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【メロドラマ】 成瀬巳喜男  【珠玉の名作】

1 :この子の名無しのお祝いに:04/03/05 03:36 ID:p9wvWQDX
目線の芸、チンドン屋の登場、屋外の二人歩き、不吉な電話、突然の交通事故など
といった特徴的な演出を通して、成瀬映画からは市井の一隅に生きるささやかな庶
民の姿が鮮やかに浮かび上がってくる。それは様式美へと走り、現実を限りなく捨
象したような小津映画では到底達せられっこない生身の人間のリアリティが息づい
た鮮烈の映像体験を可能にする。

2005年に成瀬生誕100年を迎える今、生涯に89本の作品を発表した成瀬巳喜男(1905
-1969)の世界を思う存分語ってみよう。

このたび「【失われた】溝口健二&成瀬巳喜男4【巨匠】」から分離・独立を達成

2 :この子の名無しのお祝いに:04/03/05 03:39 ID:WrSRGqXF


3 :この子の名無しのお祝いに:04/03/05 03:42 ID:ujB0OSLu
糞スレからの脱出!
おめでとうございます!

さあ、楽しくやりましょう♪


4 :この子の名無しのお祝いに:04/03/05 05:02 ID:7J7KOvNz
今「乱れる」見ました。
この頃の時代背景も盛り込まれていてとても興味深いです。

成瀬の作品は戦前から面白いものが多いですね。
「旅役者」も短いけれどとても面白かった。

5 :この子の名無しのお祝いに:04/03/05 23:03 ID:pRzBrpkU
「石中先生行状記」の3作目、三船さんが唐突に「青い山脈」を歌いだすところ、笑ったなあ。

6 :この子の名無しのお祝いに:04/03/05 23:17 ID:DQHhwD3S
三船の役自体がね、もうなんかね、ぷ

7 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 00:39 ID:jtJaQGgQ
乱れ雲(1967) 監督
女の中にいる他人(1966) 監督
ひき逃げ(1966) 監督
乱れる(1964) 監督/製作
女の歴史(1963) 監督
女の座(1962) 監督
放浪記(1962) 監督/製作
妻として女として(1961) 監督
女が階段を上る時(1960) 監督
娘・妻・母(1960) 監督
夜の流れ(1960) 監督/製作
秋立ちぬ(1960) 監督/製作
コタンの口笛(1959) 監督
杏っ子(1958) 監督/脚本
鰯雲(1958) 監督
あらくれ(1957) 監督
驟雨(1956) 監督
流れる(1956) 監督
浮雲(1955) 監督
山の音(1954) 監督
晩菊(1954) 監督
夫婦(1953) 監督
妻(1953) 監督

8 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 00:39 ID:jtJaQGgQ
あにいもうと(1953) 監督
おかあさん(1952) 監督
稲妻(1952) 監督
銀座化粧(1951) 監督
舞姫(1951) 演出
めし(1951) 監督
石中先生行状記(1950) 監督
薔薇合戦(1950) 監督
四つの恋の物語(1947) 演出
愉しき哉人生(1944) 監督/脚本
芝居道(1944) 演出
歌行燈(1943) 監督
秀子の車掌さん(1941) 演出/脚本
はたらく一家(1939) 演出/脚色
鶴八鶴次郎(1938) 演出/脚本
桃中軒雲右衛門(1936) 演出/脚本
乙女ごころ三人姉妹(1935) 演出/脚本
妻よ薔薇のやうに(1935) 演出/脚本
限りなき舗道(1934) 監督
君と別れて(1933) 監督/原作/脚色
夜ごとの夢(1933) 監督/原作
生さぬ仲(1932) 監督
腰辨頑張れ(1931) 監督/原作/脚本
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=254261

9 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 00:42 ID:jtJaQGgQ
日本映画専門チャンネル(CS/CATV)
成瀬巳喜男劇場
毎週土曜日12:00〜

http://www.nihon-eiga.com/0403/0403_12.html

10 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 01:15 ID:ud/s1atz
『浮雲』『乱れる』
いい映画なのに気になったのが斎藤一郎の音楽。
全然作品に貢献していなかった。

情感の高まる場面でも凡庸な曲が鳴り続けていて・・・
もう強いて聞かないようにしていたけど。

『乱れ雲』は武満徹だから期待してみよう。

11 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 01:23 ID:RfqOm5Ml
うーん、デコ姉御の証言によると、成瀬監督の基本方針は「音楽なんか要らない」
だったそうな。で、斎藤一郎の場合、付けた音楽を片っ端から削っていっても何も
文句を言わない人だったから、成瀬監督もこの人を重用していたらしい。
で、「女が階段を上る時」で黛敏郎が音楽付けたとき、両者の間で一悶着があったそうな。
つまり、成瀬作品において音楽はあまり重要な役割は果たしていないし、その意図もない、
ということらしい。

12 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 02:10 ID:jtJaQGgQ
浮雲の音楽大好きなんだがなぁ。
インドシナの熱気の余韻を引きずったような感じで。
しかしまぁ、他に観た夫婦三部作とかに比べれば異様な雰囲気を醸し出してました。

13 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 02:25 ID:OlfTBCQ+
>>10
「乱れる」でも映像は抜群なのに音楽がエレクトーンでありきたりなメロディーだったな。
しかし、それほど気にもならなかった。

映画音楽は大事だけど、例えば伊福部昭の音楽なんて
「ゴジラ」でも「銀嶺の果て」でも「忠臣蔵」でも「ビルマの竪琴」でも
どれも同じような音の組み合わせだから全部ゴジラを連想してしまう。
その事を思えば当り障りのない音楽というのは、逆に無難だけどね。

14 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 02:39 ID:RfqOm5Ml
>13
伊福部昭の音楽でゴジラを連想したといえば、
谷口千吉の「ジャコ萬と鉄」もそうだった。

15 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 03:18 ID:Ge7Aswfa
「朝の並木道」見たけど、よかった。
当時のカフェーの雰囲気(風俗)がリアルに伝わってきたし、70年近く前のフィルムなのに画質も良好だった。若き日の清川虹子にもめぐり逢えたし。

16 :フェミニーナ ◆P8vBK/N.XE :04/03/06 04:36 ID:HMTwB78d
>「乱れる」でも映像は抜群なのに音楽がエレクトーンでありきたりな
メロディーだったな。

はあ??


17 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 05:33 ID:jsDslk+J
まあ、観客の感情をコントロールするのは演出家の俺で、
しかも最小限の作為で最大限の効果を発揮したいって人だから、
センチメンタルな音楽で情感を駆り立てられるのは嫌で仕方ないんだろう。

18 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 05:33 ID:jsDslk+J
>>16
コテハンで煽り文句とは成瀬の映画にふさわしくない素振りだね。

19 :フェミニーナ ◆P8vBK/N.XE :04/03/06 05:37 ID:HMTwB78d
>>16
そうかな?
少なくとも煽ってるつもりはないが・・。
エレクトーンはないだろ?いくらなんでもw

20 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 05:57 ID:peLNhFce
電子オルガン?
同じことか...

>武満徹だから期待してみよう
武満は映画好きだから、映画音楽もうまいな。
そんな彼でも「乱」は腑に落ちないところがあったそうな。

21 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 06:24 ID:z0bVfusj
>>6 無口で女性の前だとどもっちゃうって役。若山セツ子のことが気になって気になって風呂できれいさっぱり髭をそって、髪の毛をぺったり整えてから出てくるんだよね。
黒沢映画ではみられない、三船の側面を見せて貰ったなあ。最後のほうの「おらぁ、おめえのどもりがうつりそうだぁ」という若山さんのセリフ、密かに恋心をうちあけるような感じでじーんと来た。

22 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 06:31 ID:tu8qZfPm
監督自身もかなり無口タイプだったらしい。

23 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 06:47 ID:jsDslk+J
>>21
普段の三船でないようで、
飯を喰いながら若山セツ子を盗み見るときの目はいつもの三船のママで(w

24 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 08:57 ID:Kdm/RH+E
「妻の心」の三船もいいぞ。
加東大介と沢村貞子(兄弟で夫婦役)がやってる喫茶店で
高峰秀子が料理を習っているところに三船がやってくる。
めまいがしそうになるほど豪華なサ店だった。

25 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 09:36 ID:z0bVfusj
>>23 お祭りで「顔をみせてみろ」と言われて、ぱっと目を見開いた顔をするところも
爆笑した。
>>24 「妻の心」、これから観ます

26 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 10:25 ID:RfqOm5Ml
>24
「めまいがしそうになるほど豪華なサ店」てほどではないけど、確かに
高峰秀子の女給姿にはめまいがしそうだった。
あと、三船と二人茶屋で雨宿りする場面の格調高さといったらない。


27 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 10:50 ID:xR5JvlSR
>>19-20
エレクトーンはヤマハの商品名だね。しかし、斎藤一郎が多用していたのは確かに
電子オルガンというよりエレクトーンという感じではある。
「眠狂四郎」や「座頭市」とかの大映時代劇に象徴的な、
あの「びゅわ〜〜〜ん」という音色はちょっと聴いただけで、誰の音楽かはすぐにわかるな。

>>11 >>17
成瀬は斎藤の音楽を好んで使っていたと周囲に思われていたが、
「成瀬映画には斎藤の叙情的な音楽」というパブリックイメージをこそ嫌っていたようだ。
で、黛と組んでみたが、黛も自己主張の強い人間だからモメて、
またまた成瀬は気に入らずに無言でブスっとする、と。

28 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 12:19 ID:H4rQWvRF
成瀬巳喜男ってシャープだから、斎藤一郎の曲がことさら弛緩しているように聞こえる。

当時の流行かもしれないけど、あの頃の映画のエレキギターとか電子オルガンの使い方なんか
どうしても古臭く感じるね。

でも武満徹はさすがに同時代でも全くそんなことない。

29 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 13:30 ID:Qi1nYZ8b
つづかんだろうな

30 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 14:46 ID:w0R8v8cC
「稲妻」の主人公は高峰秀子ではなく、浦辺粂子だとおもわれ。
名優だったんだなぁと、改めて思い知らされました。もりそば
腹いっぱい食いたし。

31 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 15:05 ID:jsDslk+J
「稲妻」「あにいもうと」は大映東京で、
美術が仲美喜雄さんだからちょっと感じが違うよね。
ロケとセットの組合わせ方がうまいよね。

32 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 17:25 ID:WH9kxkIU
>>27
> あの「びゅわ〜〜〜ん」という音色
うまい!(w)確かにそんな音だよね。(あまり好きではないが)
作曲者名はすぐに浮かばないけれど、ほんっとに大映映画を見るとよく聞くよね。

成瀬映画の中の三船敏郎って、まったく借りてきた猫みたいで
思わず笑ってしまった。かわいいんだけれど。

33 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 17:32 ID:uZhG8u0l
稲妻も、あにいもうとも、そして浮雲も・・ちょっと見てて
つらいものがあるな。山中とか小津では感じないのだが、成瀬に
は、会話にいろんなことを詰め込む癖があるから(ある意味、観客
のレベルを疑っているというか)、独白のような無駄な時間がとても
気になる
映像や表情で観客はもうわかっているからというのに、説明する
から「時代を超えた」ものが残ってこない
ちなみに、黒澤もそういうところがあるけど、他の情報量も膨大だからね

34 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 17:45 ID:sHKeuXab
『浮雲』も会話の量はとても多いね。
果てしなく愚痴やイヤミを言い合って、それが恋愛映画になっているところが面白かった。
台詞だととっくに終わってるはずなのに、全然終わらないの。

35 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 17:55 ID:jsDslk+J
>>33
> 成瀬には、会話にいろんなことを詰め込む癖があるから

全く逆だな。

小津の方が語らせ過ぎていると思う。特にオヤジが喋りすぎ。

36 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 18:26 ID:uZhG8u0l
>>35
小津の映画では、オヤジが喋っているのは「建前」
本音がどこに隠されているか、
顔に出ているのか、家族がいなくなったときに背中に出ているのか
サイレンスコメディー出身の小津を知らなさ過ぎるぞ、チミは

37 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 20:09 ID:p7e7IJH9
『おかあさん』に出てきたピカソパンって
どこに逝けば買えますかねぇ?

38 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 20:24 ID:w0R8v8cC
『あにいもうと』で高品格が食べていたかき氷って
どこに往けば食べられますか。

39 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 20:31 ID:XB4ftcxX
今まで観た中では、「稲妻」「あにいもうと」「晩菊」
「流れる」「妻として女として」が好き。
「鶴八鶴次郎」「あらくれ」「女が階段を上る時」「放浪記」「ひき逃げ」
「女の中にいる他人」「乱れ雲」が観たい!

40 :この子の名無しのお祝いに:04/03/06 20:44 ID:kf2BdKo7
ラピュタ阿佐ヶ谷 「成瀬巳喜男 その、まなざし」全32本上映中

ttp://www.laputa-jp.com/laputa/program/naruse/

41 :この子の名無しのお祝いに:04/03/07 00:55 ID:S+4PAhlj
「流れる」の豪華女優人の演技は凄いねぇ。
決して演技合戦になっていなくて各人がさりげなく
役を演じてるのは成瀬演出のなせるワザかな?
山田五十鈴が醒めた眼つきで背筋を伸ばして三味線弾く姿とか。
田中絹代の屈んでちょこまかした動作とか
その人物の歩んできた人生を感じさせて素晴らしい。

42 :この子の名無しのお祝いに:04/03/07 06:04 ID:jK/HGPVZ
で、成瀬の正統な一番弟子を自称しているのはあの石井輝男なわけだが。

43 :この子の名無しのお祝いに:04/03/07 06:12 ID:jRSleBeW
自称ですか

44 :この子の名無しのお祝いに:04/03/07 09:38 ID:DBqlW57y
自称じゃなくてもうまいでしょ。
「黄線地帯」「無頼平野」辺りは輝男にしてはストレートな作品だから、その辺分かりやすい。

45 :この子の名無しのお祝いに:04/03/07 10:15 ID:NE5WlAyh
>41
中北千枝子の宙をさ迷う目線とかな。
成瀬のベスト1は「流れる」だと思う。

46 :この子の名無しのお祝いに:04/03/07 20:20 ID:ZJ4l8Z1L
>>45
「流れる」と「乱れる」どちらがベスト1か悩む所。
世評的にベスト1と言われてる「浮雲」は嫌い。

47 :この子の名無しのお祝いに:04/03/07 22:32 ID:cinuhx+i
「秀子の車掌さん」とか「おかあさん」とか「石中先生行状記」etc
可愛い映画を作れる監督ですよね。
キアロスタミとかジャック・タチと並んで好きです。

48 :この子の名無しのお祝いに:04/03/07 23:36 ID:DBqlW57y
「おかあさん」と「流れる」が好き。

49 :この子の名無しのお祝いに:04/03/08 00:09 ID:HylaZHuj
「夫婦」放送してますな。
三国連太郎かっけー。大根だけど。
相変わらずチンドン屋と、ラーメンと、ダイナミックな電車のシーンがあって笑った。

50 :この子の名無しのお祝いに:04/03/08 00:36 ID:HylaZHuj
うむ、森雅之と心中ならいいけど、上原謙との結婚生活は嫌だな。

51 :この子の名無しのお祝いに:04/03/08 00:38 ID:2mqvu0SA
「お父さんは僕達にいつも、偉くなれ偉くなれって言うけど、お父さんは
会社ではおどけてばかりでちっとも偉くなんかないじゃないか!」

ごめん、間違えた。


52 :この子の名無しのお祝いに:04/03/08 01:58 ID:OkQmkRqg
「山の音」もいいね。
ストーリーに大きな起伏があるわけじゃないのに緊迫感が凄い。


53 :フェミニーナ ◆P8vBK/N.XE :04/03/08 05:35 ID:bUOkSCQh
小品だけど「朝の並木道」がいい。
最後に早智子さんが手紙をちぎって川に捨てるところ。
早智子さんの顔に川面の光が反射しながら流れていくんだよね。
あれはきれいだったなあ・・
すっごく、愛してたんだね。

54 :この子の名無しのお祝いに :04/03/08 08:06 ID:xhhpvkiU
個人的には「流れる」がベスト。
「流れる」は往年の名女優栗島すみ子と杉村春子の存在が作品の
厚みを増してる。「いずれ、女達を川向こうへ追いやって、あそこで
小料理屋でも開く」という本音を抱えながら、調停者として振
る舞うお浜(栗島)の腹芸。お茶を引くことした出来ない芸者の哀れさを
卑屈さを演じきった杉村。日本映画の極上の部分ではないか?

同じ小市民的な作風を作り続けながらも、屡々スタイルに縛られる小津に
比べて、成瀬は遙かに自由だし、作品もより映画らしいと思う。

55 :この子の名無しのお祝いに:04/03/08 10:46 ID:SXSPEbjI
>日本映画の極上の部分ではないか?
禿げ同!!!
この映画、初見の時はあまりの素晴らしさに興奮しすぎて血管切れそうになった。
映画でこれほど気分が高揚するのは10年に1度くらいのもんだ。

賀原夏子の2度目の登場時の、あまりのドレスダウンぶりに戦慄w
同じ堅気でも田中絹代はボロ着ててもどこか凛としてるんだよね。
お浜(栗島)が梨花=お春(田中)に一目置くのも納得。


56 :この子の名無しのお祝いに:04/03/08 12:31 ID:S34y8Mh9
>>33
黒澤とか小津の台詞はわりとストレートだと思う。
小津は余計なところをどんどん削るようになったけど。

成瀬は倫理的なことを話してる場合でも台詞そのままに受け取れないところがあって、
ちょっと一筋縄でいかない感じ。

57 :この子の名無しのお祝いに:04/03/08 17:14 ID:BtdzTbf6
>>42
石井輝男の『ゲンセン館主人』第三話「池袋百点会」は
このスレの住人の方は必見ですな。
成瀬テイストの哀感がそこはかとなく漂っていて、
石井の師匠へのオマージュを感じとることができる希少な作品です。
(石井自身もそのことをどこかではっきり語っていたような)

58 :この子の名無しのお祝いに:04/03/08 21:21 ID:mis/DDAc
つげの漫画とはいいところに目をつけたと思う。
悪い水に染まっってしまった輝男が、
成瀬的な静かに時間の流れる映画を撮るには、
そこんじょそこらの題材じゃ無理だし。

59 :この子の名無しのお祝いに:04/03/08 22:00 ID:2ahojWYi
どうでもいいが>>58
>悪い水に染まっってしまった輝男が
の「悪い水」って、
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』とか
『徳川いれずみ師 責め地獄』あたりの
作品指してるんじゃないだろーな。
んなこと言ってると他スレの住人で
黙ってないヤシが多数いるぞ。ちくっちゃうぞw

60 :この子の名無しのお祝いに:04/03/08 22:30 ID:mis/DDAc
いやいや、輝男はあの世で成瀬先生に会わせる顔がないと思うよ。
俺は輝男の映画は全部好きだけど(輝男はうまいから)、悪い水には違いない。

61 :この子の名無しのお祝いに:04/03/09 00:09 ID:f43ntl6A
成瀬映画って唐突に人が死ぬことが結構多いね。
晩年の作品とか、あと『浮雲』なんて付き合った女三人とも死ぬし。
葬儀費用が足りないだの弁護費用だの慰謝料の話になって、人が死んだらまず
お金がかかるっていうのが生々しい。

62 :この子の名無しのお祝いに:04/03/09 00:22 ID:zGjeTPNm
「おかあさん」の三島雅夫、どうよ?

どうせ死ぬなら、「杏っ子」の木村功にしてくれ!

63 :この子の名無しのお祝いに:04/03/09 00:41 ID:fEP7rJy+
『流れる』『晩菊』『夜の流れ』が好きでつ。
自分で勝手に「花柳3部作」と呼んでます。
DVD−BOXにならないかなあ〜。

64 :この子の名無しのお祝いに:04/03/09 00:44 ID:8bdE6xDl
>>61
唐突な死(特に交通事故)と世知辛いカネの話は、成瀬映画でおなじみのファクター。
ついには「ひき逃げ」をつくるにまで至るし。なんで交通事故にあれほど執着したのか。

65 :この子の名無しのお祝いに:04/03/09 01:16 ID:zGjeTPNm
千葉早智子「お父様が交通事故でなくなったんじゃないかと思うの」

66 :この子の名無しのお祝いに:04/03/09 10:56 ID:eijrWQNe
交通事故で衝撃的最期を迎えるというと「名もなく貧しく美しく」かな?
松山だけど、成瀬の脚本書いてるしキャストもダブるし、で姉妹作品ってとこで。

67 :この子の名無しのお祝いに:04/03/09 13:21 ID:LDWiECj0
「名もなく貧しく美しく」は2パターンのラストがあるようだね。
俺が観たのはパッピーエンド、悲惨な方も是非観たい。
どっちのラストが一般的なんだろ。

68 :この子の名無しのお祝いに:04/03/09 17:07 ID:U7epafSn
『浮雲』の殺人事件なんて普通なら浮いてしまいかねないところを、お金に絡めて
とりあえず始末をつけなければならない現実の問題にしているところはさすが。
(ほんと堕胎や自殺も含めて当たり前みたいによく人が死ぬ)

69 :66:04/03/09 18:26 ID:eijrWQNe
>67
「パッピーエンド」ならぬハッピーエンド版は海外バージョンらしい。
一応、続編の「続・名もなく貧しく美しく」は母親は事故死したことになってるので
ダンプ轢かれ壮絶死、のほうが一般的なんだろね。

70 :67:04/03/10 08:07 ID:AmhY3ufw
文面の一部に撒き餌しとくと高確率でレス付くようなw
>69、情報ありがとん。
ちなみに俺が観たのは大昔、学際で上映された16mm版ですた。

71 :この子の名無しのお祝いに:04/03/10 11:00 ID:hqtvDRMU
>70
「文面の一部に撒き餌」→「学際」→「楽才」

72 :この子の名無しのお祝いに:04/03/10 12:48 ID:AmhY3ufw
>71
レス不要につき撒き餌は無しでつ。
もしやるなら、16mm版→16m版
板汚しそまそ。

73 :この子の名無しのお祝いに:04/03/10 14:02 ID:fvpzXUcX
>>70-72
わけがわからん
しかも「名もなく貧しく美しく」に端を発しているし

74 :この子の名無しのお祝いに:04/03/10 20:48 ID:B4RbKQRW
誤字脱字ぐれえどうだっていいだろ。
お前らは心境が底を尽いているな・・・。
煽らなきゃ商売ができねえってか。

75 :この子の名無しのお祝いに:04/03/10 23:55 ID:JMnoA0XV
「女が階段を上る時」・・・ものすごく良かった。出てくる役者が皆素晴らしい
           成瀬の演出が緻密かつ洗練された空気を全篇に覆っている
「あにいもうと」・・・眠い。退屈。
           水木脚本にしては出来が悪すぎるのではないか
           登場人物の描写が凡庸で、キャラが立ってない
           成瀬の演出も大味でいつもの繊細さを感じない

76 :この子の名無しのお祝いに:04/03/11 00:13 ID:0kYz0y9C
>75
「女が階段を上る時」は、邦画といわず、全映画鑑賞作品の中でも5本の指に入る傑作。
この菊島隆三脚本による緻密かつ洗練され、スリリングな展開は仰天もの、まさに神業。

高峰秀子の佃島の実家での静養中のエピソードといい、加藤大介の結婚詐欺のエピソードには
言葉が出ない。ただ、嘆息があるのみ。


77 :この子の名無しのお祝いに:04/03/11 00:31 ID:ETdHUIns
加藤大介なんで、正体明されてからもなんかの間違いじゃないかと言う気がする。
「あにいもうと」はそんな悪いとは思わないけど、
成瀬があんまり得意じゃない激しい対話のある話だね。
こういうのもあって楽しいと思う。役者が達者だし。
大映陣にも成瀬を語って貰いたいな。

78 :この子の名無しのお祝いに:04/03/11 00:39 ID:0kYz0y9C
「加藤大介」→「加東大介」

79 :この子の名無しのお祝いに:04/03/11 01:29 ID:Z3MpY3nB
『乱れ雲』すごかった〜
やっぱりメロドラマは音楽大きいね。
主演の二人とは直接関係のない出来事や言葉に責め苛まれて、見ている方まで居たたまれない感じ。
『浮雲』や『乱れる』より無言のシーンが多く、3本の中で一番洗練された作品だった。

80 :この子の名無しのお祝いに:04/03/11 01:36 ID:ETdHUIns
司の実家が、加山のトバされた営業所の近くとかコテコテで笑わすよな。
青森市と十和田湖?

81 :この子の名無しのお祝いに:04/03/11 01:54 ID:Z3MpY3nB
仕掛けはほんとにメロメロのメロドラマ。
だからよけいに成瀬監督って凄いと思った。

やっぱり映画は監督次第。
小津作品の名作リメイクしても凡作にしかなってないし。

82 :この子の名無しのお祝いに:04/03/11 16:17 ID:7XOs1kCL
ところで司葉子のあれは堕胎したの?それとも流産だったの?

83 :この子の名無しのお祝いに:04/03/11 17:09 ID:l+M6sHZC
>>82
堕胎。麻酔かけられてた。

84 :この子の名無しのお祝いに:04/03/12 00:21 ID:Z+KqJkWj
>>82
昔は、堕胎は恥ずかしいこと、悪いことって風潮があったので、
分かりにくい表現を取っているのは、堕胎と思っていいです。


85 :この子の名無しのお祝いに:04/03/12 03:05 ID:KYtUMeG+
それにしても、堕胎の現場に親族はおろか加山雄三まで駆けつけるとは・・
司葉子としては恥かしさの極みだろう。

普通、隠れてやるもんじゃないのか???

86 :この子の名無しのお祝いに:04/03/12 08:51 ID:7Ds//dgu
「お母さん」でいきなり画面に「終」って出て、終わりかと思いきや実は映
画の中で香川京子と榎並啓子が観ている映画が終わりっていうオチには笑っ
た。
あと、香川京子が叔母の榎並啓子に花嫁衣裳を着せられて、それが元で起こ
るドタバタ劇も面白かった。
成瀬映画の最高峰。

87 :この子の名無しのお祝いに:04/03/12 19:34 ID:ASRf2lp2
>>86
香川京子がペロっと舌を出すシーンがとてつもなくキュートだったなぁ。

88 :この子の名無しのお祝いに:04/03/12 20:28 ID:7Ds//dgu
age

89 :この子の名無しのお祝いに:04/03/12 20:34 ID:2NIxdSt+
クイズグランプリの司会者が出ていた作品はなんでしたか?

90 :86:04/03/12 22:18 ID:7Ds//dgu
>>87
ハゲ同。しかしそんな香川京子も今見たら・・・
原節子ってそういう意味では、賢いよなあ。
一番美しかった時のまま、人々の脳裏に焼きついたまま、表舞台から姿を消
したからなあ。

91 :この子の名無しのお祝いに:04/03/12 23:00 ID:oHegFHbY
>>90
香川京子は今でもきれいだと思うけどな。
原節子は正直引退直前は老けが目立つと思う。

92 :この子の名無しのお祝いに:04/03/13 00:03 ID:INrZQUSH
「娘・妻・母」の原節子はちょっと観てらんない・・・。

93 :この子の名無しのお祝いに:04/03/13 00:19 ID:F2STmSdw
>>87
あと、妹をよそにやっちゃう時に涙ぐむでしょ…あれがね、もうね…

94 :この子の名無しのお祝いに:04/03/13 00:22 ID:F2STmSdw
>>92
あれ、笑えてくるよな。
幾らなんでもその演技はないだろと原も立つ。
まあ、原の映画は、半分は原が痛々しくてみてらんない。

「山の音」なんて原の痛々しさを逆手にとってうまいよな。
原に同情的な山村の気持が分かる。さすが成瀬というところか。

95 :この子の名無しのお祝いに:04/03/13 01:51 ID:/kCIia1u
「おかあさん」は香川京子がのど自慢で「花嫁人形」を
歌うシーンが妙に寂しいんだよね。賑やかなのど自慢大会の場面なのに・・
そして後半に香川京子が花嫁衣裳のモデルをするエピソードがある。
成瀬って上手いよなぁ。

96 :この子の名無しのお祝いに:04/03/13 01:52 ID:pDctuhlR
>>92
キスシーンは出演作中もしかして唯一無比なのでは?

97 :この子の名無しのお祝いに:04/03/13 03:32 ID:F2STmSdw
『驟雨』は、しょっぱな香川京子が笑わせてくれるが、
隣組の会合に行った原節子の痛々しいまでの引っ込み思案ぶりが笑える。

98 :この子の名無しのお祝いに:04/03/13 11:30 ID:9LNT86hm
『おかあさん』で香川京子と一緒に映画観たり、
花嫁衣装着せるおばさんは中北千枝子じゃないの?

加東大介演じる戦争帰りのおじさんに
シベリアさんとかあだ名が付いてませんでしたっけ。

99 :この子の名無しのお祝いに:04/03/13 11:55 ID:INrZQUSH
>>98
「捕虜のおじさん」だったね。
ひでえ。

100 :この子の名無しのお祝いに:04/03/13 12:03 ID:pDctuhlR
加東大介は「おかあさん」ではクリーニングのやり方を親切にご教授。
「妻の心」では洋食の作り方を詳しくご教授。もう専門家顔負け。

「何でも屋」加東大介って凄い。

101 :この子の名無しのお祝いに:04/03/13 17:59 ID:lVsNuzgz
>>96
川島雄三の「女であること」で久我美子とキスしていた。

102 :この子の名無しのお祝いに:04/03/13 20:54 ID:kZmxZOLD
若尾文子が成瀬映画に主演して欲しかったよ・・・

103 :この子の名無しのお祝いに:04/03/13 23:43 ID:dypNXGEv
成瀬が成城あたりに住んでたせいか、
小田急線沿線が舞台になってる作品多いよね。
沿線住民の漏れとしては「驟雨」に出てくる黒っぽい車両が興味深い。
あれ今、記念の旧塗装ということでリバイバル走行してる。

104 :この子の名無しのお祝いに:04/03/14 10:34 ID:tveEF39e
>>85
>それにしても、堕胎の現場に親族はおろか加山雄三まで駆けつけるとは・・

あれは司が官舎を引き払っていたので、病院にお金を届けに来たんでしょ。
転居先がまだ決まっていなかったから。

105 :この子の名無しのお祝いに:04/03/14 10:42 ID:zKf/oDZM
バッハハーイ
ケロヨーン!

今度、成瀬(とくに「乱れ雲」)ファンに向かって
そう挨拶してみようっと。

106 :.......:04/03/14 15:27 ID:iCqgi0jJ
>>96
 原節子、『慕情の人』(1961年)ちゅう映画で
三橋達也とチューしてました。この映画そのものは
正直いまひとつでしたが。その他の作品でもいくつか
キスシーンあるらしいですが未見。

107 :この子の名無しのお祝いに:04/03/14 19:29 ID:LoOMAD7A
>>103
『驟雨』は祖師谷大蔵だよね。
だったら成瀬の家というよりも東宝の撮影所が…

108 :この子の名無しのお祝いに:04/03/14 19:33 ID:/LziUegP
>ケロヨーン!
劇中の台詞?だとしたら詰めが甘い。
漏れが餓鬼の頃はケーロヨーン!と連呼してたぞよ。

109 :この子の名無しのお祝いに:04/03/14 19:59 ID:9iKNQj9K
「鰯雲」の舞台は当時ド田舎の厚木だったりする。

110 :この子の名無しのお祝いに:04/03/14 23:01 ID:DkzO4T2/
>>107
確か梅ヶ丘だったよ

111 :この子の名無しのお祝いに:04/03/15 00:24 ID:j4gOIyfI
>>110
梅ヶ丘も挙げておけば良かったかな?

ただ、確かに梅ヶ丘は駅が写っているんだけど、
祖師谷大蔵のロケの方がずっと多いと思うよ。家の周辺とかね。
商店街はどっちか分からないところも多いけど。


112 :この子の名無しのお祝いに:04/03/15 10:14 ID:dg79DxGO
 成瀬の映画では「鶴八鶴次郎」が一番よかった。今まで見た映画
(1100本くらい)の中でも3本の指に入る。不幸になることがわかって
いても、自分のルールは絶対にまげることのできない鶴次郎の不器用な性格
と美学に打たれた。

 「あらくれ」もよかった。_

113 :この子の名無しのお祝いに:04/03/15 10:57 ID:jBw/Izkc
「浮雲」で森雅之が戦後住んでた家はたしか代々木上原だったか。
それから、「乱れ雲」で司葉子が最初に住んでた官舎は
絶対経堂か千歳船橋のあたりのロケーションだと思う。

114 :この子の名無しのお祝いに:04/03/15 11:09 ID:SiBbDj79
>112
「鶴八鶴次郎」は山田五十鈴と長谷川一夫の不幸なすれ違いに終わる競演の
素晴らしさもさることながら、その芸を見守る周辺の描き方も素晴らしい。
劇場で演奏に聴き入る観客らの姿、表情を見ていると、当時の日本芸能に対する
一般民衆のレベルの高さに圧倒される。それはオペラに対するウィーンやミラノの人たちの
誇りと情熱と同じで、自国の芸能を慈しみ、育む聴衆の姿が垣間見えて感動させられるよ。

115 :この子の名無しのお祝いに:04/03/15 23:48 ID:VGfs/eAc
リュミエールが汽車の映像をスクリーンに写し出した時、
観客が汽車がやってくると勘違いして逃げ出したそうだけど、
長谷川が怒って、山田の家に乗り込んでくる時…俺逃げ出しそうになったぞ。
幾らなんでも顔塗りすぎだろ…コワヒヨ

116 :この子の名無しのお祝いに:04/03/16 01:52 ID:OsMwFGsn
この成瀬スレって映画論ぶちあげる香具師もいなくて良質の薫りがするよね。
やはり成瀬ファンって市井の一隅に生きるささやかな庶民を愛おしむ
心のきれいな人が多いんだろうか?

117 :この子の名無しのお祝いに:04/03/16 03:44 ID:fJfMLQpe
一番評価が高いのはやはり『浮き雲』なのだろうか?
個人的には『稲妻』『流れる』『女が階段を上る時』がベスト3です。
今はなき並木座で成瀬作品がかかる度にみにいってました。
後年、三百人劇場で特集される以前は、並木座だけが、成瀬作品を見れる唯一の場所だったような気がします。

118 :この子の名無しのお祝いに:04/03/16 04:05 ID:LjMxtuwK
ああ

119 :この子の名無しのお祝いに:04/03/16 05:20 ID:apP2rvj2
この前「乱れる」見てみたけど・・・めちゃくちゃつまらなかったよ。
成瀬の才能が乱れていると思った。

120 :この子の名無しのお祝いに:04/03/16 13:29 ID:fbr8mSqJ
>116
むしろブラックユーモアを解するオトナな人が多い気がする。

121 :この子の名無しのお祝いに:04/03/17 12:40 ID:CoXr7ID/
加山雄三ってけっこう波乱の多い人で、成瀬映画の悲惨な若大将の方が
地に近いかも。

122 :この子の名無しのお祝いに:04/03/17 13:01 ID:NrDybv8A
例えば、会社が倒産したり呆けてしまったり.....

123 :この子の名無しのお祝いに:04/03/17 22:04 ID:EUTD5LEH
カツラを付けて禿げを隠すのが成瀬的とは思えないが…

124 :この子の名無しのお祝いに:04/03/17 23:14 ID:7s45p5LS
「女の中にいる他人」で一人勝手に追いつめられていく
小林桂樹はもうほとんどギャグの域に達していると思うのだが。

125 :この子の名無しのお祝いに:04/03/17 23:31 ID:NrDybv8A
あれをギャグとみるか、せっぱ詰まった犯罪者の苦悩とみるか
は鑑賞者の自由だろうけど、でも「ギャグの域に達している」
と笑って見れるその余裕の態度にはちょっと嫉妬するね。

126 :この子の名無しのお祝いに:04/03/17 23:54 ID:vXnOuv2L
>>124
原作は知らないが、あれ、完全犯罪成立してるもんねえ。別に何の工作もして
いないのに、誰も主人公の小林を疑っていない。事実を知った三橋達也も許してしまうし。

自首を決意しなければ、ずっとあのままだったろうにねえ。清張モノはTVでも
しつこくリメイクされているけど、こういうのはやり辛いだろうねえ。

小細工をせずに成瀬の指示に従っただけなんだろうけど、小林の淡彩で繊細
な演技力は素晴らしいね。
小林ほどのキャリアと実力があれば、ついつい、余計なことをしたくなるだろうに。

127 :この子の名無しのお祝いに:04/03/18 00:00 ID:tmzorbeP
>>123
そうかな?
カツラ、金歯、水虫、質草・・・違和感ないけど。

128 :この子の名無しのお祝いに:04/03/18 00:01 ID:U0RyV8Iu
あれは変った題材だねえ。
三橋の妻の出番がほとんどないところなんか渋い作りだね。

129 :この子の名無しのお祝いに:04/03/18 00:57 ID:rTfqWzH6
>126 小林ほどのキャリアと実力があれば、ついつい、余計なことをしたくなるだろうに。

小林桂樹が余計なことをすると、成瀬監督からつかさず、

小林くん、これは社長シリーズじゃないんだから

って薄ら笑みをたたえながら注意されたそうな。
なんか笑える。


130 :小林桂樹:04/03/18 01:09 ID:U0RyV8Iu
>>129
笑い事じゃないよ!


131 :この子の名無しのお祝いに:04/03/18 13:26 ID:pq111E2J
『乱れる』と『乱れ雲』のクライマックスって似てる。
男が告白→ヒロイン拒否→思い直す→やっぱり無理

ただ『乱れる』の加山雄三はちょっと喋りすぎた感じ。
後のドラマはヒロイン側で起きてるから、男の告白なんて一度でいいと思う。

『乱れる』の完成度は『乱れ雲』ほど高くはないね。

132 :この子の名無しのお祝いに:04/03/18 14:07 ID:U0RyV8Iu
「乱れる」の加山雄三下手すぎるから。
加山雄三を想定して書いたんじゃないでしょ、あれ。

133 :この子の名無しのお祝いに:04/03/18 19:36 ID:3t2oiHaz
まぁ、「乱れる」で加山を使った経験の上で「乱れ雲」を作ってるんだから、
後者の方が完成度が高いのは当然。

134 :この子の名無しのお祝いに:04/03/18 23:30 ID:+L1Y+TmT
>>132
成瀬監督によるとあの役は加山雄三でなくてはダメだって。
『引き逃げ』の黒沢年男がやった役も、当初は加山が予定されていたらしい。

135 :この子の名無しのお祝いに:04/03/18 23:43 ID:U0RyV8Iu
>>134
それはどこで言ってたの?
高峰秀子は、会社の命令ってようなことを言ってないか?
「成瀬巳喜男演出術」で。

136 :この子の名無しのお祝いに:04/03/19 00:02 ID:Fxmoe62C
>>135
深夜放送の映画の解説。

あと『引き逃げ』の件は黒沢本人が話してた。
役がお坊ちゃん風じゃなかったから、自分の方が合ってたとか・・・

137 :この子の名無しのお祝いに:04/03/19 19:37 ID:TDssrwtE
成瀬は来年8月20日で生誕100年。
なにか大々的なイベントはないのだろうか、小津みたいな。
スザンヌ・シェアマンによれば、
89本のうち70本はフィルムが現存している筈。
東宝とNHKに懇願……。

138 :この子の名無しのお祝いに:04/03/20 01:25 ID:T811fBFk
>137 東宝とNHKに懇願……。
あと、初期作品は松竹にも懇願……。

蓮実重彦先生が小津のとき同様、
その政治力にものを言わせて何とかしてくれるでしょう。

139 :この子の名無しのお祝いに:04/03/20 12:41 ID:idm3+zBm
↑あのミダス王に頼るバカがいるのね

140 :この子の名無しのお祝いに:04/03/20 21:59 ID:T811fBFk
>139
あれ? 明らかに138は皮肉なのに。

141 :この子の名無しのお祝いに:04/03/21 11:34 ID:ESBziWl2
1000001010111001100000101101111110000010110001001001001111111010100101
1001111011100010010110011010001001111001101001000011101010100101101110
0101100000110110000010000011100000111000001110010011100000110110110010
0000111000101110000010110001011001011010100010100101011111101010001001
0110011010001101111011001001010101101001100000010100000100001101000010
1010000010111000101000001011000001100000101100010010000010111000001000
0010111001111000001010100010100000101011110110000010101000101000001011
100000100000101111000110000010101111101000000101000010

http://nickciske.com/tools/binary.php

142 :この子の名無しのお祝いに:04/03/21 12:15 ID:n3SmAtVE

「せめて日本映画専門チャンネルで未放映作品、
やってもらいたいもんだ。」

バイナリーデータの翻訳に成功せり。



143 :この子の名無しのお祝いに:04/03/22 11:51 ID:5FszbDW1
「浮雲」と「晩菊」の救いのないさまは耐え難いものがある。高峰秀子
の美しさと森雅之には絶大な存在感があるが「浮雲」がどうして日本映画
の金字塔といわれているのか理解ができなかった。
 この2本を見てから当分の間、嫌な気持ちが頭から消えなかった。見る
人間に、負のインパクトとはいえ、これほどの強い印象を残すのだから
やはり一流の監督なのだろうが・・・

144 :この子の名無しのお祝いに:04/03/22 16:34 ID:w8nZ773S
俺は笑っちゃうくらい面白かった

145 :この子の名無しのお祝いに:04/03/23 00:11 ID:pERjNclR
「晩菊」の望月優子の負のオーラは凄まじいものがある。

146 :この子の名無しのお祝いに:04/03/23 07:18 ID:g8L2ygne
D・V・D! D・V・D! 

147 :この子の名無しのお祝いに:04/03/23 15:10 ID:+OyIVL4v
どうして「晩菊」が救いがないのか?

あれを見て、女は強い生き物だ、男はかなわないと感動したぞ。

それとも見明凡太郎ファンかな?


148 :この子の名無しのお祝いに:04/03/24 01:16 ID:zWZo5gmL
>>147
何でも対立で考えないと気が済まないの?

149 :この子の名無しのお祝いに:04/03/26 23:47 ID:jae+1Kj6
やっぱなる瀬だな。

150 :この子の名無しのお祝いに:04/03/27 00:23 ID:YcQVNIqC
銀幕の女神たち 戦前日本映画黄金時代を彩った女優たち
ttp://www1.odn.ne.jp/~ccf10780/

...んのBBS、荒りゃりゃだな
ttp://mypage.odn.ne.jp/www/k/d/kd1040/bbs.html

なんか、ある意味ほのぼの。
(って当時者にしたらそうとも笑ってられないんだけど)


151 :この子の名無しのお祝いに:04/03/27 02:36 ID:MxCLtniB
最近、成瀬映画は小津映画よりは限りなく溝口映画に近い
とようやく思えるようになってきた。
その分、小津映画の完全無比な特異性までもが自ずと見えてきたわけだが。
そのことに気が付かなかったことが不覚といえば不覚だった。

152 :この子の名無しのお祝いに:04/03/27 02:41 ID:MxCLtniB
小津映画>溝口映画>成瀬映画>木下映画>黒澤映画>稲垣映画>今井映画>山田映画

153 :この子の名無しのお祝いに:04/03/27 03:42 ID:HGXKo+7I
>>151
限りなく、て
自分の言葉に酔ってます?

154 :この子の名無しのお祝いに:04/03/27 12:44 ID:CPnGWHM5
くだらん対比はやめれ。

155 :この子の名無しのお祝いに:04/03/27 13:53 ID:HGXKo+7I
「女の座」って登場人物が、物凄い人数だね。
良くあの時間に収まったねえ。成瀬はやっぱり職人芸の人だね。


156 :この子の名無しのお祝いに:04/03/27 17:29 ID:V01yivMr
>152
豊田四郎、新藤兼人、衣笠貞之助はどこに入りますか?

157 :この子の名無しのお祝いに:04/03/27 17:32 ID:HGXKo+7I
新藤兼人は裸の島在住ですので番外です。

158 :この子の名無しのお祝いに:04/03/27 21:28 ID:2NGRNB5y
「妻の心」見てきた
予想以上の秀作
小林桂樹と三船敏郎の対比がよい
成瀬の世界観に三船が入ってくるという趣向がおもしろい
やはり三船の押し出しは強烈
演技を抑えても三船だけ活劇のヒーローに見えてくる
でも嫌味じゃない、決してミスキャストではない

千秋実と中北千枝子の夫婦も文句のつけようがない
そして高峰秀子・小林桂樹。この夫婦を主役にシリーズもの作って
欲しいくらい。ハマリすぎ

159 :この子の名無しのお祝いに:04/03/28 05:20 ID:gp8F9ViR
>>158
桂樹と分かれて三船と一緒になればいいと思うんだけど、
一言でそれを止める桂樹の演技の説得力はさすがだと思う。

たぶん「乱れる」は桂樹を若作りして、
加山の役をやらせるつもりだったんじゃないでしょうか?


160 :この子の名無しのお祝いに:04/03/28 12:05 ID:TxEY7Vi8
「妻の心」でいちばん印象的だったのは、雨降りの茶屋で、
高峰と三船が言葉少なげに目線と顔の表情だけでお互いの
意思をやり取りし合うシーン。

161 :この子の名無しのお祝いに:04/03/28 12:19 ID:gp8F9ViR
>>160
三船 with 成瀬は、ああいうこっぱずかしくなるような演技も巧いね。
「石中先生行状記」とかね。この組合わせでもっと観たかったね。

162 :この子の名無しのお祝いに:04/03/30 22:09 ID:WQwemi1M
今フジでやってる新ニューヨーク恋物語のBGMが、「浮雲」のBGMぽくて笑った。
オマージュなんかな?

163 :この子の名無しのお祝いに:04/03/30 23:09 ID:PBnv3RbT
なんだかちょっとボルネオ風ですか?

164 :この子の名無しのお祝いに:04/03/31 10:31 ID:D6UMGyFN
>163
ワロタ

165 :この子の名無しのお祝いに:04/03/31 22:37 ID:Mx5UGmbJ
今日は「流れる」を見ました。いやぁ何度見ても素晴らしい。最高ですね。山田五十鈴カッコいい! 「ポン子、駄目よ、およそ行っちゃ」「ニャ〜」 ゙チン ツルツルツルツルツルツルツル゙

166 :この子の名無しのお祝いに:04/03/31 23:45 ID:MsKeoBn+
なんでDVDださないのかね・・・

167 :この子の名無しのお祝いに:04/04/01 11:58 ID:9rDYPolM
>>166
東宝は生誕百年の来年に出す模様。

168 :この子の名無しのお祝いに:04/04/01 12:21 ID:htx2Kvpe
>>165
山田五十鈴はいいんだけど、演ってる役のつや奴はひどいねえ。
女将なんか全く勤まらないよ。勝代となみ江賀したで揉めてるのに寝てんだもん…


169 :この子の名無しのお祝いに:04/04/01 19:02 ID:OgSMkbwD
>167
そうなん?
って東宝か…がめつい商売するんだろうなあ・・

170 :この子の名無しのお祝いに:04/04/01 22:12 ID:UFFtPfa7
たぶん1枚6800円とかのボッタクリ価格だろな

171 :この子の名無しのお祝いに:04/04/01 22:36 ID:htx2Kvpe
まあ、黒澤より高くはならないんじゃないか?

172 :この子の名無しのお祝いに:04/04/01 23:22 ID:mE+ut0s4
小津の映画だって税込み5040円だから
さすがに6800円って事はないだろう
一般人からしたらまだ小津の方が売れ線だろうし

173 :この子の名無しのお祝いに:04/04/02 04:39 ID:9+77EyRZ
>勝代となみ江賀したで揉めてるのに寝てんだもん…
多分、慢性の神経痛かなんかでへたばってたのではw
後に勝代に指摘される元来の気の弱さも影響してるのかも。
それでいて、芸者のウワマエは平気でピンハネする狡猾さも同時に持ち合わせてる
あたりが実に人間的でいいよ。
下の揉め事も多少気にはなるが、とりあえずは猫とマッサージでお茶濁しとくか、
みたいな、あーゆー何処か投げやりで厭世的な感じ、俺は好きだな。


174 :美人は得だ。:04/04/02 06:19 ID:S0ifUM8F
他にはさあ、妹とその娘を何にもしないのに住まわせといたりさ、
振った"先生"にお金に困って会いに行ったり、いきなり「お春さん」にしたり、
不細工とお金に困って会ってるくせに水野の女将さんが来たらいきなり逃げ出したり、
隣の人とおしゃべりしないでねって言ったり、お巡りさんにはやけに気を使ったり、
梨花を雇うのを決めた時のあの投げやりな応対…
山田五十鈴じゃなければ、無茶苦茶言われてるって。

賀原夏子は大したことしてないのに、メチャ嫌な姉って事になってるし。
あれいい人じゃん…

それから、高峰秀子と中北千枝子のバトルを入れて欲しかった…
「おばさんみたいな人、大っ嫌いッ!どういうのかしら」

で、田中絹代は登場する時キョロキョロしすぎな。
京マチ子と合わせて二大キョロキョロ女優やな、ほんと

175 :この子の名無しのお祝いに:04/04/02 11:08 ID:i5tfseHm
>>172
一部のマニア向けの「幻の湖」が税込み6300円だから東宝の場合は
売れ線かどうかはあまり関係なく高値でだす可能性はあると思う。
1枚3000円くらいなら助かるのだけどね。

176 :この子の名無しのお祝いに:04/04/02 11:36 ID:5KM4x2IN
>>175
幻の湖を出した後に東宝は税込み5040円に
なったんだよ、どの作品でも
でもまだ高いけどねえ
1500円ってのは無理だと思うけど
3000円代になればうれしい
でもネット通販だと4032円まで安くなる

177 :この子の名無しのお祝いに:04/04/02 23:46 ID:unVaWHGo
「流れる」ですが、田中絹代とならんで栗島すみ子は独特の声ですね。
艶があると言うか、ちょっとくぐもった感じ。
鈴を転がすような声ってああいう声を言うんでしょうか

178 :この子の名無しのお祝いに:04/04/03 00:40 ID:JN9LDdEx
栗島すみ子って、ミヤコ蝶々に声似てない?

179 :この子の名無しのお祝いに:04/04/03 16:23 ID:yWBeHxbe
「流れる」の栗島すみ子って、すごい威圧感がある。
彼女に全てを見透かされ怯えたような山田五十鈴の目線が、
余計にそれを際立たせてるように思う。

山田「おねえさん、あたし、ちょっと相談があるんですけど」
栗島「ああ、そう」→(ここが俺のつぼ)

180 :この子の名無しのお祝いに:04/04/03 22:29 ID:JN9LDdEx
>>179
> 栗島「ああ、そう」→(ここが俺のつぼ)

確かに(w

おれが気になっているのは、"先生"からの十万円。
始めは何も言わずに渡したけど、後から手切れ金だって言っているところ。
その後、何回も会うことを勧めているから、
始めてみた頃は、後から仲谷昇に聞いたのかなあ、と思っていた。
けど違うよね。あれ最初から全部知っててやってるね。
山田は後から手切れ金だったって言われても全然気づいてないけど。

しかしその十万円を鋸山にやってしまう山田って本当にダメダメ…
鋸山を車に乗せるところで、そのダメさ加減が激しく炸裂!

181 :この子の名無しのお祝いに:04/04/04 18:04 ID:GBF5AXxr
栗島すみ子は大女優にも拘わらず早くから撮影入りして、他の出演者が「先生より早く行かないと」となり、結局みんなで朝ご飯食べてるところに栗島先生が来て、「あんたたち何やってんのよ」っていうエピソードが好き。

182 :この子の名無しのお祝いに:04/04/04 22:12 ID:22GM36yW
最年少の岡田が部屋がなくて、髪結いの部屋で弁当を食っていたら、
「最近の女優は行儀が悪いわねえ〜」


183 :この子の名無しのお祝いに:04/04/07 19:57 ID:9xH7Vj5N
 栗島すみ子の上のエピソードはどこからの情報なのでしょうか?栗島すみ子
について書かれた本は、あまりないですよね。美人だから興味があるのに残念。
「女優事はじめ」と桝本喜年が書いた本ぐらいしか知りません。

 昨日「夜事の夢」を見てきましたが、それほど良くはなかった。「お嬢さん」
がどこかから発見されないかなあ・・・

184 :181:04/04/07 20:23 ID:13hbAG18
>>183 山田五十鈴のインタビューです。何の雑誌だったかは覚えてないです。

185 :この子の名無しのお祝いに:04/04/07 21:08 ID:RAANechJ
栗島すみ子って淀川長治が好きな女優だったんだよね。
「流れる」のセリフ合わせの時、栗島すみ子が共演の山田五十鈴らに「あ〜
ら皆さん今日は」と台本を持たずにやってきた。栗島すみ子はセリフを全部
覚えてきたのだ。そのプロ根性に山田五十鈴ら共演者は台本を机の下に隠し
自分達を恥ずかしく思ったという。

186 :183:04/04/07 22:32 ID:9xH7Vj5N
 181さんありがとうございます。

 栗島は、関東大震災で壊滅的な打撃を受けた中、自分を心配してかけ
つけた映画監督と結婚したんですよね。大震災の9ヵ月後に長男が生ま
れたという微笑ましいエピソードもある。

 それにしても、70近く年の離れた女性に対して恋心に似た感覚を抱
く自分が少々心配。

187 :この子の名無しのお祝いに:04/04/07 23:46 ID:3MeqFrTv
升本 喜年「人物・松竹映画史 蒲田の時代」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582282091/

188 :181:04/04/08 23:06 ID:Z+emrwCy
>>185 「女優 山田五十鈴」って本に、「栗島さんは、たった2時間でセリフも振付も覚えられてビックリしました」とあるし、舞台では、「三益(愛子)さんも森(光子)さんも出来上がったばかりのセリフをすぐに覚えられて…私はテロップで…」とあります。

189 :この子の名無しのお祝いに:04/04/09 21:26 ID:PaJUVU50
栗島すみ子は、成瀬監督のことを「ミキちゃん」って呼んでいたらしい。
田中絹代をはじめ、後輩の女優陣が、メークに手間取って栗島を待たせたら失礼だからと
朝早くから撮影所入りしたらいい。
それを見た栗島の一言「ミキちゃん、最近の撮影所は朝が早いのねぇ」

190 :この子の名無しのお祝いに:04/04/09 23:03 ID:Hu0N49/e
栗島すみ子の話題から外れてしまうけど(ゴメン)
中北千枝子って田中友幸(東宝の怪物プロデューサー)の奥方だったんですね。
てっきり日生(日本生命)のおばちゃんかと思ってたんだけど。

191 :この子の名無しのお祝いに:04/04/09 23:12 ID:vHRm0SMW
>>189
隣りに座って髪結いするのを避けるためとの情報もあり。
当然岡田が一番最初。

>>190
なわけないだろ。> 日生

192 :この子の名無しのお祝いに:04/04/10 21:37 ID:x2sN44iP
「女の中にいる他人」見てきたけど、ヒドイ映画だった(以下ネタバレ込みでカンソ)

三橋達也が、友人(小林桂樹)に「女房を殺したのは私だ」と告白されると、
「バカヤロッ」ビシバシッ
2、3回殴ったら「忘れろ」それで終わり。
ハアーッ?????
妻寝取られた挙句に殺された男の反応か?しかも警察にも通報しない
三橋と小林がそれほどまでに深い友情関係だというのだろうか?それならもっと
その友情模様を具体的に描写しないと分からんわ。これじゃ妻殺されてもなんとも
感じないタダの薄情野郎にしか見えない
犯人夫妻の描写も説得力皆無。小林が渋面作れば作るほど、新珠が目ん玉グリグリ
動かせば動かすほど、「こいつら本気で悩んでるんか?」と首を傾げてしまう。
殺人を犯した者の苦悩ってこんなもんか?夫に裏切られ、しかも人殺しまで犯された
妻の反応ってのこの程度なんか?とにかく脚本がひどい。この脚本じゃ演者が一生懸命
やればやるほど空回りしてバカらしくなってくる
新珠はなぜ夫を殺す決意をしたのか?今の生活環境を守るため事実を闇に葬るということなら、
もっとエゴイズムを強調しなきゃならんだろう。夫の名誉を失わせるのが忍びなかったと
いうことなら、もっとそこに至る過程、哲学的に緻密な心理描写がないと、ただの基地外
の突発的な行動としか映らない。ラスト5、6分でケリをつけられるような問題じゃない
成瀬の作品全部見てるわけじゃないが、この作品は恐らく最駄作の部類。
百点満点中で、10点以下だね

193 :この子の名無しのお祝いに:04/04/10 22:14 ID:YAujVSy0
>>192
奔放な女で三橋は持て余してたんだね。
小林に惚れているわけではなくて、隣の旦那に手を出すような女。

> 今の生活環境を守るため事実を闇に葬るということなら、

それ以外の理由は皆無だわな。

194 :この子の名無しのお祝いに:04/04/11 09:33 ID:azovjyPj
「鶴八鶴次郎」と「秋立ちぬ」観てきました。
芸道ものとしては、「歌行燈」のほうがいいように感じましたが、
山田五十鈴は非常にかわいい。「秋立ちぬ」はやはり上手いですね。
八百屋のお兄さんがいい。

195 :この子の名無しのお祝いに:04/04/11 11:08 ID:Q6bKaqxS
夏木陽介は「女の座」もよかったな。


196 :この子の名無しのお祝いに:04/04/11 18:31 ID:W7uKaCRb
>195
小林桂樹営む中華料理店に乗り込んで、留守をいいことに手馴れた手つきで
ラーメンをこさえて自分で食べるシーン。
あまりに手馴れてるんでワロタ。

197 :この子の名無しのお祝いに:04/04/11 22:00 ID:RO3uZUN/
「秋立ちぬ」の子役(女の子)のセリフ棒読みはアリですか?

198 :この子の名無しのお祝いに:04/04/11 22:46 ID:azovjyPj
棒読みだからこそ、お妾さんの娘が大人がうやむやにしている
部分をばしばし言っているところが活きてくる、というのは安
直な見方か? しかし、乙羽信子が加東大介に言いくるめられ
て、子ども捨てて逃げてくというのは、いいねえ。

199 :この子の名無しのお祝いに:04/04/11 23:02 ID:Q6bKaqxS
ああいう女の子いるじゃない。
小さい時から人に見られることを意識して全てが演技のような女の子。

>>197
加東大介は「女が階段を上る時」で結婚詐欺(w
しかし乙羽信子は何でもこなすねえ。
登場場面の人の良さそうな感じからは、
子供捨てて逃げるとは想像も出来ないが。

200 :この子の名無しのお祝いに:04/04/11 23:46 ID:jw3ySA9l
「秋立ちぬ」の主役の男の子はいいねえ。演技が自然で。
大沢ナントカだっけ?

201 :この子の名無しのお祝いに:04/04/12 02:27 ID:lRjliGEd
大沢健三郎
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0255410.htm

「妻として女として」「女の座」の役もいいのう。

202 :この子の名無しのお祝いに:04/04/16 01:31 ID:P8v5MXm3
『成瀬巳喜男の設計―美術監督は回想する』(リュミエール叢書:筑摩書房)
中古 智 (著), 蓮實 重彦 (著)

今、上記の本読んでるけど、とても面白いね。
映画に登場してくる庶民の家が実は成瀬監督自身の家がモデルだったこととか
晩年、キャメラマンが玉井正夫から安本淳に代わった経緯、藤本真澄プロデューサー
との確執等々、美術担当の中古智が洗いざらい語ってくれてる。
内容は以下を参照。
目次
成瀬巳喜男との再会
『巴里の屋根の下』を見て映画をやろうと決意しました
PCL美術部が出来るまで
経済主義的な東宝路線を築いた北猛夫
久保一雄・山崎醇之助の仕事
美術監督としてのデビュー
セットにおける装置家の仕事
『めし』について
『山の音』について
『浮雲』について
『ゴジラ』から『大番』シリーズのころ
最後の成瀬巳喜男
中古智美術監督作品目録
成瀬巳喜男監督作品目録


203 :この子の名無しのお祝いに:04/04/16 07:39 ID:UwdSANZb
成瀬と仕事した人もどんどん減っていくから、
大学のゼミなんかで証言を集めてくれないかねえ。

成瀬が死んだと信じたくない高峰秀子は、
これまで以上の話はしてくれないんだろうか…

204 :この子の名無しのお祝いに:04/04/17 03:28 ID:m9f0QKC1
>>203
正統な弟子を自認している石井輝男先生がまだ大健在だ。

205 :この子の名無しのお祝いに:04/04/17 12:02 ID:rVi67seL
>>204
(((( ;゚Д゚)))

206 :この子の名無しのお祝いに:04/04/17 12:33 ID:regFhKPc
<妻よ薔薇のように>見ました。主演の千葉早智子はとてもかわいいですね。
彼女は戦後女優を引退した後会員制の料理屋を始め、五島昇やGHQの幹部な
ど錚々たるメンバーが常連となり大成功したそうだが、彼女の魅力ではあり
える話しだなと思いました。

彼女がヒッチハイクをするシーンは成瀬の映画の中でも一番素晴らしいシー
ンではないでしょうか。

その他にも名シーンは<歌行灯>で森の中で振り付けを教えるシーンや、<山
の音>の最後の別れのシーンなどゆっくり考えればまだまだ色々ありそうです
が。・・・

 監督が女優に惚れて映画を撮ると、画面に明らかな艶がでるという話しを
聞いたことがありますが、初めて見ていてそれがわかりました。

 みなさんは、この監督は女優に惚れているな、と感じたことはありますか?


207 :この子の名無しのお祝いに:04/04/23 01:17 ID:Ht7QhJmI
「秋立ちぬ」の乙羽の仕事は一体何よ?

あれは体を売っているのか売っていないのか?
売っているとしたら宿も承知のことなのか?
承知なだけじゃなくて、抜いているのか?

単なる仲居ってことはなさそうなもてなしなんだが。

「稲妻」に出てくる温泉マークはどうよ?

208 :この子の名無しのお祝いに:04/04/23 01:18 ID:Ht7QhJmI
成瀬は道玄坂界隈で飲んでいたらしいから、
当時の売春事情は詳しいと思うのだが…

209 :この子の名無しのお祝いに:04/04/23 19:07 ID:SsmfW+yO
>208
成瀬は私娼よりは花柳界に詳しいんじゃないかな
「流れる」みたいな世界
私娼は「赤線地帯」の溝口の方が詳しい

210 :この子の名無しのお祝いに:04/04/24 02:30 ID:HacgY2jm
成瀬は、花柳界なんか縁のない人だよ。
一人で冷や奴食べながら飲む人。
たとえ描くとしても、自らの企画であれば、『晩菊』のようになってしまう。



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