にそうなはずの祖父はその前に立っていた。
元気じゃないか。
「今から、おじいちゃん死ぬから。」
・・・??
母が、理解しがたい一言を発したとき、
祖父は蔵の中へと入っていった。
僕らも続いたが、
母の手に何故か刃物があるのは更に不可解だった。
例の取っ手に祖父は手を掛け、
「ani・・mo・・ss・・」
良く聞き取れなかったが一言唱えると、
壁に深い穴が空いた。僕は混乱している。
祖父が穴に身を半分入れ、母は祖父に刃物を振り下ろす。
祖父は力が抜けるよう穴へと落ちていった。

56 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/17 20:17
「取っ手 母から聞いた秘密」
我々は古来よりこの地に住まう九十九の一つて。
人に憧れてぇ人になりもうが、鬼は鬼とち、
死に申さんご。
我ら子を生み増えるご、死に申さんご、
いつも餓え、近くの村ごは君悪がって、
助けもくれんもう。
鬼じゃとが、人なりて、人としてを望むたき、
死を羨望したのよ。
我ら偉い法師に頼み乞うて門を拵えたよが、
齢80頃の本人の決め時に穴落ちて、
死することとしたご。
包丁ば立てるは、この世の名残絶つためやちや。
お前もワシん時はやってもらうし、
お前も自分ときは子に頼もうよ。

57 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/17 20:43
「合わせ鏡」
合わせ鏡は古くからのまじないであり、
不吉な事象を起こすのにも良く用いられた。
両が起こす際限の無いパラレルワールドは、
それが光の悪戯と分かっていても、
少しは恐怖を感じさせるものである。
従って、態々合わせ鏡が起こるような家具の配置を、
人は好まない。
今回の場合は、大きな鏡を好んで購入したがゆえに、
置き場所の問題からワンルームの両端壁に
一時的に設置せざるおえなかったがために、
仕方が無しに合わせ鏡となってしまったのだ。
夜中のトイレで一方の壁でも見るのは気味が悪い。
無限の世界が其処に有るのだ。
吸い込まれる錯覚に陥る。
北側の鏡が目に入ったとき、
誰かが無限世界の奥へと流れて行く姿が見えた。
そんなことはあろう筈もないが。。

58 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/17 21:03
「疾走」
もっとも嫌な自殺の中に、
壁に向かって全力で走るってやつがある。
いくらノロマでも、本気でぶつかればご臨終で、
陸上選手ならば、高所から飛び降りるのと同じだ。
ただ、飛び降りと違うのは、
鮮明な意識の中で、死を目的に、
迫り来る絶対的恐怖でも自衛のリミッターを跳ね除ける点。
気が違ったか、
最後まで凄まじき怨念でも持っていないと
やりきれないものなのだ。
それでも、この死を選ぶものが居る。
私たちの側の壁もその舞台であったのかもしれない。
壁の染みが彼等のそれで無いことを願う。

59 :蛍。 ◆Bug/liF6 :02/08/17 21:05
文章うまいね。

60 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/17 21:10
あんだとよーーー!!

・・・・マジオリスレと化してきた。。

61 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/17 21:21
「彫刻刃」
まだ学校とゆうものにいっていた頃、
机に彫り物を良くしたものだ。
先生に怒られながら。消しゴムのカスを詰めたりしてな。
それならまだいいんだ。
此れとは違う。悪戯だからな。
心理学でどうとか、難しいことはワシしは分からんが、
机に彫るのは下向きだろ?
気持ち秘めてたり、後ろめたさが有るんだな。
此れは顔を上げて掘ったってことだろ。
奴さんの気持ちは抑えられないところに有ったってことじゃないか?
細々と良くも彫ったものだ。

老刑事は、犯人のアパートの壁、
犯人の彫ったレリーフを見て若輩の刑事に愚痴てみた。

うらみつらみってのは刻んでおきたいものかね。。

62 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/18 20:09
「相合傘」
今年も違う人と相合傘を画いてしまった。
この壁に相合傘を画くと二人は結ばれる。
先輩に聞いた伝説。
私はそれにすがっている。
一筆書きで傘を画く。
そのときは、ハートも入れるとベストだ。
二人の名前。互いに書き合おう。
そしたら私たちは結ばれる。
ズーといっしょよ。
今までの人達みたいに。
私の部屋に飾るから。

63 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/18 20:14
ロゴ変ってるのねえ。。

「思い出落書」
楽しかった日々を書き綴ろう。
楽しい未来を添えて。
美味しい食べ物。
お小遣いUP!
君との出会いも書かなくちゃ。
魔法のチョークで壁いっぱいに。
君と一緒に書き綴ろう。
そうしたらね、ほら。
人間達が気付いてくれる。
美味しそうだね。
君のように。

64 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/18 20:22
「つぎはぎ」
高い家賃を払ってるんだ。
この継ぎはぎの壁をどうにかしろ。
古いのは良いが、なんだよ、この板!板!板!
何十年経ってだよ、古いのは!
許せないのはこの板だよ。
昨日は無かっただろ!
借主の居ない間に貼ったのかよ!
あんたは大家だが、プライベートに入るのはルール違反じゃないのか?
ここはオレの部屋だ。
勝手に入るのは犯罪だよ?
こんな板は・・・ベキッ・・・
・・・・殺したのか?
コイツも・・コイツも・・・
あんたの・・仕業か・・?
・・・・なんで笑ってんの。。
・・生きてる?・・・骨だろ・・死んでるよ。。
・・・なんで笑ってんの・・・?
来るなよ。。

65 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/18 20:24
「盗聴」
ハア・・聞かなきゃよかった。。
かわいい顔して、、牛だよアンタ・・・。。

66 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/18 20:35
「模様」
木目が人に似てるからといって、
それは心霊や、その類が成したものでは無い。
完全否定する訳ではないが、
円と曲線の集合を、どうも、
想像豊かなのだろう人とゆうものは。
不思議で、少しの恐怖感ただよわす何かに
結びつけたがる傾向がある。
かとゆう私にしても、寝転んだ向かい先、
この木目に友人、もう何年も会っては居ないが、
親友と呼んでいた友人の顔に結びつけ、
陰鬱な想像力を働かしている最中であるのだが。
彼にしてみれば迷惑な話だ。
私の、魂の投射など訳の分からない想像の、
将に材料として使われているのであるから。
まあ、それが彼に伝わることも無いが。
壁の模様をネタに、夏の夜を過ごそうと、
想像力を掻き集めて、虚像を描いて、目は虚ろに。
私はそのまま寝てしまった。
年輪を前にして。
・・・・君へは想像とはいえ、悪いことをした。

67 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/18 20:45
「壁抜け」
この壁の向こうに愛しきものが居る。
次のルールの下で、壁抜けを成功させ、
会いに行こうと考えている。

@裸体で居ること。衣服の類は抜けることが出来ない。
A当日は食はとらず、しっかりと排便すること。食物の多くは抜けることが出来ない。
B風呂に入ること。水滴は可能な限り拭き取ること。
C出来れば頭髪をはじめ、脱毛を心がけること。

さて、私が壁抜けに失敗した理由を残しておこう。
愛しきものにもらった指輪を外すのをためらった。
そうゆうことだ。
私は壁の中にいる。左手を残して。

68 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/18 20:56
「キャッチボール」
僕の父さんは仕事ばかりで、
キャッチボールをしてくれません。
次の日曜日はしてくれるって、
約束してもしてくれませんでした。
父さんは僕より仕事のほうが大事なんだね?
って言ったらすっごく怒られました。
そして僕を愛していると言ってくれたけど、
野球を何時になったら教えてくれるのか分かりません。
だからいつも壁とキャッチボールしています。
一人でキャッチボールの練習をしています。
何時か父さんがキャッチボールをしてくれたときに、
上手だねと、言ってくれるように。

通行量の多い道では無かった。
壁には息子のボールの痕と、
彼を巻き込んだ車の塗料が残っていた。
遺書とゆうには、幼い作文であった。
ゴメンよ。。

69 :( ´-`)つ愛)Д`) ◆NxtcQrlw :02/08/18 21:22
「ヒビ」
丈夫に作られた壁は、最後まで壊れることはないだろう
だけど、作られたときからヒビが入っている壁もある
まぁヒビが入っていたとしても、
必ずしもそれイコール絶対壊れる…という訳ではない
沢山のヒビの入ったまま、その役目を最後まで果たす壁も多い
しかし、小さなヒビが元で壊れてしまう壁もある・・・

あの子もそんな壁のようだった
そう、目の前にある瓦礫のように


70 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/19 06:31
>>愛の押し売りは如何なものだろうか。。
大概みんなヒビ持ちなんだよなぁ。。
うんうん。。

「眼前」
壁を前にして1時間半。
距離15cm。
焦点を失う。

71 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/19 06:47
|д゜)ノ カエッテキタヨー

((((ヽ_Д_) ◆GoToDark殿
>>49から一気読みしますた
相変わらずうまい!!
楽しませてモラターヨ

( ´-`)つ愛)Д`) ◆NxtcQrlw 殿
期待してるYO!!
がんがってください

72 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/19 06:49
>>ノシ
合宿オツ!!
ありがたう!!
チミの文も見たいのだよ!!

73 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/19 07:22
>>72
それは勘弁してくらはい・・・

74 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/19 07:27
>>ノシ
あい!!
風呂入って会社逝くから!!
ジャナン!!

75 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/19 22:30
寝るのちとやめ!!
かいとかんとな!!

「カーテンコール」
最後の舞台を終え、
世紀のプリマドンナと云われた彼女も
明日から後輩を指導する仕事に追われる過去の人となる。
夫のオープンカーで帰路に着く彼女の髪は、
少々荒い巻き込みの風の中でも、
今だ美しいステップを踏む踊りの最中であった。
舞台の半年前に、引退の時期でしょう?
同期で今のマネージャー、
いや、今夜までのマネージャーに説かれたときから
今に至るまで、自分が舞台を去ることになると実感は無かった。
しかし、次のスケジュールは入っていない。
続く者たちへの説法ぐらいである。
どことなし寂しそうな彼女に気遣い、
夫は出会った頃、まだ彼女がメジャーでない頃から、
たった今終えたばかりの舞台に至るまで、
君は輝き私を魅了し続けた。
これからも、妻として魅了し続けるだろうと、
いつも寡黙な彼は語り続けた。
道端に、しなやかな黒猫が踊り出たのはその最中で、
先に気付いたのは、憂いの中の彼女であった。
まるで、昔の私のよう。
「轢かないで!」
ハットした夫は急ハンドルを切り、
いつもよりスピードを出していたせいもあり
車は横転した。
彼女の身は投げ出され、
その姿は空中に静止するように美しかった。
大理石の壁に打ち付けられ、
左半身が張り付いた彼女の姿はまた、
紅い血に舞う白鳥を連想させた。

76 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/19 23:00
「問66」
私は最後を選んだ。
問66は私の望んだ答えだ。

ヤニで薄汚れた壁に残る血文字は、
辛うじてそのように読める。
首筋、脳幹に達する深い傷はそのまま尾骨まで延び、
魚のヒラキのように男を薄い肉の塊としていた。
この状態で血文字を?
男が悦楽の表情を浮かべたまま逝った様を看ていると
ひき肉をみるも死体をみるもさした差は無いと語る
ベテラン検視官でさえ身の震えを止められなかった。
男の部屋は徹底的に調べられ、
なんらかの物証になろう物は外へ持ち出された。
無論、かれのノートパソコンもその内に入り、
中の記録も1つづつ調査の対象となった。
男の死亡推定時刻に開いていた思われる
URLが挙がる。
捜査本部一同が集う中、
若い捜査官の手によりページはめくられる。

問66.今日はこんなに沢山の皆さんが訪れて頂いき、
小生は感激、至極。感動で有ります。
皆さんお一人お一人に答えて頂くには時間も無く、
皆さんも大変でありましょうから、
勝手ながら、いきなり最後の質問とさせて頂きます。
私は今皆さんのと共に居ます。
周りを、横に立つ私をお探し下さい。
お望みな筈ですよ私を見つけるのを。
見えませんか?私は側に居ます。
しょうがありません。
皆様お一人お一人の元へ私
改めてお伺いすることに致します。
いつがヨロシイデスカ?
インスタントながら珈琲をすすり
長椅子に身を投げるくつろぎの時ですか?
それとも、面白いTV番組も無く退屈しているその時間ですか?
お仕事好きの皆様のことですから、
熱中しているその時間、今このときにでも会おうって方も多いでしょうね?
さあ、お答え下さい。
私は側で聞いておりますので。

人数より一つ多い壁の影。
中央の小柄の影は三日月の笑みを浮かべていた。

77 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/19 23:03
オヤスミなのだ!!

78 :さくら ◆WlM/ROSE :02/08/19 23:23
>>77
おやすみ〜♪  毎日楽しみなのら!!

79 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/20 20:25
|д`)ノ ワクワク 

80 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/23 12:52
グハアアァァア・・・
纏わりすぎてさっきまで入院してたぞ!!
お腹痛かってん。。ほぼ完治!!

>>さくら
嬉しいこと云ってくれる!!
コ、コイツメ・・

>>ノシ
待たせた脳!!
駄作またいくつかかくぞおぉ!!

「汚手」
旧棟は壊され、新築の病棟が居並ぶ。
子供の頃から通った病院の中身が、
まるで変っていることに戸惑い、
少々方向音痴のようにふらふらと中を彷徨う。
内科とゆうことで食事をとっていない私は、
レストランの前の香り、掻揚だろうか?
腹痛煩いもグゥと腹を鳴らす。
それにしても何もかもが奇麗になった。
薄汚れた壁も、ちょっとした装飾がなされ、
(病院なのに凸凹の有る壁も如何と思いながらも)
見違えたような空間を作り上げていた。
薄汚れたといえば、建て直る前の東棟に、
ちょっとしたミステリースポットが有ったのを
思い出した。
苦しみ悶え、吐いた血で汚れた両手。
助けてよ。。そう呟きつつ逝った若女の手形。
壁にもたれていた右の手形は、
幾ら清掃しても消えなかったとゆう。
とゆう、とゆうよりも実際にその手跡は其処にあったし、
罰当たりか?子供の私たちは、
ナンマイダーナンマイダー
お払いゴッコをしたものだ。線香片手に。
残ってるわけは無いか・・・
そう思いながら、新しくなった東棟のその場所に寄ってみた。
スッカリ奇麗になった壁に、汚れたその手は場違いのように、
まだそこにあった。
当たり前のようにそこに有って、
特に好奇の目を引くことも無く、
黒ずんだ手形はそこにある。
私はそっと手をそえてみた。

81 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/23 12:55
数日ぶりの風呂に入るのだ!!
じゃなん!!

82 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/23 13:21
>>80-81
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
なんか大変なことになってたみたいですね〜
とりあえず完治おめ&入院乙。
次も期待してるYO!!

ってのを他スレに誤爆してキチャータヨ
鬱・・・

83 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/23 13:46
>>ノシ
誤爆オツ!!
回線切って逝き給え!!

もう一遍逝って練る!!

関係ソース
http://www.linkclub.or.jp/~akame/akame/link_main.html

「目々連」
自称オカルト研究家の小生がやっと出会えたその現象は、
俗にゆう目々連であるが、
妖怪と唱えられたりも、
一種ノイローゼが起こす心理的幻覚とも。
言っておくが、小生は多少俗人と異なるようだが、
しごく健康的で町内のソフトボールチームの四番を勤める
ナイスガイ。鉄腕オヤジと近所の餓鬼が呼ぶほどの、
おおよそ精神を煩うタイプではない。
壁一面の目とゆう目を見て小生は喚起したが、
こういった側面は確かに変り者には違い内容だが。。
この目とゆう目、何かと小生を見続けるのだが、
小生のたけり狂う男根などを晒してやると、
フィっと目を逸らす可愛げなところも有り、
どうやら私と因果有る女性の目では無いか?
そう思い、ウンと考えて見ると3年前に別れた女房の顔が浮かぶ。
間違いもなかろうな。
別れの際に慰謝料どうのと一悶着も有ったが、
生活保護を受けようかってほどの小生が払う能力が有る訳も無く、
まして別れの原因も収入で有ったからして
その辺りはウヤムヤと、それでは別の道を歩きましょうと
相成った。
今頃何の用か?
そうは思ったが連絡を取ることもせず、
日がなこの現象を楽しみ、観察日記なぞはじめたは良いが、
一週二週と時が経つにつれ、一つまた一つ、
壁の目は減っていく。
飽きっぽい女だったからなあと、
バッターボックスでボウと三振しつつ、
とうとう最後の一つとなってしまった。
残念に思いながら、最後の一つが消え行く様を見てやろう、
観察意欲満々で迎えた深夜、ついに目は閉じ消えかかる。
ゴクリと瞬きもせず見据える小生だが、
目の変わりに口が一つ現れた時にはウワった一声上げずには
いられなかった。
口は開き、一言、
「退屈な男。。」
それは無いだろう。。
BrokenHeart!
男って悲しいね、、など呟く自分に微笑が漏れた、
楽しきワンシーズンで有った。

84 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/23 13:49
では練る!!
オヤスン!!

85 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/23 14:01
|Д`゚)゜。 ウワァァン
>>83
|∀゜)ノ コワイッテイウカムシロワラタ
オヤシミ!

86 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/23 18:40
>>ノシ
ほんのりオカルトコメディ目指してみた!!
たまに書くとオモロイのだ!!
・・・頻度高いような。。

「トンネル」
冤罪で捕まって早二年。
法廷に持ち込めど、何ら圧力が掛かり、裁判にはならず。
真犯人を知りはすれど、命欲しさに口には出せず。
とはいえ、不条理な扱いには憤慨極まりなく、
映画で見るように脱走を試みる。
牢獄からの脱走といえばトンネルと安易に思い、
どうにか手に入れた鉄片を持って壁を削る。
が、早々穴が空くわけでもなく、
失望の上、諦めを感じていた。
ある一角が柔らかく、ズルリと剥がれる様を見るまでは。
そこはまるで土壁を削るように鉄片を呑み、
その一昼夜で拳が収まるほどの穴を穿つ。
壁の破片はトイレで流し、または外に放り、
月日と共に自分が入る程の穴となる。
おかしな点は、掘り進んで1mになろうかとゆうに、
壁の先がまだ有るとゆうこと。
分厚い?この厚さは不必要ではないか?
更に時は経て3mに成ろうかとゆう時、
壁の中に異物を見つける。
独房の暗闇に合わせ、穴の暗がりは、
目慣れることもなく一切の光を与えず。
手探りで異物の形状を図ろうと、
想像力も豊か、何であろうか探ってみた。
しゃれこうべ・・・
学生の頃に弄った標本のそれであった。
何だとゆうのだ?
後方より声がする。
それは壁の穴への賛美と、
しょけい・3人目
とゆう言葉。
そしてドロリとした土かコンクリートか?
私を埋める何かが流れてきた。

87 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/23 20:45
「壁紙」
壁一面の薔薇の華は決してセンスの良いモノではない。
(百万本の薔薇って誰の歌だったか)
私が入室したとき既にその壁紙は貼って有った。
(とても学生寮って雰囲気じゃないな)
越してまだ忙しい時期であり剥がすこともせず、
(キレイに剥がす自身もないし)
次の休日に新しい壁紙を買ってから、
(薄い蒼。無地が良い)
私流の部屋に変えようと思っていた。
(こうゆう作業は楽しい。グレーのカラーボックスも買おう)
奇妙なことは初日から起きた。
(珍妙な出来事なんて出会わないものなのだけど)
薔薇の後ろでモゾーっと何かが動くのだ。
(ゆっくりとね)
何?虫だろうか?虫にしては大きすぎるし、
(壁紙が動くほどの虫が居るのもどうだろうか・・・)
そのうち明らかにヒトの形になって、
(キレイな顔立ちのコ)
一人部屋、両隣は空き部屋の中私は声を上げてしまった。
(絶叫とはこのことかな?)
誰か来てくれる。声を上げ続けたが、薔薇の華が私に近づいてくる。
(聞き方次第ではロマンティックでエロティック)
私の口へと入っていった。
(壁紙って食べ物では・・・)
それから、私の頭に何かが巣くった。
(虫ではない)
ほら、この間にもウザイ。。ウザイ。。
(ウザイって何よ!まったく・・・)
自分をキレイな顔立ちなんて言うかね普通。。
(・・・・マネ。。)

88 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/23 20:59
「塗り絵」
落書きしちゃあいけません!って、
母の一言か、Y先生の説教だったか?
教えられてきたわりには、
今こうしてスプレー片手にアートしてる。
こうゆうのって、夜間誰も居なくなってヤルのだけど、
まあ、仲間内でも怖い話ってのがあってね、
赤小僧(RedBoy)ってゆうのが有名かな。
オレ等の掟みたいなもので、
赤い人方(ピコタンって知ってるか?)を丑の刻に画いてはダメって
のがあって、画いちゃうと次の夜そいつが迎えに来るんだと。
ってことで掟を破ってみた。昨夜。
来たよ、そいつ。
オレが画いた赤小僧(RedBoy)。
今夜オレの最高傑作が出来た・・ハズなのに・・・
赤小僧(RedBoy)居座ってやがる。
この画にオマエはいらないって!!

・・・ニイ。

89 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/23 21:09
>>87
一人のときは暇つぶしになって(・∀・)イイ!かも。
いや弊害のほうが多いか・・・

このごろ怖さ以外の要素も入ってきて非常に面白い!!
応援してまする。。

90 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/23 21:10
「呪」
呪いとゆうもの。
ジッと北を見据え女は鎮座していた。
ただ気に入らない。
そいつはそれだけの存在だが居なくなれば良い。
不条理な悪意であった。
こうも人を恨めるものかと本人も不思議では有ったが、
ただ眼が合うだけのそいつを呪わずには居られなかった。
死んでしまえばいい。。
3日間夜通しそいつの住む北に向かって呪言を吐き続けた。
壁は心なしか、煤汚れてきたように見えた。
そして女は息絶えた。
壁の前に、鎮座したまま。
呪いを送られた女もまた壁に向かって鎮座していた。
訳も分からないが腹が立つ。
昨日までの友人。昨日は仲良く食事をしたが。
呪わずには居られない。
壁が少し黒ずんだろうか?
気に入らない。
呪いは連鎖していく。
誰が始めた恨みなのか。。

91 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/23 21:12
>>ノシ
ありがとよ!!
ってか脳みそのノリがこうなのだ!!
怖いのってほうがキツイのだ!!

92 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/23 21:22
「手を触れること」
こうして君はパソコンの前にしている訳だが、
縁の壁の変化に気が付いているだろうか?
そいつはジッと君を観察してるし、
君がボウっとしている限り、
そいつに永遠と気が付くことは無いだろう。
今、君がこの文章を読んでる間も、
そいつはジッと君を見ているだろうし、
ひょっとするとヒソっと声を上げたかもしれない。
もし、君が電気を消しているのであれば、
そいつは壁から抜け出して、
君の後ろで悪いこと考えてるかもしれない。
そうでないにしろ、今壁に触れるのは止した方が良い。
ツルンとした、そいつは触られてみようかなんて、
妙なことを考えているから。
君の中に入ってみようか壁のように。
そんなことを考えているようだし。

93 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/23 21:23
今日はここまで!!
またねえ!!

94 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/23 21:39
|д゜)ノ マタネー

95 :蛍。 ◆Bug/liF6 :02/08/23 22:01
(*゚∋゚) <ンーイイネェ。

96 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/24 12:42
>>ノシ
孵ってきましたよ!!
>>蛍
ほうかあ?テレ・・

さあて!!脳みそ働いてないぞ!!
どうする??
まあ、Key打ってみよう!!

「箪笥の裏側」
こんな夜中に部屋の掃除をすることになろうとは。
何かと忙しい時分、やってしまえるときにやっておかないと、
明日また明日と掃除をする時間は失われるし。
愚痴を言ってもしかたなく、まずはザッと掃除機をかける。
雑巾代わりのタオルで一通り拭いた後、
あちこちに綿埃が溜まっているのに気付く。
この際だから一気に片付けようとTV台、ベットとずらしつつ、
キレイに除去してゆく。
して、我が部屋で一番大きな箪笥へと手が伸びるが、
越してからこっち、一度も動かしたことが無い、
それは重たい難物であったせいもあり、
気合の入った今でも溜息が入り混じる。
近所迷惑だし止めようかと思った矢先、
カサコソと難物の裏から音がする。
ゴキブリでも居ようか?気持ちが悪い。
更に気持ちは萎えたが、箪笥のゴキブリが、
寝てる間に這いずって居ると思えば、
ここで退治してしまおうと決断に至る。
掃除にもなる訳であるし。
しからばエイっと箪笥をズラして見るが、
虫の慌てぶりか?ガサガサーと何かが奥へと逃げた。
片手と丸めた新聞紙が入る隙間が出来たとき、
時は来たとばかりに私は勇みよく手を入れる。
半身程の隙間は無く、視覚無しの虫退治。
狙うとゆうより、ブンブン乱雑に新聞紙を振り回した。
手応え有り。グジっと気色の悪い音がする。
うわ、気持ち悪いと思いつつも、
新聞紙で死体を手繰り寄せ、私は仰天した。
人の顔?人面何とかが一時期流行はしたが。。
虫の体、虫の眼、人の鼻、人の口。
虫の腹から腸?はみ出し絶命した亡骸は、
たまにヒクリと痙攣している。
見てはいけない何か?ガサゴソ・・・
箪笥の裏から這い出たものは更にもう一匹。
恨めしそうな表情を私に投げ、
投げられた新聞紙をたくみに避け、
玄関口へと消えて行く。
・・・。。
「また来るからな。」
その一言は悪意そのものだった。

97 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/24 12:55
「甘み」
昆虫が樹液を啜るように、
私は壁から滲み出る液体に舌を這わす。
はや半年、夕食にこの蜜は欠かせない。
小さな穴ぼこを見つけた日に何かしらと首を傾げ、
数日経てばその穴から水?が滲み出た。
甘い香り。
人差し指ですい得体の知れない蜜を舐めてみた。
甘露。甘露。
その蜜を舐めた後は頭がボーとし、
何とも心地良い気分になった。
後は無我夢中。
若い娘がはしたないと言われようが、
(誰が見ているとゆうのか?)
私は壁に舌を当てた。
トリコとは今の私をゆうのだろう。
この蜜無しに私に快楽は訪れない。
気分とゆうより心底そう思う。
だから壁が命じる不条理なことにも
私は従う。
言うことを聞かないと蜜をくれないから。

98 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/24 13:18
「なんで黄色にするの!」
長身のM氏は数日前から何か迷っているようで、
テレビを見ようものなら、最新インテリアとか、
リフォームであるとか、
今まで興味も示さなかった分野に夢中。
何とも似つかわしく無い姿だけれども、
本人は将に真剣そのもの、
どうやら模様替えでも考えて居るらしい。
とゆうのもM氏この休日に彼女を部屋に招くとゆうことで、
小汚い安アパートを何とか今風の、
ドラマで見るようなコジャレた部屋に改造しようと
奮闘しているのである。
バイトで溜めた僅かなお金で、
ロゼとか聞いたことも無いような家具を買い、
花でも生けないととジャーマンの花瓶を探ったりと、
万年炬燵に敷きっぱなしの布団部屋から
さよならを告げていた。
少しやり過ぎ?
そう思うぐらいの準備を重ねるM氏は頭に血が上っていて、
まだ足りない。彼女に良いところを見せないと。
まだまだ模様替えを続けるようだ。
して今の問題はヤニがかった壁であった。
ヤニで黄色く染まった壁。
壁紙、ペンキを買う金は既に無く、
(この金を使うと素敵なディナーは無しとなる)
雑巾掛け程度で色は落ちず。
ウームとタバコを咥える彼は何か思いついたようである。

M氏の彼女が訪れたのは約束の前日。
驚かしてやろうって腹であったのだけれども、
・・・勝負パンツだし。
・・・男の一人部屋は散らかってるかしら?
悪戯心で戸を空けた。
小奇麗な部屋。意外・・・。。
と、奥で見つけた彼は、
ハ〜。(タバコを吸っては)ハ〜。
・・・・。。
M氏曰く。
どうせ黄色い壁なのだからムラなく黄色くしてみようと思った。
そしたらキレイになるかなと。。

タバコ臭い部屋は嫌と去ってゆく彼女の後姿が
何ともやるせない話と相成った訳だ。

99 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/24 13:21
オカルト外を画いて退出〜!!

100 :Woo:02/08/24 16:20
    |VVVVVVVVV|
    |        |
    |        |
    |  ( ・)( ・)
    |      つ \     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
   C   ____ノ    < | 100!!だろ?
    |  (| | | | |        \_____/
    |    ̄ ̄ノ


101 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/24 17:44
>>Woo
バートかね!!
大して価値も無い100だが取っときい!!
#U`*hvaRE

オカ板のノリがよう分からん!!

「土手」
田舎に住む僕たちにとって、
裏の土手は格好の遊び場だった。
ダンボールで滑ったり、春に筑紫を取ったり、
鬼ごっこもしたっけな。
その土手も道路の整備とか、
明日にはブルドーザーで削られてしまう。
何気に寂しかったので、
昔の悪友連れて思い出の土手で、
昔話に華を咲かす。
先に放した鬼ごっこでSはいつも鬼って泣いてたよね。
秘密基地も造ったじゃん。田んぼの竹串掻っ攫って。
そういえば鼬の骨を埋めたよねえ。
当時、恐竜の化石だあ!
とかいって鼬の頭骸骨で大騒ぎしたことがあった。
そんな訳もなく、まあ子供の僕らには良い玩具となり、
最後は禁じられた遊びのようにお墓を作って弔った。
ナンマイダーと。
ビールも入ってご機嫌だった僕らは当時のように
ナンマイダー。土手に向けて手を合わせて笑った。
そういえば埋めたのこの辺り、
Fの酔いは最高潮で、そのくせ大した記憶力で、
土手の一辺を掘り出した。
子供に戻れたようで、楽しくて、
僕等ミンナでそれに続いた。
有るわけもなく、そう思っていた矢先に、
純白の骨片が顔を除かせる。
ウソーRは歓喜したし、僕等も必死で掘り進め、
骨片を取り上げた。
骨片は服を着ていた。
名札には『てる』と有った。
てる君だ。
仲良しだった、てる君はある日居なくなった。
ご両親は泣いていたし、やがて他所の土地へ移っていった。
ココに居たんだね。
僕等はミンナ黙りこんだ。警察へ電話もせず。
「てる君は大人に成れたかい?」
Sが遺骨に酒を注いで、皆でまた飲み始めた。

工事は一月延期された。

102 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/24 17:46
土手も壁ってことで・・

103 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/24 19:20
お、いつの間にか100こえてる
>>102
いつもながら(・∀・)イイ!ねぇ
このまま21000まで逝ってみよう!
|д゜)ノ キタイsage

104 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/24 19:49
1000はキツイなぁ。。
誰か画かんかなぁ。。

105 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/25 08:01
「問.65」
どこから漏れたのか、噂は瞬く間に広がった。
どうにも危険なサイトが有るらしい。
自己診断のサイトで全問66問。
66問目に答えると、66問目はまるで回答者を見ているような問い、
彼が、誰が?訪れるとゆう。
噂は続く。
彼と会うと不幸が訪れるが、
そこは65問目で止めることで回避しうるとゆう。
日常のスリル。話題を求める者たちは、噂のHP探し求めた。
ひがな幾人かはたどり着き、内幾人かは問に答えていった。

問65.ココまでお応えしましたね?問66.ココまでのお応えありがとうございます。
いやあ、人の噂とは素晴らしい。毎日、毎日ご来場があって至極感激しております。
口コミは仕掛けるに限る!インチキなんて言わないで下さいよ。
皆やってることですし。
どういたしました?無論いまは『問66』ですよ。
先ほど『問65』にYesとお応えしてたじゃ有りませんか・・頭の中で・・
何ですか?その引きつった顔は。
ほら、肩の力を抜いて。これはGAMEです。・・・やれやれ。
質問は進めますよ?
こうしてアナタは最後の問題にたどり着いた訳でありますけど、
得たものはスリルですか?それとも自らの勇気への賛美ですか?
ああ、話題の先取りミンナの注目を浴びたいってのもありますね。
でしたら、私めが及ばずながら助力致しましょう。
側に居ることですし。
スリルでも、自賛でも、注目でも。
私がアナタに一触れするだけで、アナタは得る事が出来るはず。
さあ、お応え下さい。
後ろの壁からそっと抜け出し、アナタの望みを叶えましょう。

106 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/08/25 09:10
とりあえず〜〜とゆう。だけは直してほしいのだが

107 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/25 14:43
良く読んでるなぁ。。

108 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/08/25 16:38
いや、面白いんだけどそこが引っかかって素直に楽しめなくてさ(藁
今後もガンガレー

109 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/25 18:29
>>108
あいあいさぁー

「カマキリ」
花に水をあげる。
赤や黄色の奥に緑の捕食者が居る。
私と彼は対峙する。
彼がいかに鋭い武器を持とうとも、
私の体は彼のそれとは大きさが違う。
ムシケラの生命など私が右手を一振りすれば、
何の苦も無く奪い去ることが出来る。
それでも壁に寄りかかり、
私を威嚇している。
彼への関心は薄れないが、私は作業を進めなければならない。
ジョウロで水を引っ掛けてやり、
それ以降、放っておいた。
夏の日差しは肌を焼き、
紅くちょっとした火傷の様相を見せる。
疲れた。
冷たい麦茶で咽を潤そうと玄関を開ける。
彼が居た。
蝶を両鎌に持ちて。
時たま首をヒネリ、まだ生きていると示す蝶。
その羽模様は私の顔だった。
鎌には紅い血が滲む。
私は気が遠くなり、壁にもたれて意識を失った。
小さな牙が首筋に食い込むのを感じながら。

110 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/25 22:14
|д゜)ノ DarkタンガダメダシクラッテルYO!
漏れは気にせず読んでますです。。

111 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/26 21:58
楽しんでるので気にせないのだ!!
・・・ノルマ、ノルマ。。

「ロープ」
壁と壁の間にロープを渡し、
いっちょ気取って綱渡りでもしてみよう!
さても困った。
壁にロープをどうやって張ろうか?
そうだ!戸棚の五寸釘。
アイツのせいだとトンテンカン。
ほうらロープが張れました。
おっとしまった高すぎた。
さても困った。
どうやってロープに登ろうか?
そうだ風呂場のスケベ椅子。
ほうら上まで登れたぞ。
フラフラ。。フラフラ。。
さても困った難しい。
誰かのお助け無いものか?
これはありがたい。壁から右手。
ちょっとお手をお借りして。
スルリ・・おや?・・ドスン。。

現場に駆けつけた老刑事曰く。
ここで何があったのか検討がつかん。

おそまつ。

112 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/27 08:11
「視線」
ショーウィンドウの向こうの私。
透明で、ガラスの硬質を身に纏う私。
私の影であるはずの彼女は、
私と視線を合わせてはくれない。
私は今の自分を知りたくて虚像の彼女に語り掛ける。
彼女は拒み私を見ようとしない。
時折、視線を感じて眼を向けても、私を見つめる瞳は其処には無い。
孤独は慣れている。ガラス越しの私もそうなのか?
それとも私も私を見放したのか?
彼女に問いたい。私に会いたい。
夏の日差しは暑く、蝉の声が単調に響く。
彼女の居る透明な壁の向こう、
私の体はショーウィンドウに飛び込んで行った。

113 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/28 07:41
「赤い部屋」
色は温度を感じさせるとゆうし、
視覚が受ける波数は人の神経を左右するそうだし。
リラクゼーションになるか?
ストレスの元凶にもなりかねないってことだね。
ブルーは人を落ち着けるのに対し(集中力が増す)、
レッドは人を興奮させる。
やはり血の赤、
自らの生命(危機)
他者の生命(食料→糧/ライバルの排除→より多くの糧)
そういった本能が導いているのかな?
自分は専門家では無いし、
TVや雑誌で見かけただけの知識なのだけれども、
なるほど今は良く分かるよ。
友の血で赤く染まったこの部屋を、
もっと赤く、燃え上がるように赤く、
獲物を狩って、エクスタシーを下さい。
通りは暗く、誰か通るかな?
部屋に招かないと。
肉食獣たれ。

114 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/28 20:27
「氷壁」
ザイルの残りは少なく、
先ほどのトラブルで殆ど落としてしまった。
ピッケルと疲労が隠せない我が手を頼りに登頂を目指す。
肉体はもはや限界であり、戻る道は無いのだ。
氷壁はかつて優しき水であったとは思えず、
鋭く乾燥した冷涼の存在でしかない。
谷を走る風は眼前の壁以上に冷たき狩人となり襲ってくるが、
狩人はその力でもって私の手掛かり、足場を用意してくれる。
時おり砕けダイヤの雨となった跡、それが今の命の支えだ。
満身尽きる前に、持てる力の全てを用いて登り続ける。
氷壁の疵は鋭く、グローブを削り、私の時間をも削り、
それでも体重を預け、また次の疵へ手を伸ばす。
かれこれ半日の間続いた作業だ。
眼はかすむが、待ち人がいる。力尽きる訳にはいかず、
朦朧とする中、もはや手探りで次の突起を探す。
異変はその時にあった。
薄くなったグローブ越しに感じた突起は、
私の良く知る形の良い鼻立ちであり、
その下は桜を思わせる愛らしい唇の其れであり、
愛する紀美子の、私は良く撫でた、
彼女の顔に違い無い。
私は最後なのかも知れない。紀美子はココには居ない。
しかし、だからこそ、紀美子を見たかった。
ゴーグルを肩で外し両目を瞬いた。
氷壁に守られた美しい裸体は彼女ではなかった。
何億年も昔から其処にいたのはやはり紀美子ではなかった。
「もういいのよ。。」
氷漬けの美女が囁いたように思う。
突風は身を掴み氷壁には手が届かない。
暫し体が宙を飛ぶのを感じ、
そして、頭部、全身が焼けるように熱くなるのを感じた。
私の最後だった。

115 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/28 20:33
どうも文章がまとまらんなぁ。。
まあえっか!!

116 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/08/28 22:53
はぁ、今日は大変だった。。。
Darkたんの文章を読むとなんか和むよ・・・(妙

117 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/29 22:01
>>ノシ
嬉しいことを言ってくれるのう・・・
ホンワカやってるのだ!!

「スイカ」
今年は沢山スイカを食べた。
もともと好きなのもあるが、
一人暮らしでスイカ丸食い。
お腹も壊す訳である。
まあそれはいいとして、
何故にあんなに種があるのか?
ものぐさな私には、
皮のスレスレまで食べるか迷うより、
口中でモゴモゴと種を払う作業が何とも耐え難い。
まして、選った種を外へと運びゴミ箱なり、
広げた新聞紙なりに捨てるって作業は。。
しょうがないので、この夏ひとつ作業を省いてみることにした。
効率化とゆうやつである。
さて、スーパーのスイカの価格も上がりつつ、
飽き飽きしたところで新学期を迎えるのだが、
困った。
壁一面のスイカの種。
プッと吐いたらば張り付く。
これは良いと思ったのだが。
異臭がしてるし。

118 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/08/29 22:12
(-_-メ)y━~~ げんきそーだな・・船長君 面白いョ

119 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/08/29 22:19
Ha!!
でもダメダメだ・・・
ネタが浮かばん・・・

120 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/09/02 19:12
わかんねぃよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

121 :名無しタン ◆4rHAaHaA :02/09/04 18:11
((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃知らない間に出来てた押入の壁の穴inアパート
            空が白みかけてきたけど目に見えない壁に阻まれて進めない戻れないin砂漠


            とか、おながいします

122 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/09/04 18:54
お願いかよ!!
・・・・今ノッテないい

123 :名無しタン ◆4rHAaHaA :02/09/04 20:15
これ見て勃ち上がってください(T-T)

ttp://www7.ocn.ne.jp/~helpme/flash/bokkiage.swf

124 :蛍。 ◆Bug/liF6 :02/09/04 23:52
がんばってほしいと。。。

125 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/09/05 00:48
生暖かく見守ってまふ・・・

126 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/09/23 17:28
うぉ!!たまには覗かないといかんなぁ。。スパイラルだしよ!!
はてさてふふ〜ん。。

「虚無」
万年床、下着はそこらの適当に。
俺は少々雑に出来てるらしいが、
特段片付けなぞしなくても生活できている。
もっとも、女の子をこの部屋に呼ぶわけにもいかないが。
つまり、押入何て収容スペースを活用する発想もなく、
たまたま同窓会が有るってんで卒業アルバムをと空けたのは
実に1年と半年ぶりくらいだろうか?
何を入れてたのか、ゴミゴミごちゃごちゃした中、
手探りってのも限界を向かえて、
いっそ収容物を片っ端から部屋の中にぶちまけた。
と、なんだろう?空けた覚えもないのだが、
壁にぽっかりと穴が空いている。
覗きにしちゃあでかすぎるぞこの穴。

127 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/09/23 17:36
「虚無2」
穴の向こうは隣の部屋か?
そういえば美人の大学生ときた日には、
少しだけ悪戯心も湧いてくる。
据え膳喰わねばならぬ、穴があるなら覗いてみようと
丁度自分の胴回りはあろうか?
ポッカリしたそこに身を乗り出してみたが、はて?
暗い闇が、いや影って訳じゃなく、
質量があるってゆうか、
闇がへばり付いてて穴の先は見えやしない。
不振に思うも手を入れてみると、
スゥと向こう側へと突き抜けた。
この際、女子大生はどうでも良くなったし、
俺の好奇は穴の向こう側へと絞られた。
こんな時、マンガや小説では、
異空の世界への冒険が待っているものなのだ。
俺はそうゆうのが好きなタチだった。

128 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/09/23 17:51
「虚無3」
やった!夢にまで見た大冒険が俺を待っていた。
半身穴に身を投げ、開けた世界は一面の砂漠。
蜃気楼か?遠くには異国の町並みが見える。
『ドラえもんありがとう』
何となく滑稽を演じてみる。
ここのとこの生活は特に退屈なものだったし、
何とかなるだろうと、この世界を冒険しようと、
が、甘かった。
穴を通り抜けようにも、ジーンズに入れてた携帯電話が引っかかる。
自分の部屋に戻ろうにも、どうやら穴は初めより狭くなっているようだ。
ジャングル風呂のライオンの如く、
俺は壁から半身出した状態から動けなくなった。
やがて夜が来て(少しだけ眠った)、
地平の向こうは白みがかって朝が来た。
不思議なことに腹は減らない。
幾百日か退屈で気が狂いそうになりながら
上半身だけの生活を過ごす。
今では地平の街より人が来て俺に話しかける。
拝まれてるといったほうが正しいか?
かの人曰く、俺は蛇神セトだとゆう。
ふ〜む。悪くないかな。。
さてはて気になるのは残してきた下半身のことだった。


ダラダラしてもうた。。

129 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/09/23 19:57
新作キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

130 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/09/23 20:04
>>ノシ
ちょとアレだけどねぇ

131 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/09/23 20:13
|ー`)ノ 怖くないけど十分面白いかとおもわれ〜

132 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/09/23 20:20
アリガトゴザイマス

133 :蛍。 ◆Bug/liF6 :02/09/23 22:15
うむぅ。さすがだ。。。こういう文体好き

134 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/09/24 08:03
アリガトゴザイマス
オリ的片よりが気になってます

135 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/09/24 21:38
ここで書いとかないとねぇ

「デスマスク」
私は無表情な女。
感情はあるわ。人並みなつもり。。
でも、それを顔に出すのは苦手なのよ。
好きな人も居るよ。
でも、彼、笑顔が似合う女性が好きみたい。。
小さい時からそう。
『A子。何考えてるのか解んないだもの』
友達はあまり居なかった。
能面なんだって、、私。
だから造ったのよ笑顔の私。
怒ってる私。泣いてる私。沢山の自分。
ほら仮面をつけたら私だって普通に。
ほら・・・
・・・・・。。
ダメなのは解ってた。
彼は言ったわ。笑顔の私を見て。
『頭おかしいんじゃないの』
必要ないよね・・・私の顔なんて。
私なんて。。

壁一面に貼られた顔は綺麗に剥ぎ取られた。
彼女は旅立つ前に、嘘の自分を捨てたんだ。
一枚の面を残して。
壁には満面に笑う、一番の嘘なのに、、
満面に笑う仮面だけが残っていた。

136 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/09/25 00:09
期待sage〜
また連載開始ですなぁ

137 :((((ヽ_Д_) ◆GoToDark :02/09/25 08:25
シャル君に敬意を払って書いたのだ!!
気分しだいで書くのだ!!
・・・・他のコも書かんかな・・・

138 :|д゜)ノシ ◆NOSInoDU :02/09/26 19:17
シャルクン光臨記念でしたかw
マターリと次回待ちます。。
他の人は・・・期待、してますが。。にんとも。

・・・遅レス風味。

139 :千尋 ◆GoToDark :02/09/26 22:25
さて、ポポンと書けるときと
そうでない時がありますからなぁ。。

「狭い部屋」
四畳間ならまだ良いほうだ。
陰鬱で湿気たこの部屋に住まなければ
ならない自分がいやでしょうがない。
趣味のNETが出来る分
我慢が出来なくはないが、
本来は閉所恐怖症ぎみであるのに、
いつまでここに居なくちゃならない!!
大体壁に肌が触れるような造り、
人間に対してどう思ってんだか?
画面の先のアノ子と話せるから、
我慢が出来なくはないが、
もしアク禁なんてしてみろ!!
アノ子と今度会う約束してんだ。
大事な約束壊すようなら、
オマエの家族全て壊してやるからな・・
大体馬鹿な女一人殺したぐらいで
一般市民を牢屋に入れるか?
こんなに壁が近い部屋に閉じ込めるのかよ!!

兇悪異常犯罪者
心理学的異常者に対する
最も安全な外部接触からなる
社会復帰の可能性
インターネット使用による検証

次月予定の仮出所でその効果について
結論をまとめる事

140 :おおむら ◆H1GoToDark :02/11/14 21:54
「通り魔」
木枯らしとゆう言葉を暫く使ってないことに、
ふと気が付いたのは、この暗い路地に入ったからだ。
表道に増して一段と寒い、ブロック塀に挟まれた
狭く息苦しい、否、私にとって心地良いこの空間に
吹きすさぶ微風。少し身を震わせながらも微笑が漏れる。
「木枯らし、木枯らし咲いた道か。」
幼少の頃には良く唄ったものだ。そんな私も歳を取った。
あの頃はよく笑ったし、隠すこともなく怒りも表現できたのだが、
深く皺を刻んだ今は、どうも巧く表現できていないらしい。
家族も、同僚も、私の反応が如何なものか、
いつも戸惑っているいるようである。
すれ違う者にして、そうなのだろうか?
いやいや、無関心にすれ違うだけだろう。
私がそうであるように。
気が付きはしないのだ。私とすれ違ったことなど。
ただ、少しの痛みと、裂けた服に愕然とするだけで、
何が起こったのか、さした興味もないだろう。
壁の向こうに姿を消す、私のことなど記憶の片隅にも無いだろうね。
私も何をしたのかに興味は無いし。。

141 :|д゜)ノシ ◆J.NOSI/is. :02/11/14 22:14
久しぶりやねぇ・・・イイ!

142 :おおむら ◆H1GoToDark :02/11/14 22:16
保守しないとね。
最近少し回転速いから。

143 :♯おむら ◆H1GoToDark :02/12/24 09:50
「メリークリスマス」
私の狭い部屋にクリスマスツリーを飾るのは少々厳しく、
曲りなりにも美大生で少しは絵心あるつもりなので、
この白い壁面に絵の具でもって聖夜を演出しようと考えた。
まずは群青と白・黄をもって満点の星空と降りしきる雪を描いた。
無論、3年前のあの夜のシーンを基にして。
そして其処には、大きな樫の木が1本天へ伸び、
キラヤカなイルミネーションと可愛い飾りつけ。
杖やトナカイ、もちろんサンタもぶら下がってっていた。
私は思い出しながら、時間を掛けて描写していく。
「そうだ!サンタの顔はアノ人にしよう。」
アルバムを拡げ満面の笑みを湛える彼を探す。
出合って直ぐの写真だろうか?子供みたいな笑顔だ。
丁寧に、少しだけデフォルメしつつ仕上げていく。
時間はあるのだ。
こうしてイブの夜全てを掛けて
部屋の壁はホワイトクリスマスと成った。
大変満足である・・・近年まれにみる力作だ。
ふと目に入るのは最後に書いたサンタ姿の彼。
吊り下がった彼は、去年の26日。
別れ話の次の日の彼に見えた。
私はその場で泣いた。

144 :老猿 ◆gG2PDturbo :02/12/24 10:41
久々の新作ですね。
今回も絶妙にこわいなぁ...

145 :♯おむら ◆H1GoToDark :02/12/24 10:43
アリガトです。
クリスマスに暗い話で申し訳ない。。

146 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/12/24 11:30
「思い出」
あの子には、去年のクリスマスの記憶がない。
誰といて、何を食べて、何をしたのか記憶がない。
思い出そうとしても思い出せない。

・・・

今年のクリスマスは、記憶に刻みつけよう。
来年はもっと楽しいクリスマスを記憶に残そう。

・・・

1年後、クリスマスにはその子はいなかった。
あの子は星になったから。

147 :♯おむら ◆H1GoToDark :02/12/24 13:39
・・・・ウウ。。
・・・カキコが有る。
・・・感動。。

148 :キタ━━(゚∀゚)━!!:02/12/24 18:27
∀||||)フフフフフ・・・・・

149 :♯おむら ◆H1GoToDark :02/12/24 18:30
キタ━━(゚∀゚)━!!

も、駄文に挑戦すれば良いのに。。

150 :♯おむら ◆H1GoToDark :02/12/24 18:57
「イルミネーション」
さて、私はこうして御臨終ってことらしいけど、
困ったなぁ。どうにも死んだ気がしないのよ。
そもそも今日はクリスマス・イブ。
今年こそと、せっかくイイ男引っ掛けたのに、
約束の場所に行く途中、トラックとドーン!!
まぁ、私らしく派手な最後で少しご機嫌ではあるんだけど。
ホントにイイ男だったのよ。ウブでさ。
同じ課の新人のコ。私のこと、前からスキだったって。
照れちゃったよ。らしくないね。
それでね、噂じゃ彼、私にプロポーズする気だったんだって。
宝石店に入ってくの見たコが居たんだ。
まいったよ。焦りすぎだって・・・・嬉しいけど。。
焦ったのは、私のほうか?
浮かれすぎて交通事故とはね。
ホントに馬鹿だ私は。・・・馬鹿だ私は。。
ここから見えるかな?待ってるのかな?
この角の向こう・・・居た。
大きなツリーの下。そわそわしちゃって!
ゴメンね。私、死んじゃった。
寒そうだね。震えてるじゃない。
・・・・幽霊でも、ナミダ出るんだ。。
ゴメンね・・・。

巨大なビルの照明は一斉に灯を落とし、一瞬、黒い壁となる。
やがて、ぽつりぽつりと明かりを灯し、文字を連ねる。
「ゴメンネ アリガトウ S」
若者も一瞬それを見上げたが、また寒そうに手を扱き始めた。

151 :クワ:02/12/24 19:13
さらに新作
キタ━━━(;´Д`);´Д`);´Д`);´Д`);´Д`)━━━━!!!

152 :♯おむら ◆H1GoToDark :02/12/24 21:06
今日は大判振る舞いでした。
少しは楽しんで貰えたろうか・・・。。

153 :キタ━━(゚∀゚)━!!:02/12/24 22:25
≫149
出来ればしたいが・・。


154 :ノシ ◆J.NOSI/is. :02/12/24 23:35
をー新作新作♪

相変わらずイイ!ねぇ

155 :♯おむら ◆H1GoToDark :02/12/25 08:44
>>153 キタ━━(゚∀゚)━!!
出来るよ。
指とお脳に任せたら、
何かお話になるもんだ。
自分の思わなかった展開になったりしたら最高!!
評価うんぬんも機になるといえばなるのだけれど、
自分で書いて自分で楽しむってのが何とも格別なのだ。
(・・・・たまに読み返してたりしますわ。楽しいもんだ)

>>154 ノシ
毎度〜。
また乗ってるときに書くのだ。

156 :♯おむら ◆H1GoToDark :02/12/26 13:10
「私は来た」
その日から街の様相は一変した。
穏やかな時が流れるだけの退屈な街。若者達が、都会の華やかさに惹かれ、捨てていく街。
ただ、老人達が先祖の土地を捨てられず、自分たちのとっぽけな歴史を捨てられず、
躯を埋めたいと留まるに過ぎなかった奥地であった。
初めの変化を気付いたのも、老人の一人だった。
それは、おうよそ老人の趣向からは離れた派手な落書きで、住民が居るのか居ないのか?寂れたアパートの壁面にあった。
「私は来た」
老人は、何がしたいのだろうと戸惑うも、取り壊しすらされないであろう小さなビルを見てみぬフリをした。
それが、この街のルールみたいなものだった。
次の日も新たな落書きがあった。
「私は来た」「私は来た」「私は来た」
今度は1つでは無かったし、昔老人が住んでいたアパートの壁にも、
緑色のペンキで画かれてある。何だろう?数日も続くと、街の様相はまさに一変する。
老人も、その知り合いの老人も、街を出るに至らない若者達までも模索し始めた。
何をしてるのだろう?何を?
老人は彼(?)を知りたいと思った。どうしたら?
その頃には今住んでいるアパートの壁にも落書きがあり、「私もここに居る」ペンキを持って、一筆入れてみる。婆さんに叱られようか。。
その横に「私は来た」と再び描かれた時、老人は嬉しかったし、小さく添えてあって彼に1文は、老人を更に喜ばせた。
老人はその言葉を大事に思うし、実に小さな字であって、他の人には教えないで置いた。婆さんにも。
また、一筆入れようか?ウキウキした気分で居たが、
遠くの壁に例の落書きを見ただけで、再び彼が来たことを告げるものは見られなくなった。
時間は掛からなかった。煤けた街の汚れが彼の落書きを覆うまで。
時たまコケの間に緑のペンキが見えるだけ。
老人は思う。死に逝く街を憂いた、それこそ死神か何かの悪戯だったのではないかと。

157 :安住っち ◆kVAzuazBs6 :02/12/26 14:06
「公衆電話の白い少女」
毎年、お盆に帰省すると、私は友人達と海に花火に行くんですよ。
女3〜4人でドライブ。
いつも通る道路は、田舎道なので真っ暗。
なんせ、田舎なので、たまにキツネが飛び出してきたり。
いつも運転手の友人は怖がり屋さんで、
キツネ一匹にもビビリまくり。
で、なぜか、田舎って、妙なところにぽつんと公衆電話が
あったりするんですよね。
毎年、見るんですよ。
公衆電話の中にいる、白いワンピースの長い髪の少女が。
目の錯覚?
でも、ここ何年も見るんですよ?同じ者を。
彼女はなんでそこにいるんだろう・・・
もしかして、その公衆電話さえ存在しないのかな?と考える
今日この頃。

(実話ですが何か?)

なので、友人は私をお盆にはあまり車に乗せたがりません。


158 :安住っち ◆kVAzuazBs6 :02/12/26 14:12
「消えたおじさん」
先に書いた、怖がりやの友人から聞いた話。
勤務先の女の子と2人で海に行ったんだって。
お盆なのに、帰省で大体海はキャンプ客でいっぱい。
(ええ、女だけで行くとナンパされますがね、余談ですが)
彼女達は、海先に行った。
すると、岩陰に一人のおじさんが。
別にめずらしくはない。
でも、数秒後、その岩陰を見ると・・・
おじさんがいない・・・
もちろん、見回しても、どこかへ行った様子もない。
彼女らは怖くて・・・帰った・・・

と思いきや、「まあ、気のせいだろ」と海辺で遊んで帰ったんだとさ。

159 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/12/26 14:34
[壁の勘違い女]
その女は、自分がなぜ叩かれるのか理解出来なかった。
スレの趣向や流れなんて関係無い
自分がカキコすることは、面白いはずだ。
          なのに、なぜ嫌われるのだろう・・・

壁にまつわる怖い話し
スレの趣向も気付かず、己の痛さも気付かず
今日も彼女は突き進む。スレ汚しの道を

160 :安住っち ◆kVAzuazBs6 :02/12/26 14:44
>>159
なるほど、「壁」ね。お題は。
ご忠告どうも。

161 :安住っち ◆kVAzuazBs6 :02/12/26 14:54
「4万円の家」
まあ、敷金、礼金0で借りれたし、しかも、改装済。
ラキー。
まあ、ちょっと、住むには、不便なとこだが、安いにこしたことはない。
しかし、住み始めてなんか、私には災難ばかり。
職場の人達にも「厄年?」とか言われるほど。
心配してくれる同僚がいるだけまあ、幸せだな。
でも、ある日気づいたんだよね。
この部屋、壁汚いなー。
しみっていうか、水没後(見たことないけど)みたいな、しみ。
火事でもあって、改装して安いのかな?
同じアパートの人にも聞いたけど、そういうこともないらしい。
で、またある夜気づいたんだよ。

・・・

なんで、天井に手の跡がいっぱいあるの?

162 :♯おむら ◆H1GoToDark :02/12/26 15:10
>>安住っち
うぉ!!サンキュウ〜。
これで読みがいが出てきた。。
正直のっとりみたいで気にしてたんだ。
また読ませれ。

>>159
まぁまぁ、フィクションまみれにしてしもうたオリだって、
本来のスレ趣旨を狂わしちゃった訳だしね。
・・・・ってゆうか、巧いな。。
センスある煽りはスキだ。。

少しまたヤル気になったよ。
ミンナも遊ぼうなぁ

163 :♯おむら ◆H1GoToDark :02/12/26 15:51
「残り香」
僕は昔から鼻が利く。
焼き鳥屋などに行くと、香りで咽てしまうことがあるくらいだ。
だから、女性の香水もほのかなものが良い。
検死の仕事をしていて、若い娘の部屋を訪れることは少なくない。
悲しいかな、恋愛の縺れ、過度な買物からの借金、
これから素敵な女になるような子が無残な躯を晒す。
実際、老人(男女問わず)の次に多いのが若い娘だった。
死臭とゆうものは有る。お世辞にも心地良いものではない。
部屋の臭いも各自独特だ。僕は鼻が利く。
そんな臭いの間から彼女達の臭いを探る。
実際に仕事の役に立つこともあるし、
これは私なりの弔いでもある。
僕は臭いによって彼女達の存在を記憶しておけるから。
良い臭いが、ほのかに香る。
そんなときは、いつも寄りかかっていたのだろうか?
壁の一角を持ち帰るようにしている。
彼女の香りと一夜をともにするために。
そのときだけは、熟睡できるのだ。

164 :さくら ◆SvWlM/ROSE :02/12/26 16:16
「忘却の裏側」

最近よく同じ夢を見る、自分の名前が書かれた白い壁と
壁一面に生えているフックらしき代物。
大抵、この場面で夢は終わってしまう。。
何を意味した夢なのだろう? 長く生きてきたが、見たことのない風景
ただ、壁がある。 他には何もない殺風景な場所。
しかし、なぜか安堵感を覚える夢に不思議な感覚を覚えた。

また、夢の中のようだ・・ 今度はフックに触れてみる
フックに白い袋が掛かる、どうやら思い出らしい
袋の中には、子供の頃子犬と遊んだ記憶が入っていた。。
目が覚めると不思議なほど気持ちが軽い、きっとあの夢のおかげだろう
最近は起きていても壁の幻覚を見るようになってきた。
そのたびに、楽しかった記憶や、悲しかった記憶、自分が生きてきた証を保存してきた
老人性痴呆、ボケといわれる仕組みがわかってきたような気がする
一面の白い壁、気の向くまま思い出を取り出して無邪気に笑おう。
恍惚という名の幸せと共に。。


165 :♯おむら ◆H1GoToDark :02/12/26 16:23
>>164
ほうほうほう。
うむ。やっぱり色んなコの発想が必要だと思う。

多重カキコ対策行

166 :安住っち ◆kVAzuazBs6 :02/12/26 16:46
「雪のしずく」
雪の降る地方の方は体験あるかと思いますが、部屋を暖かくしていて雪がとけて水になって、朝、窓が凍っていることありませんか?
団地住まいの方は要注意を・・・
凍った水がまた溶けて、窓から水が壁に滴って、床にたまって・・・

・・・

腐った床は崩れ落ち、下の階へ・・・
下の部屋の人には被害はなかったよ。でもね・・・
崩れる少し前まで、子供が窓を眺めてたんだって。
ちなみに被害にあった部屋はうちの真上なんだけどね。

167 :安住っち ◆kVAzuazBs6 :02/12/26 16:51
ところで>>161の部屋、やばいよねぇ・・・
いや、出るけどさ。

168 :♯おむら ◆H1GoToDark :02/12/26 17:26
>>167
オリはオカルターなので
そういった部屋は嫌いじゃない。
・・・・湿気てるのはヤダ。
掃除が間にあわねぇであろおあ!!

169 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/12/26 19:54
ココワ。。。

ワシガ最近体験した実話の出番カ??ヽ(*・∀・)ノ†

170 :老猿 ◆gG2PDturbo :02/12/26 20:48
>>169
それは是非...

171 :♯おむら ◆H1GoToDark :02/12/26 21:35
痔の詳細、聞きたいものだ。

172 :老猿 ◆gG2PDturbo :02/12/27 09:07
タイトルは「【恐怖】壁から下血【心霊】」、とかでどうでしょう。

173 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:02/12/27 17:00
「北の国から〜2002遺書」
誰も居ない部屋で
いくら火を炊いても寒くて
寂しくて
結局、自分は弱い人間で
誰にも何も言わずに逝くのは寂しすぎるから
この壁に生きていた証を残して
今日逝こう
さようなら愛する人よ
今度会う時は普通の男と女で
せめて最期にあなたに側にいて欲しかった

174 :おむらU`*hvaRE:03/01/10 15:15
「顛末1」
振り向かなかった。
ただ、カーテンに写る鋭い鈎爪、
その影が、キーボードに手を降ろした自分の影、
1cm、2cmと近付く様を眺めていた。
無論、最後の問いには彼の推測通り
残酷に無残に後頭部上方より尾骨の末端まで
一本の線、以前は僕であった人体を、
二つに分かつのか?
ゾクリとする期待に応えて貰うべく
老婆の鉈をイメージした。
壁からのびる奇怪な、貧弱で捻れてるのか?
細く弱々しくも大蝦蟇を携えて伸びる腕は、
時間を掛けようやく接しようとしている。
そして触れる。痛い。
僕は口を開いた。意外な事に母への謝罪の言葉だ。
「・・・・・ゴメンなさい。」
何を言ったのかはハッキリしない。
ジウっと挿入される爪の感覚。
モニターに新たに並ぶ、彼の言葉を読んでいる。

175 :おむらU`*hvaRE:03/01/10 15:15
「顛末2」
・・・・・
さあ、お答え下さい。
出来ましたら振り向かないで。

ありがとうございます。
実のところ、アナタは初めてのお客様。
私めも酷く緊張致しました。
分かるでしょう?爪の先からドキドキと、
私の鼓動が伝わるでしょう。
でも良かったです。アナタが初めのお客様で。
こうしてユックリと爪を下ろしていても、
痛いでしょうに、身動き一つせず恍惚としていらっしゃる。
実に紳士的な方で安堵しております。
先ほど何か仰りましたが、ヨダレが垂れてましたよ。
サービスです。後ほど私めが丁寧にねいりにお掃除させて頂きます。
ほら、分かりますか?もう直ぐ尾骨に到達します。
今触れたのが分かりますか?アナタ様のシッポでございます。
まだ生きてらっしゃいますか?
これで終わりですよ。お望みは叶えられたでしょうか?
お客様がご満足を得られたのなら私めも幸いでございます。
またのご利用、、おっとムリを言いました。
この度のご利用、本当にありがとうございました。

視覚も嗅覚も失い、触覚も失ったが、
気配を感じるのは第六感とゆうものだろうか?
彼らしきモノは僕の周りでガサゴソとし、
そしてモトの壁へと帰ったようである。

176 :老猿 ◆gG2PDturbo :03/01/10 15:23
今回は一段と怖うございました...

177 :おむらU`*hvaRE:03/01/10 15:27
アリガトです。
一応シリーズものです。

178 :おおむら ◆H1GoToDark :03/02/11 22:10
「まねき1」
古びた街である。
観光も無く、特段、この土地を訪れる理由も普通の方は持ち得ないだろう。
かくゆう私も仕事でなければ何を好んで5時間も掛けて
こんな取り残されただけの、時間は流れてるのか?
錆びゆく鉄塔にだけ時刻むような歳経た田舎へ出向こうか。
正直な気持ちだ。忌々しくも思っている。
口座が開かれて六十余年、貯蓄されるでも無く、引き落とすでも無く、
利子の分だけ膨れては居るが、時流を読めずに(この街のようだ)
我が生涯の職場が終わりを迎えるあたって
なまじ大口の顧客であるが故に無碍には出来無いのである。
駅を降り、かろうじて車二台が通れようか坂を登り、
その間大根抱えた老人とジャージ姿の若者二人とすれ違い、
二十棟も有るのだろうか?閑散とした団地へと踏み入れた。
入り口に赤いポストが鎮座するも、口に張る蜘蛛の巣は、
もう幾年も使われた形跡は無い。
家々を仕切るはよく見るコンクリートブロックの壁で、
掃除の行き届いた箇所も稀に現れるが(人が住んでる証拠だ)
その多くは苔荒び、黒と深緑に覆われた其れは、
実にこの土地に相応しい様相を醸し出している。
顧客様も恐らくは土地人であって終焉を迎えるであろう御仁に違いなく、
実のところは既にお亡くなりで何らの手続きの違いから
未だご本人様の口座が残っているに過ぎないのでは無いか?
旅中、私の退屈を凌ぐ、いや失礼な確信の妄想の夢想の対象となっっていた。
死んでいるだろう。それはそれで確かめるのが義務である。
住所からすると、あと二度ほど曲がれば目的の家屋が見えるはずだ。
『よくきました。ながいあいだまっていました。』
壁に貼られた茶げた画用紙に、堆積した苔の底かびた画用紙に、
何故か腐食のみられない幼少の頃から馴染んだ画用紙に、
まるで私が見付けるのを当然のように、私を迎える孫の字で。
数メートル間隔で貼られたメッセージは青屋根の平屋へと続いていた。

179 :おおむら ◆H1GoToDark :03/02/11 22:10
「まねき2」
『でんしゃできましたか?ぼくものりたいとおもいます。』
『あとすこしでぼくにあえます』etc.etc.
もしかすれば、初めの一枚より前から貼られていたかもしれないが、
これは自分へのメッセージと決め付けて錯乱しかけていた私にとり
その事実は然程の問題にも為らず、逃げ帰りたい衝動を、
書類の詰まった皮鞄の重さが歩を前へと進めた。
青屋根は遠く(遠かったと思う)辿り着いた頃には疲労困憊で
鞄は辛うじて指先で支えていた。ああ、重い・・。
さっさと、この家の主人に合い、丁寧な謝罪と書類への印を頂き、
足早に我が家へ帰ろう。妻の濃い目の味噌汁で身体を潤そう。
安っぽいドアを前にして、呼び鈴に手を掛ける前に小さく声がした(ように思う)
「いらっしゃい。はいって。はいって。」
取っ手をとり軽い引き戸を開くが其処に声の主は無く、
奥へと延びる短き廊下の壁一面には例の。
幾百枚の茶げた画用紙が私を迎えるように風に棚引いた。
目に入る順をおって読み上げてゆけば、
『いらっしゃい。』
『はいって。はいって。』
『ごようじはしってますよ。』etc.etc.
声上げることもできず、戸が閉じるに抵抗も出来ず
跪く私の前に落ちてきたものは、まっさらな新しい画用紙であった。
怯えの中で涙ぐみ鼻水を垂らす私が見たものは、
画用紙に綴られていく文字であった。
『ギャァーーーーーーー!!』
私の断末魔である。
----------------------------------------------------------------
ゴミ処理場建設にあたり取り壊した廃屋より発見された
不可解な画用紙に書かれた妄想的手記は以上の様な内容である。

180 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/02/15 20:40
スレ一覧に復帰

181 :おおむら ◆H1GoToDark :03/02/15 22:37
あんまり底にあると不安なので一筆

「手探り」
暗く、暗く。
視覚はもはや機能していない。
ただ指先に伝わる触覚のみで出口を目指す。
彼の体液を浴び、ヌルリとした感触と、
犯した罪への理性だろうか?本能だろうか・・・、
振るえは止めようとしない。
時折尖った何かが痛みを伝え、
其れは生命の危機を感じるものであるから、
断末魔に挿入された彼の指先の、
潰れた眼にもまだ涙を流すようだ。
怖い。暗闇は怖いものだ。
時間はまだ正午過ぎだとゆうのに。
この部屋から出なくては、
早く助けを呼ばなくては。
壁伝いに出口を求める。
出口は途方も無く遠いようだ。
光を感じず、あの時何処を向いてたのか、
そもそも彼は絶命したのか?
とにかく出なければ、一歩一歩外に、
この壁伝いに。外へ。外へ。
・・・不意に壁は途切れる。
嘲笑が聴こえる。咽ぶ嘲笑が上から聞こえる。
再び壁に触れる。重力の元の壁に。
嘲笑は途絶えたが、壁の触覚も再び失った。
此処に私の屍が。上には彼の屍が。

182 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/04/12 11:03
ほひゅ。

183 :おおむら ◆H1GoToDark :03/04/14 22:01
「文通」
真新しいマンションの壁にもたれ、あの時間に思いを馳せる。
丁度この位置にあった(?)赤いポストで、偶然の出会いから始まったあの文通。
学生時分、バイトの給料まであと1週間で手持ちは千円、
しょうがなく親に送金の催促を、、そのつもりで駄菓子屋側のポストへと足を運ぶ。
(電話は照れ臭い、今考えると手紙の方が恥ずかしい。)
道すがら目に入ったのは赤い便箋だった。落し物である。
切手に消印が無いところを見れば今から出すところだったのか。
ただ、差出人の名前も無く、このまま代わりに投函するのも気が引けた。
思い付いたのはポストに貼り付けておけば、そのうち落とし主が気が付くのでは?
出す気であったにせよ、憚ったにせよ、手紙とはポストに入れるものだ(?)がその理由。
して、催促の手紙のついで、差出人不明の便箋を探してるかは知れず、
赤いポストの右側面に貼り付けた。人通りも多くない。問題無いだろう。
「○○側に落ちてました。大事な物かもしれませんので。T.S」
一筆を添えた。
翌日、煙草が切れた。お金は無かったが、なに空腹はニコチンで誤魔化そうと駄菓子屋に。
正直、例の便箋がどうなったかも気になった。

184 :おおむら ◆H1GoToDark :03/04/14 22:02
だらしなく自動販売機からセブンスターを一箱買ってポストに眼をやる。
どうやら無事に持ち主に還ったようで、赤い便箋は消えていた。
(・・・・もしかして風で飛んだとかないよな?)
一応、ポスト周りをもう一度見回した。気が弱いのかお人よしなのか。
と、左側面、壁にそって人目の付かないところ『T.Sさま』見覚えのある赤い紙が貼ってある。
便箋の切れ端であるところ、やはり出さなくて良かったと思いつつ、
『T.Sさま』は明らかに私のことであろうとし、鼓動は高まった。
「この度はご親切に・・・やはり出すべきでは無く・・・・ありがとうございました。Y.W」
別れた恋人への恨み辛みを、書いてる時分には何も考えることは出来ず、
差し出す直前にふと我に返ったそうで、帰りしな落としたのに気が付き探していたそうである。
「Y.Wさま 手紙って・・・・・」
同じ位置に更に返事を書く自分を滑稽に思いながら、一友人を得たような、
突然に恋人を得たような嬉々としたこの姿は少し恥ずかしくもあった。
それから、私『T.S』と『Y.W』の奇妙な文通は始まり、
お互いが同じような心境で互いのことを話し、慈しんだ。
私は友人にも話さないことを『Y.W』に告げ『Y.W』もそれに応えた。
「Tが側に居てくれるようで・・・・好きって気持ちは変でしょうか?」
前日の夜に、ここから遠いところへの就職が決まった私は複雑な気持ちだった。
『Y.W』に対し自分も確たる好意を感じてはいたが、、
「Yの気持ちは嬉しい・・・就職・・・来週街を出ます。」
それから引越しの日までYの返事は無かったが、
タクシーで赤いポストを過ぎるとき、いつもの位置に手紙が見えたようにも思う。
5年ぶりにこの街を訪れてみれば、駄菓子屋は無くなりマンションが建っていた。
店のお婆さんは隠居し、息子がマンションに鞍替えとのことだが、
建てて半月で投身自殺があったと、昔の大家が教えてくれた。
遺書におかしなことが書いてあったと近所で噂になったとゆう。
「Tへ 私、また大事な手紙を落としたみたいです。もしまた、アナタが拾ってくれたら・・・」
壁にもたれつつ、切れた煙草に舌打ちしながら自動販売機を探したが、
辺りには見当たらなかった。

185 :おおむら ◆H1GoToDark :03/04/14 22:02
忘れとった。

186 :キタ━━(゚∀゚)━━!!:03/04/15 00:24
このスレあること忘れていた・・・・・。「スマソ

187 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/04/15 23:37
「見えない1」

小学4年生の時にいじめにあった。
いじめは中学生になるまで続いた。
けれど、中学生になっていじめはぱたりとやんだ。
これには確実な理由がある。
小6の半ばごろから、私には、
私と他人の間にある「見えない」壁が「見える」ようになったのだった。
私を拒絶している人間との間には分厚くて硬くて冷たい鉛色の壁が見えた。
逆に私を受け入れてくれている人間との間には薄く澄んだガラスのような壁が見えた。
壁が薄く透き通っているほど、私とその人との距離は近いようだった。
最初は何かの錯覚だろうと思っていたのだが、
それが相手の心の内を表しているのだと知ったのは、
仲良くしていた子達のうちの一人に鉛の壁が見えたからだった。
鉛の壁が見えてから、私にはその子の姿が目に入らなくなってしまったし、
声も聞こえなくなってしまった。
周りから見れば、私がその子を無視しているように見えたのかもしれない。
しばらくした後に、ガラスの壁の子が打ち明けてくれた。
「もう気づいてるみたいだから言っちゃうけど、
あなたに『死ね』って手紙を書いたのあの子なの。」
――――私に悪意を持つ人間は私の目には映らない。
そうなると、気持ちがいくらか楽になった。
くすくす笑う声や、内緒話も聞こえない。
もううつむいて、苦しさにゆがんだ顔を隠す必要がなくなった。
最初は重い壁だらけで息苦しかった教室内が
小6の終わりの方になると大分見通しが良くなっていた。


188 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/04/15 23:40
「見えない2」
中学、高校時代は、割と上手くいった。
分厚い壁には近づかないというだけで良かったからだ。
壁を隔てた人付き合いが私の基本になっていた。
壁は私にとって人と付き合うための道標だった。
壁がある事を感謝しない日はなかった。
私は人間でなく、壁を見て生きていたのだと思う。
世界には私しか存在していない。他にあるのは壁だけだ。

そして現在、私は大学生になった。
大学の近くのアパートで一人暮らしをしている。
最近では鉛の壁も見た事がない。
2年目の春を迎えてもうすっかり新天地での暮らしにも慣れた。
今日は午後の授業が休講になったので一度家に帰ろうと思ったのだ。
せっかくの良い天気だし久しぶりに布団でも干そう。
アパートの、音の響く階段を登る。
肩にかけたトートバッグから鍵を取り出す。
差し込もうとして、気がついた。
私の目の前に鉛のように重くて、分厚い壁がある。
壁の色は赤黒かった。………血みたいだと思った。
私は一歩、後ずさった。
この壁は、ドアの、「中に」あるのだろうか、それとも、「外に」あるのだろうか。
ずっと壁を避け続けてきた私には、そんな事すらもわからなかった。
私の事を嫌いな人間は、壁を築いて存在を排除すれば良いのだと。
そんな私の考えは間違っていたのだろうか。
嫌いな人間には会わなければ衝突は起こらない。
だから、強固な壁は見ないようにしていた。
そうすれば壁も去っていった。いままではずっとそうだった。
しかし、……壁は迫ってきた。
壁は私に「気づいた」のだ。壁はドアのこちら側にいたのだった。
みるみるうちに私を錆びた手摺りの方へ追い詰めた。
背中が冷たかった。

189 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/04/15 23:45
「見えない3」
私には、これが「誰なのか」すらわからない。
助けてと叫ぶ事はためらわれた。
だってこれは、壁でしかない。壁が私に何をすると言うのだろう。
壁の向こう側はまったく見えない。
私がどういう状態にあるのかわからない。
壁の向こう側の声はまったく聞こえない。
私には相手が男か女かもわからない。
壁が、迫る。
意思を持っているかのように、いや、壁は意思を持たない。
私はいつだって壁に向かって話していた。
私の声は壁の向こうに届いていたのだろうか。
わからないがこの目の前の壁はとてつもなく恐ろしいものに思えた。
そういえば最近は壁の向こう側を意識しなくなっていた。
私以外の人間はすべて壁であり、壁でしかなかった。
私は広い世界の中でたった一人壁に囲まれて生きているのだと思いこんでいたのかもしれない。
他人は壁でしかなく、壁は壁でしかなかった。
赤黒い壁が一瞬ねじれたように見えた。
そして次の瞬間、壁が、迫り、ぶつか―――………

----------------------------------------------------------------

女子大生ストーカー殺人事件

7日午後0時ごろ**市**のアパートで
女子大生****さんが殺された事件で、
警察は現場付近で刃物を持って逃走していた男を逮捕。
男は「**さんに好意を持っていたが相手にされなかったので、
部屋の前で待ち伏せしていたが、さらに無視されたので逆上して殺した」
と証言しているという。

190 :老猿 ◆gG2PDturbo :03/04/15 23:48
なんか夜一人で見てると怖くなりますな...

191 :おおむら ◆H1GoToDark :03/04/16 00:13
おお〜すげ〜力作だ!!傑作だよ!!ほんと

192 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/04/16 01:18
「隣人・1」

隣人は相当に短期で神経質な人間らしい。
彼が住み始めてから幾日も経つが、ボロアパートの薄壁ゆえに、
私の部屋で立てた音が隣の部屋に聞こえてしまうようなのだ。
私はどうも人に気を遣うという事ができない性質で、
ついつい大きめの音量でラジオを聴いたり、
テレビを見ていてわははと大声で笑ってしまったりする。
そんなとき、隣人は「うるさい」とでも言うように私の部屋側の壁をドンと蹴るのだった。
それにしても、壁を蹴るというのはやりすぎではないだろうか。
たしかにいちいち電話をしたり訪ねてきたりするのは面倒だろうが、
だからといって蹴ると言うのは穏やかではない。
その度に老い先短い老人である私の寿命はさらに縮まる心地がするのだ。


193 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/04/16 01:19
「隣人・2」

アパートの住人に話を聞くと、壁を蹴られているのは私の部屋だけではないらしい。
彼の部屋を挟んで私と反対側の部屋の住人や、
彼の部屋の下の住人も同じような目にあっているらしいのだ。
元々老人が多いこのアパートではみんな耳が遠い事もあって、
些細な音を気に留める者もなかった。
突然現れた神経質な彼のせいで元々の住民が嫌な想いをするというのは、
面白くないではないか。
そんな気持ちが、彼以外の住人を妙に団結させた。
ある日、私たちは彼に対するいたずらを思いついたのだった。
それは、彼の部屋に隣する者たちが、全く同じ時間に、全く同じように、
大きな音を立てるというものだった。
彼はきっとどの部屋を蹴れば良いかわからなくなるに違いない。
彼の困った顔を思い浮かべるだけで、私たちの気持ちは少しは晴れるのだった。

194 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/04/16 01:23
「隣人・3」

そして、その日のその時間になった。
私は思いっきりラジオのボリュームを上げた。
最大限の音量は私でもうるさいと思うほどだった。
私はにんまりと笑った。この時間、彼の周りの三軒は同時に大きな音を出しているはずだ。
彼はきっと困るに違いない。体は一つなのに、どうやって三軒同時に蹴れば良いのだろう、と。
ところが、意に反して私が音量を上げるとすぐに彼の部屋側の壁からドンドンと音がした。
私は驚いて彼の部屋の私と反対側の隣の住人に電話をした。
「ひどいじゃないですか!今日この時間にやろうと決めたのに!」
ところが隣の部屋の住人は言った。
「あなたこそなんですか!私はちゃんと音量を上げましたよ!」
ほどなくして、下の部屋の住人がやってきた。
「なんで音を大きくしていないんですか!私だけ悪者じゃないですか!」
そう、三人が三人とも壁(と天井)を蹴られた音を聞いたのだった。
壁から壁の間はとても人間が手を広げたくらいじゃ届かない広さである。
ましてや、足は二本しかないと言うのにどうやって同時に三箇所を蹴る事ができるだろうか。
私たち三人は顔を見合わせて、その後はなんとなく大きな音はなるべく立てないようにしようと言いあった。

195 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/04/16 07:39
なんか、リアルにありそうな話で怖いです...
自作にも期待♪

196 :老猿 ◆gG2PDturbo :03/04/16 07:40
自作じゃなくて次作...
ついでに名前も入れ忘れ。

197 :おおむら ◆H1GoToDark :03/04/16 07:42
よいかんじ

198 :おおむら ◆H1GoToDark :03/04/16 07:44
老猿さんも近々投稿の予定です。

199 :老猿 ◆gG2PDturbo :03/04/16 08:50
怖い話は苦手なんで投稿できません♪

200 :キタ━━(゚∀゚)━━!!:03/04/16 20:09
200げt!!!!!!

201 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/04/16 22:17
ありがとうございます。書き始めるとつい長文になるのが悪い癖です。
おおむらさんの話も読みたいなぁ…。

202 :おおむら ◆H1GoToDark :03/04/17 08:19
気が向いたトキにまた書くのです。

203 :おおむら ◆H1GoToDark :03/04/17 18:38
『キング・オブ・ヴァンパイヤ』を観て

「吸血鬼へのオマージュ1」
高き壁。古城の奥。腐りかけの板張り、彼への最後の壁。
キサクとヨシオ、暗き部屋の中央に目を添え、蹴り抜く。
「困ったお客さんだ。入り口はあちらだ。」
ヴラド・ツェペシが指差す方向には、城の様式通り、
古めかしくも実に気品のあるドアが鎮座していた。
昼中。伝承では伯爵が起きている訳は無い。
最強の魔人を前にして、少年探偵団の面々は木杭を構える。
「無知とは怖いものだ。少年達よ。そんな物で本当に私を殺せるとでも思っているのかい?」
ツェペシの紅い眼は鈍い光を放ち、照らすとゆうより、闇を更に暗くしていた。
たじろぐ子供にツェペシはとうとう破顔した。
「いや、すまないね。小さなお客人達よ。
 君たちが正義の名の下で、魔王ドラキュラたる私を退治しに来たのは分かっているよ。
 しかし、よく聞きたまえ。イモータルたる私がそんな木の棒で死ぬと思うかね?
 ・・・・難しかったかな?イモータル、つまり不死身の意味だ。
 確かに日の光は苦手だ。霜焼けになったことはあるかい誰か。
 あんな感じだ。痒くてしかたない。ついでに言うと、十字架はほら。」
ヴラド・ツェペシは本来、敬謙なクリスチャンである。
胸のロザリオは伯爵の名に相応しい豪華な(下品な印象は無い)ものであった。
「大蒜もね、調理しだいでは好物だ。ママのローストビーフにものっているだろう。
 つまりはね、死に対しての私に弱点は無いのだよ。
 イモータルの意味はご理解できたかね?」
探偵団の紅一点、おませなサチは悲鳴を上げる寸前だった。
他の隊員も、絶望で足が振るえ、血の気の引いた頬は蒼白となり、
与助に至っては既に泣いていた。

204 :おおむら ◆H1GoToDark :03/04/17 18:39
「吸血鬼へのオマージュ2」
「昨日のTV映画のせいだね。『ノスフェラトウ』であったか、
 『魔人ドラキュラ』であったか?君たちが見るには早すぎる映画だと思うが・・・。
 泣くのはおやめ。物語と現実とは違うものだ。分かるかい?」
ツェペシは腰を下ろした。少年達のイメージでは棺桶があるはずの位置に、
パパが何時かはと言っていたか、豪華な社長椅子(本皮貼りのビジネスチェアーである)。
背もたれにグンと身を投げ、息をフゥと吐き出した。
「確かに私は怪物だろう。不死身で、こんな怪しげな魔法も使う。」
指先に点る炎。そのまま葉巻に火を点ける。
「時代によっては迫害も受けたし、今尚恐れるものは多い。
 でも考えてみたまえ。500年以上生きている。知恵がある。
 君たちのお爺ちゃんは物知りだろう。私はもっと長生きしているのさ。
 大きくなれば分かるが、私の知恵はね大人達にはとても大切なもの、
 大統領だって私の話が必要なのさ。凄いだろう?
 私がお金持ちなのも知ってるよね。お城に住んでいるぐらいだから本当に大金持ちだよ。
 でもそれは、私の知恵によるものだ。報酬、つまりは、お給料だよ。
 パパたちが仕事に行くように、私にも仕事があるのさ。」
実は部屋の壁一面にスケジュール表が貼ってあるのだが、
年端も行かぬ子供達には、怪しげな模様にしか見えなかった。

205 :おおむら ◆H1GoToDark :03/04/17 18:41
「吸血鬼へのオマージュ3」
「私が血を吸うか、これが君達の恐れるところであり、
 最も興味を惹く点だろうね。答えからいえば、私のご飯は血。
 TV映画や、お婆ちゃんの怖い話の通り、私は血を吸うよ。でも、安心したまえ。
 昔は確かに仕事の報酬に、このキバで首筋を噛み付かせてもらったものだが、
 今は血も買える時代でね。特に私は病理学的にも定期的な血の摂取が必要、
 ウーム、難しかったかな?つまりはお医者さんが血を飲んで良いと言っているから、
 法律を犯すことなく、血を飲むことが出来る。今更、諸君の血を奪うことはしない。」
ここで、ツェペシは満面の笑みを見せたが、ドラキュラを前にした子供達が
微笑を返すなどの展開をみせる訳も無く、長々と話した報いは少しでもあったか?
伯爵は少々疑問になった。
「まあ良い。さっきも話しただろう。私にも仕事があるのだ。
 これ以上の時間を割くと今夜は徹夜になってしまう。もちろん夜型ではあるが、
 明日から休暇でね。古巣のハンガリーへ出かけなきゃならない。
 久しぶりに一族が揃うんだ。パーティに主役のドラキュラ様が居ないんじゃあ困るだろう?
 だから、話はお終いだ。これを上げよう。帰りに食べるといい。
 帰りはドアからにしてくれたまえ。君たちが破った壁は・・・・旅行から帰ってでも直すさ。」
城を出て、伯爵のお土産に目を移す少年探偵団一向だが、それは、
どす黒い赤、凝固した血液をイメージさせるものであった。
やめろとの静止の中で、先ずは与助が口に含んだ。口一杯に広がるコーラの酸味。
苔だらけの古城の壁に背を凭れ、空を眺めつつ飴を頬張るチビッコ達の冒険は、こうして幕を閉じる。

(言葉が足りねとか思いつつ3分割か・・・)

206 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/04/18 22:49
面白い!

207 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/04/20 13:24
ある日、気がついたらCドライブのルートに見慣れないファイルができてました。
"お別れ.txt"というものなのですが・・・
中をみると
「長年Cドライブとして働かせていただいたHDDのOS Windowsです。
長いお付き合いとなりましたが昨今のエロ動画、エロゲ、その他大量のエロリソースの
蓄積にもう疲れてしまいました。近くお暇をいただきとうございます。今まで
ありがとうございました。」という内容!
翌日HDDは停まって2度と動きませんでした。

208 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/04/20 13:34
あり得るな。

209 :炒り子「おおむら」 ◆H1GoToDark :03/06/02 22:38
「問うこと。問われること。」
モニターに映る不可解な問いに対し
どうにも慣れない言葉の言い回しといい
私の読解力の問題であるかもしれないけれども
どう答えて良いのか分からない。
相手様からしてみても、混乱困惑してる私が分かるのか、
何度も、噛み砕いているのだろうが同様の質問を繰り返す。
だいたいのところは私も理解しているつもりなのだが、
壁越しに貴女を見ていますとか、
そっと抜け出て貴女の望みを叶えましょうであるとか、
腑に落ちない言葉ばかりが連なるのを見れば、
そもそも今までの私の答えから推測しての問いだそうだが、
偶然たどりついたサイトで大して興味も無い診断に対し、
ABCの答えは全て先頭のA。別に選んだわけでは無い。
ただ最後の設問に関しては、不可解ながらも気配を感じさせるもの、
興味そそるものであったので真剣に答えてみようと思ったのだが、
咲き堕ちる花弁のように貴女の肩へ、
日照る湖面に上がる陽炎のように貴女の片肺を・・・・
何が何だか分からない為、やはり適当に答えてしまうのだ。
問いの主はそれが気に入らないのか
「再び、問66です。」
付き合う私もどうかしてるが、もう10回数えようか?
繰り返し質問を投げてくるのだ。
Aを選んでもBを選んでもCを選んでも。

210 :炒り子「おおむら」 ◆H1GoToDark :03/06/02 22:38
さすがに悪戯かと思い、これで落ちようと考えたのだが、
最後に彼はこう言ってきた。
「再び、問66です。と、何度でも貴女へ問いかけたいのですが、
 さすがに私めも疲れました。何時になったら正直なお答えが貰えるのでしょうか?
 心底、疲れました。もしや冷やかしではないかと心配しております。
 信じて頂きたいのは、私が真剣に貴女様のお役に立ちたいと考えているということです。
 ですから、心の命ずるままのお答えが欲しいと願っております。
 お分かり頂けるでしょうか?お分かり頂けましたのなら、この際、
 貴女様がお選びになる答えも私めが選んで用意させて頂きましょう。
 これが効率的というものです。
 あぁ、もっと早くにこうするべきでありました。」
首に冷たい物を感じるや否や、視界がグルンと回り、私は落下しているようで、
床に左頬を打ち付けた時には痛烈な痛みを感じた。
それも一瞬であったが、今は仰向きなのか?視界に天井を捉えるのと同じく、
見覚えのあるパジャマを着た女が首から鮮血を噴いていた。
次第に辺りが暗くなる中で、ジャラリと異音を感じて視線を移してみれば、
弱々しく疲れきった鍵爪の主が壁の中へと帰る姿が見えた。

211 :老猿 ◆gG2PDturbo :03/06/03 00:05
お、久しぶりに新作。
あいかわらず怖いですなぁ。

212 :ツキューン「おおむら」 ◆H1GoToDark :03/06/03 07:50
コ、コメディナノニ・・・。。

213 :ツキューン「おおむら」 ◆H1GoToDark :03/06/03 08:53
問66の関係まとめ直して商業誌に投稿してみようかと思ってる。

214 :老猿 ◆gG2PDturbo :03/06/03 09:11
コメディ...十分怖いですが。

商業誌ですかい。プロデビュゥですなぁ。

215 :ツキューン「おおむら」 ◆H1GoToDark :03/06/03 09:43
まぁ、どうにもならないでしょうけどね。
一度チャレンジしてみるのも良いかと思って。
>14 >31 >33-34 >36-39
>43-45 >48-50 >54-58 >61-68
>70 >75-76 >80 >83
>86-88 >90 >92 >96-98
>101 >105 >109 >111-114 >117
>126-128 >135 >139-140 >143 >150
>156 >163 >174-175 >178-179 >181 >183
>184 >203-205 >209 >210
あらためて見返すと結構書いてるもので、
これらと、きつねに掲載したもの使って(他は何処で何を書いたかサッパリ?)
何らかの形にしたいと思います。

216 :老猿 ◆gG2PDturbo :03/06/03 10:22
>>215 壮観ですな。

217 :ツキューン「おおむら」 ◆H1GoToDark :03/06/03 16:18
つか、きつねに書いた話を取りあえず2つほど再編しました。
原稿用紙4〜5枚に。書き写すのメンドイ。
同じくらいのボリュームで通り魔の話を作り直してSFマガジンにも送ってみるつもり。
問66関連は大ボリュームなうえ未完結なのでゆっくりやってくつもり。
(触れると襲われる事しか触れてませんしねぇ・・・ちと展開させてみるか。。)

218 :ツキューン「おおむら」 ◆H1GoToDark :03/06/03 17:04
「老刑事」
私にはどうもパソコンってやつが馴染めない。
それなのに最近は、調書にしろあらゆる届けを
この電気の箱に詰め込めというのだからホトホト困っている。
心外ながらも老眼鏡をかけ文字を一つずつえいこらと打っているのである。
(捜査の多くの時間をこのパソコンとやらに費やしてよいものか?)
それでも先週までは其処の壁際の席に座った若造に頼めば手伝ってもらえたのだが、
相棒と言い合える仲となる前に彼は逝ってしまった。原因は不明。
ただ、とある事件に関係しているのは確かだ。
彼以外にも犠牲者が出ているし、今も出続けている。
インターネットって言葉は聞いたことがあるが、ホームページだのよく分からないものが関係しているらしい。
何でも犠牲者はそのホームページとやらを見た(?)連中らしいが、
現場には12人、死者は既に半数の6人にも昇る。当然私の知り合いも居る。
この異常さに、私などは若いときに見た「ツタンカーメンの呪い」を連想したりするのだが、
どうにも異なるなるのは、犠牲者全てに共通する特徴である。
死因となった切り傷の大きさ、鋭利さ、どうも生きているうちに付けられたらしいとする
検視官の推論も異常極まりないが、なによりも全員が悦楽を迎えた顔、
中には射精している者も居ることだ。
長い刑事生活の中で、挽肉となった酷い死体も幾度と無く見てきたが、
本当に嗚咽を感じたのはこれが初めてだ。

219 :ツキューン「おおむら」 ◆H1GoToDark :03/06/03 17:05
さて、事件はこれが全てでは無い。警察内部、残り6人にしても身が安全とはいえず、
むしろ危険な状態であるし、奥の壁、掲示板に貼られた写真の数々を見よ。
対角に4等分されながらも笑みを湛えた顔、
目玉をくり貫かれ、口に入れられ、そして明らかに自らが噛んだ痕跡がみられる生首、
そろいも揃って快楽にまかせたように涎、鼻汁を垂れ流しながらも
現場はまるで掃除されたように汚れが無いとはどういったことか?
そして、コンピュータ嫌いの私も一つの捜査を担当することとなった。
昨日未明、一人暮らしのOLが首を撥ねられて死んだ。
壁に向かった視線と、何が可笑しかったのか力いっぱい笑おうと
頬の筋肉が張った状態で硬直している女の首。
他と異なり現場は血の海、汚れていたが、鋭利な切り口といい同一犯だ。
今、3時間掛けて初めの調書を書き終わろうとしている。
事件解決の糸口はさっぱり浮かばない。帰って息子と相談だ。
この忌まわしい事件に向かうには、先ずパソコンを覚えなければ。

220 :老猿 ◆gG2PDturbo :03/06/03 17:55
新展開ですなぁ。
わくわく。

221 :ツキューン「おおむら」 ◆H1GoToDark :03/06/03 19:04
さて、どうしたもんですかね。
何となく次に繋がりそうにはしておきましたが、
そのうちまたカキコするってことで66関連に集中すると思います。
(原案として先ずここに書くのスタンスで)

222 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/06/10 19:56
これらを何れflashにしたいと思っていましたが商業誌に投稿ですか…。

223 :ツキューン「おおむら」 ◆H1GoToDark :03/06/10 20:59
いや、、こんな籠った世界をフラッシュにせんでも。。

224 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/07/01 18:25
廊下が続いている。
何処へと続くとも知れない暗い廊下。
手にした燭台の灯りだけが、いつ果てるとも知れない廊下と同じ長さの壁を、ぼんやりと両脇に浮かび上がらせている。
壁が続いている。
何処へと続くとも知れない白い壁。
手にした燭台の灯りだけが、いつ果てるとも知れない壁に掛かった肖像画を、ぼんやりと両脇に浮かび上がらせている。

始まりは、自分の肖像。
その次は、病に倒れ、早死にした今は亡き父の肖像。
その次は、やはり、早くに死んだ、顔もうろ覚えでしかない祖父の肖像。
その次は、仏壇の写真でしか見た事の無い曽祖父の肖像。

次々に現れるそれらは、確実に、自分の祖先を遡っているようだ。

既に何代遡ったのだろうか。
何処までこの壁は続くのか。
江戸時代の農民。戦国時代の農民。
どうやら、我が家は農民の家系だったらしい。

永い永い時を経て、次第に肖像は、人類の祖だと思える顔にまでたどり着き、更に、進化の過程を逆戻しするような下等生物へと更に進んで( 退いて? )いった。

225 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/07/01 18:25
「変だ・・・」

思わず、呟く。
拙い知識を掘り起こす限り、地球に生命が誕生し、今の状態へ発展していく過程で哺乳類が爆発的に繁栄したのは、恐竜を滅ぼす隕石が衝突した後のはずだ。
先ほどまで、魚類(?)まで退化していた肖像が、今度は、再び人類(?)の顔へと進化して行く。
正確に言えば、人類では無いのかも知れないが、その辺を歩いていても、何ら不思議は無い顔に見える。
どうみても肉食動物に見える、その牙を除いては。
そのうちに、なじみのある顔にぶつかった。
曽祖父の顔。その顔に生える鋭い牙。
祖父の顔。その顔に生える鋭い牙。うっすらと残る茶色いしみ。
数歩踏み出し、残り少なくなった燭台を、次の肖像に向ける。
父の顔。その鋭い牙から、血を滴らせる父の顔。
血の部分は、心もとない灯りでも、茶色く変色を遂げているのが見て取れた。
このまま行けば、次は己の顔である。
訳の分からない恐怖が襲う。
我が家は、代々短命な男が続いていたと、誰かから聞いていた。
白い壁が自分の方へと迫ってくる。

一瞬、白い壁の次の肖像画から、何かが踊り出したように感じた。

そして、灯りが消えた・・・。

226 :老猿 ◆gG2PDturbo :03/07/01 23:53
イイ(・∀・)!

227 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/07/02 14:29
( ´_ゝ`)フーン

228 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/07/03 17:26
鏡に映った顔。
目の下の隈。
鼻の上のそばかす。
頬に浮かんだしみ。
毎朝、30分かけて丹念に作る、その化粧を落とした素顔は、実年齢よりはるかに老け込んでいる。

私は、鏡の中に映った自分の顔を見続けるのが辛くて、ふと目を逸らした。
鏡の中に映った壁。
その壁の得体の知れない染みが、網膜に焼き付けられる。

自分の人生を暗示しているようで、思わずうっすらと涙が滲んだ。

昔は、新品だった壁。
今は、薄汚れてしまった壁。( 正確には壁紙? )

「昔は良かったな」

呟いた声が、思ったよりも大きく響き、私をギョッとさせる。

なんとなく、苦い笑いを浮かべながら、染みを直接見ようと、振り返った。

229 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/07/03 17:26
「ない!?」



あれだけ、はっきりと映っていた染みがなくなっていた。

混乱し切った私は、もう一度、鏡を振り返った。

変わらずに、映り続ける染み。

私は、思わず、力ない笑みを漏らした。
それは、壁ではなく鏡についた汚れだったのだ。
微苦笑が、しだいに哄笑へと変じていく。
何がおかしいのかも分からずに、ケタケタと笑い続け、眉剃り用のカミソリを手にする。
振り向いて、転がるように壁に向かい切りつける。
本当は汚れてなんかいなかった壁が、無性に憎かった。

そして、小さな傷がついた。
壁にも私の心にも・・・。

230 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/07/04 14:18
( ´_ゝ`)フーン         

231 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/07/17 21:40
( ´,_ゝ`)プッ

232 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:03/07/24 20:23
ハロペリドール(抗精神病薬)
この薬の効果が強くなることがあります。

233 :山崎 渉:03/08/02 02:44
(^^)

234 : :03/08/12 18:01
                   

235 : :03/08/14 15:47


236 :山崎 渉:03/08/15 16:33
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

237 : :03/08/19 11:59


238 : :03/08/21 19:05


239 : :03/09/09 20:05


240 :鞍馬トマト ◆PpMURAL.9. :03/11/09 23:29
>>217
送ったのかな???

241 :おおむら ◆H1GoToDark :03/12/23 20:15
問66関連はほっておいて
きつねの数編は再編して送ったよ。
ダメだったみたいねぇ〜。
(自分で読み直しても再編前のが読みやすい。極ショート)

「2003 クリスマス」
薄壁の向こうから鈴の音が聞こえ始めて3日。
今は歌声も混じり、団欒の中、ロウソクの火を点そうか、
父親は家主らしく、子供をじらしつつワイワイと騒ぐ様が、
想像するに、如何にもホームドラマ仕立てに芝居がかった姿さえ、
この次期には相応しいようにも思える。
が、時として考えるに、騒動の間は少々長く、パーティーには早すぎやしないか?
何よりも空き家であるはずの隣人は何者であろうかと不安になる。
「ジングルベル♪ジングルベル♪」
子供らの声は甲高く、甲高くガラスの擦れる音に近い音域へと到達し、
イギギギギ・・・頭を抑え苦しむ私の姿を見ているのか、
嘲り笑う邪気が混じっているのも確かだ。
壁掛け時計の針が時として速く、急激にまるでブレーキが架かったように
スローに変化してゆき、時間は波を打ち、空間の歪みの狭間で、
「ジングルベル♪ジングルベル♪」
くぐもった大人の声が響きだす。
次期早々、イブは明日。
ニュースでは今だクリスマスは未来のことである。
一人身、ひっそりと、少々世間を妬みながら静かに過すはずの夜が、
今からこの様子では明日はどうなることやらと心配である。
更に心配なことには、鈴の音たち、次第に高まる喧騒は、
次第に何かが近付いていることを暗示していることである。
「ソリにお乗りよ。」と。

242 :おおむら ◆H1GoToDark :03/12/23 21:41
うぉ!!なんとなくザラ見したらえらい中途半端な放置をしてた。気が向いた時に繫げるためちと考えよう。。
「我が家」
健二はパッとしない年中眼鏡で少々内気ながらも、
友人とも仲良くやってるようだし成績もそんなに悪くなく、親バカ風にいえば自慢の息子である。
息子にパソコンを買ってやったのは、上層教育というよりも、
既に、私の時代では考えられなかったことではあるが
パソコンが授業に取り入れられているとのことで、
歳をいってからの子供であることもあわせ不自由させたくなかったからである。
たまに早く帰宅できたときは彼との対話を持とうと努めているのだが
部屋を訪れた時は大抵パソコンに向かって何かしらしているのを見ると
決して高い買い物でもなかったかと思う。かといって陰気の心配はしていない。
少年野球にもしっかり参加しているし、内も外も元気でヨロシイなどと考えている。
「これがインターネットってやつか?」
担当事件のこともあり、こわごわと息子のマウスを借りたりもしてみるのだが、
ぎこちない私を見ていられないのか、
「何か調べたいことでもあるの?直ぐに見つけてあげるよ。」
父親よりも優位な立場にあることが誇らしいのか、
自慢げな目と、鼻をフンフン鳴らしている。
「いや、ちょっとなぁ。何か、ホームページっていうのか?事件・・・」
ここまで言いかけて、鼻息が明らかに激しくなった息子の顔に視線が移った。
『直ぐに見つけてあげるよ。調べてあげるよ。』
それは嬉しいことであったし、少ない息子とのコミュニティーを取るには
充分な事でもあったろう。しかし・・・・。
「そ、そういえば最近野球の方はどうだ?」
私は話をはぐらかせてしまった。
息子はレギュラーになれそうだと応えはしたが、明らかにガッカリした様相で、
居た堪れない気持ちにもなったが、悦楽の表情を見せたあの生首を思い浮かべると、
どうにも彼を、ほんの僅かでさえ巻き込むことは躊躇われた。
それでも最後はオヤスミと笑顔を交わして部屋を出たのだが、
出際に、壁に映るパソコンに向きなおした彼の影を見ると不安に押しつぶされそうになり、
どうかこの子には・・・・。身近にある可能性に恐怖するのだった。
(カシャカシャカシャカシャ・・・・)

243 :壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/01/22 17:02
私は40過ぎて独身です。本当に辛い毎日を送っています。
つい先日も、こんな事がありました。

ある日、弟夫婦の14歳になる長女の下着類が一切合切盗まれる
という事件が起きたのです。あろうことか真っ先に疑われたのは
私でした。40歳過ぎて独身だというだけで血の繋がった実の弟から
この私が真っ先に疑われたのです。肉親なのに。ずっと一緒に育った
兄弟なのに。ただただ40過ぎて独身だというだけで実の兄である私が
疑われたのです。とても悲しいことです。やりきれない気分です。
ですが、実は盗んだのは私でした。

が、しかし、事ここに至ってはそんなことは瑣末な事です。論点が
ずれています。私が訴えたい事は“私が犯人だと決まってないうちに”
既に“私を疑っていた”という事実なんです。つまり40歳で独身だと
いう事は常に『気持ち悪い事をしでかすに違いない』という目で見られて
いる、という現実なのです。これではまさに冤罪の温床です。我々40過ぎ
独身中年は常にそういった謂れ無き迫害に晒されながら毎日ビクビクして
生きて行かなければならないのでしょうか?結局私が犯人だということが
ばれ、弟は「もう、来ないでくれな」と悲しそうに言いました。ですが
私はそんな弟を許す事はできません。私が犯人だとばれる前から私を
疑っていた、という事実は消えないからです。

独身男性板のみなさん、結婚はしたほうがいいです。40過ぎて独身だと
本当に何をされるかわかりません。家族から。世間から。社会から。

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