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ハードボイルドDTP 北方謙三風スレ

1 :ハード簿胃蔵:03/02/26 21:00
その男は何も言わずにやってきた。
仕立ての良いスーツに細い碧のネクタイ。
再校紙を握りしめ、こっちに向かってあるいてくる。
鼻につく香水の臭いがあたりをつつんだ。
俺も何も言わずに再校紙を手に取り、
ビンテージのデュポンで煙草に火を付けた。
「行間が気にくわないらしい」
彼は吐き捨てるように言った。
再々校か…。
3日続きの徹夜で風呂にも入っておらず
香水と体臭が入り交じり頭が真っ白になってきた…

2 :氏名トルツメ:03/02/26 22:54
オレの中の獣が動き出した。友との約束を守るために。
「責了で出しちまえよ」




3 :氏名トルツメ:03/03/02 18:57
とりあえずソープ逝け。

4 :山崎渉:03/03/13 14:35
(^^)

5 :山崎渉:03/04/17 09:49
(^^)

6 :山崎渉:03/04/20 04:08
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

7 :山崎渉:03/05/22 00:36
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

8 :氏名トルツメ:03/05/25 21:10
きゃは

9 :山崎渉:03/05/28 14:41
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

10 :山崎 渉:03/07/12 12:27

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

11 :山崎 渉:03/07/15 13:09

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

12 :山崎 渉:03/08/15 19:37
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

13 :氏名トルツメ:04/01/30 09:11
test

14 :氏名トルツメ:04/02/18 14:34
応援age

15 :氏名トルツメ:04/02/18 15:34
イイ♪

16 :氏名トルツメ:04/03/21 00:47
しばしの沈黙が流れた。
彼は小さくため息をついて言った。
「明日の朝までに再々校を頼む」。
指に挟んだままの煙草から、長い灰がぽとりと校正紙の上に落ちた。
俺は低い声で答えた。
「…分かったよ」。


17 :氏名トルツメ:04/03/21 00:56
男は小さく頷いた。
「恩にきるよ」。
俺は校正紙を見つめたまま言った。
「さあ、仕事にかかるか。悪いが、集中したいんだ」。
男の肩がぴくりとしたのを気配で感じとった俺は、顔をあげて言った。
「出て行ってくれ」。

18 :氏名トルツメ:04/03/22 18:38
「すまない」。
男はつぶやくように言った。
「じゃあ、明日の朝、またくるから」。

そのとき俺は重大な問題に気がついた。
「あ、出て行く前に一つだけ教えてくれないか」。
「ああ、もちろん何でも聞いてくれ」。
「どうして鍵括弧の右側に句読点があるんだ?」。

19 :氏名トルツメ:04/03/23 01:03
 男が去ってから何時間たっだろうか。
灰皿は吸い殻でいっぱいだった。
妙に冴えた頭で、俺は版下と向き合っていた。
透明なフィルムの切れ端をピンセットでそっと挟みながら、
俺は考えるともなく考えはじめていた。
それは、先月別れたばかりの女のことだった。

20 :氏名トルツメ:04/03/26 00:41
カウンターに座り、俺は言っていた。
「並」
すでに、牛丼ではない。
豚肉である。
「玉」
セットは、注文しない、味噌汁とおしんこがいらないからだ。
腹に詰め込むだけの食事。
いつもこんなものだった。


21 :氏名トルツメ:04/03/26 11:26
豚丼になってからつゆだくはやめた。
味が薄すぎるからだ。
俺は卵を入れ、紅生姜を山盛りに載せると、しょうゆをたっぷりかけてかき混ぜた。

22 :氏名トルツメ:04/04/25 06:58
孤独はもういや

23 :氏名トルツメ:04/05/07 18:17
七味に手をのばした俺の手と重なった手があった。
やわらかく白い手のひらの感触に驚いた俺は
その手の主を見つめると、女はちょっとはにかんだように
手をひっこめた。
「お先にどうぞ」。
少し赤らんだ頬はまるで紅ショウガのようだった。

それが彼女との出合いであった。

24 :氏名トルツメ:04/05/07 22:44
「M100のY40…いや特色のDIC79ってとこか…」と
彼女の頬の赤らみを見て、色指定をつぶやく俺だった。

「あら、デザイナーの方なんですか?」
女は、パッと顔が輝いたように、こちらを見つめた。

25 :氏名トルツメ:04/05/07 22:46
その夜、俺達はレインボーブリッジの見渡せるシティーホテルで
一夜をすごした。

再々校はどうしたかって?
野暮なこと聞くんじゃねーよ…。

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